呼び出し

※ここは果林sideでいきます


誠が呼び出された後私も先生に呼ばれていた。

(でも・・・今行ったら凛ちゃん1人になってしまうよな・・・どうしよ・・・・・・)

なんて考えてたらさ凛ちゃんが

「行ってきなよ。少しくらいなら1人でも大丈夫だから。そんなに心配しなくても誠もすぐ帰ってくるって!」

そう凛ちゃんが言うから私は行ったんだ。

「先生話ってなんですか?」


私が聞いたら先生は

「え?西谷!?なんでここに!先生は呼んでないが・・・」

え!?どう言うこと!先生が呼んでるって言ってたから私、凛ちゃんを置いてきてまで来たのになんで用事ないとか言うのさ!!

「じゃあなんで私を呼んだんですか?」

先生は間抜けな顔をしている。

そんなのこっちがなりたいくらいだよ!

「いや、だから俺は西谷を呼んでないから。というか誰も呼んでないんだけど・・・」

はい!?もうわけんからない!

「え?でもクラスの子が先生が呼んでるから早く行ってきなって言ってたんですよ?」

そうだよ!でないと私ここに来てないもん!

「俺は誰にも話してないよ」

先生の話はどうも本当らしく・・・・・・

なんて考えていたら私は1つ思い当たるふしがあった。誠が呼び出されて私も嘘で呼ばれた。

つまり・・・凛ちゃんが危ない!!!!

やっぱり誠が帰って来るまで待っていたらよかった。それだったら凛ちゃんを1人にする事なんて無かったのに・・・

私は先生に“失礼しました”とだけ言い残してその場を足早に去った。

そして、嫌な予感が当たらないように祈りながら教室に戻った。

既に誠が居た。私はどうも様子がおかしいと思っていた。そして、、、

そこには誠以外誰も居なかった。

つまり、果林の嫌な予感が的中したのだ。

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