第八十五話:事後推理
「……話に聞いた通りの棒口調やのう、俺ぁ小学生の音読会聞きに来たんかい。んん?」
男────清道の第一声は、そんなあからさまな挑発の意を込めた、獰猛な口文句だった。
彼は一挙動一単語の節々に、強い自信を振りまいていて、まさにビクともしない巨木を前にしているかのような重圧感があった。
一般人という括りに紛れこめない、堂々とした威風。
今や日本で、名前が上がらない日がないと言っても過言ではない程の大企業、『大宮コンツェルン』の社長。
わずか十年弱の急成長で、現在の立場を盤石のものとし、敵味方一切を問わず利用価値のあるもの全てを取り込む手腕はメディアでも頻繁に取り沙汰されている、まさに新進気鋭の資本家であった。
「なあ嬢ちゃん、そりゃ頭でっかちの悪癖だぜ。話し合いってのは機械とするもんじゃねえ。人が人と話すんだ、本音で語る奴はもちろん二流だが、そんな人間味もロクに見せねえようじゃあそれ以下よ」
「…………」
「まあ、とはいえ」
大きな口を横に歪めさせ、こう続けた。
「そこまで無機質だと逆に面白え。気楽な分下手な一流よりよっぽどマシってもんだ」
その捻くれた言葉を聞いて初めて、それが笑っているのだと細波と祈は気付いた。無理もない、それはまるで獣が歯を剥いたようだったのだ。
清道は、どっかと音を立てて、祈達の席にその大柄な身体を下ろした。
ちょうど、細波が頼んだコーヒーとサンドイッチを持ってきたウェイトレスに、新たに注文をつけた。
そして喉が渇いていたとばかりに、まだ熱いはずのカップをぐいと豪快に呷る。
「……俺の十分間ってのはな、従業員数十人が路頭に迷うかどうかの瀬戸際なんだわ」
かと思うと唐突に、そんな一連の所作の後、清道はこう口火を切った。
どう反応すべきかと顔を見合わせる二人に構わず、さらに話を続けていく。
「大袈裟な話じゃねえ。俺が長いこといねえと、ウチのもんが大勢困ることになっちまう。俺の時間は、まさに金のなる木よ。このご時世で、何ともありがたいこった」
それは、社長である自分の身の上を語る言葉であった。その角張った肩をすくめ、軽口を投げかける表情は仕草とは対照的に硬い仏頂面であったが。
「俺ぁな、家族と俺にとって価値のあるもの以外に時間を割かない主義でよ。……ただ最近は、やれテレビの早押しクイズだのやれ政界からの打診だの、有名になればなる程、望んでもねえ価値の無い時間は増えてくばかりだがな」
細波には、清道のその意図が読めず、曖昧に頷いていた。
だが、その横で祈は、改めて背筋を伸ばす。
彼女は気付いていた。その清道の言葉が、彼なりの『自己紹介』であるのだということを。
「さて────なあ、柳月」
その一瞬……身構えていなければ思わずたじろいでしまったであろうほんの一瞬、その瞳に強い力が彩った。
「お前の話は、この俺にとって価値あるもんか? それとも否か? ……直々に見定めてやんよ」
静かな言葉にのしかかる重み。
巧みな話術で、組み立てられた
────なるほど、先の話し合いに関する高説は、こういうことか。
────これが、口先一つで日本でもトップクラスの大企業の長としてのし上がったやり手、大宮清道……。
そして今、そんな彼が、真正面から『柳月祈の価値』を試してやると、そう言っているのだ。
「……分かりました」
経験の無さを指摘されることは何度かあった。
頭で描く空論だけではまかり通らない時の無力さも味わった。
これからを考え、そしてムゲンループの謎を紐解く上で、その経験が必要だと痛感した。それこそが、清道と会う目的の一つだった。
「お話しします。この世界を取り巻く現状と、これまであったこと、そして────清上で起こった『あの日』の出来事の、その『片面』を」
祈は、目の前の手練れに胸を借りる心持ちで、彼女の知る限りを話し始めた。
◆◆◆
「今日は楽しかったですねー!」
日の沈む速度がめっきり早くなってきた夕刻。
夕平、暁に快活に笑いかけるのは、振り向きつつ二人の前を歩く琴羽だった。
「夕平先輩、ノリノリで色んなジャンルの歌を歌ってるのに、音程外れ過ぎてて笑っちゃいましたよ〜」
「えっ、嘘っ!?」
「味は、あるよね、うん。個性的だし、元気だし……ね?」
「いやそれ何も褒めてねえ!」
学校からの帰り道、寄ったカラオケでのことに、三人の会話の内容は寄せられていた。
「逆に暁先輩は、夕平先輩と違ってあんまり歌ってなかったのに上手でしたよ! 声がとっても澄んでて綺麗なんですよね〜」
「そんな、琴羽ちゃんの方がずっと上手だったよ。ビックリしちゃった」
「あはは、持ち歌がいくつかあるだけですよー。引きこもってるとやることなくって暇で暇で」
「え、えと、それ笑って言うことなの……?」
姦しい女子二人が会話に花を咲かせているのをよそに、少しふてくされた様子の夕平。
これが、最近彼ら三人がよく見せる光景だった。ウマが合ったのか、仲は良好で、身を寄せ合うようにして彼らはよく行動を共にした。
身を寄せ合う……とは、あるいは違うかもしれない。仲が良好になるよう『歩み寄っている』、とした方がまた正確かもしれない。
そうすることで、お互いの何かを補うかのように。
そしてそんな彼らには────もう一人、共通の友人がいた。話は自然と、今いないもう一人の話に移行する。
「そ、そう言えばいのりちゃん、今日は来れなくて残念だったね」
ふと、話を変えた暁がそう言う。
柳月祈。四人の中で一番年下であり、そしてこの場の三人とは別の私立、清上学園に所属している。
頭脳明晰で、中学入試においては県内外の並み居る神童と呼ばれた子供達とも明確な差をつけてトップ入学をした少女。類い稀な才能をありありと見せ、中等部の生徒会長にも任命されていた。
中学生である身ながら、忙しいことが多く、また違う学校であることもあってか、彼ら三人と共に過ごす時間は自然と少なかった。
「用事があるんです、って言ってましたよ。しかも、かなり大事みたいで」
「へぇー」
「まあでも、カラオケであの子が歌ったりするところ、想像もつきませんけどねー。あはは」
琴羽がカラカラと笑う。既に立ち直った夕平が、話に割って入ってこう尋ねた。
「琴羽ちゃんは、いのりちゃんとよくつるんでるよな。仲良いのか?」
夕平は前から、明るく人懐っこい琴羽と、無感情で悪く言えば愛想の悪い祈が親しくしていることを意外に思っていた。
しかしむしろ、祈がまるで一切喋らなくとも琴羽から積極的に話し掛けていて、時に彼女が一人芝居でもしているかのように映ったものだ。
「うーん、まあ気心? 知れてますから」
「なんか、えらく曖昧だなあ」
「ふふふ、乙女の秘密ですよー」
「乙女ぇ? はっは、俺の近くにはどっこにも見えねーなーそんなん」
「むっかー!! ちょっと、いくら何でも失礼ですよ夕平先輩!?」
「あの、それ私にも飛び火してない? その発言は聞き捨てならないよ夕平?」
和気あいあいと、三人は仲良く歩き、通り過ぎていく。
それ故、この瞬間のニアミスに気付けなかった。
話にあった四人目────祈が、そのちょうど通り過ぎた喫茶店の中に居ることなど。
◆◆◆
何時とも知れない二〇一二年四月一日、突然その現象は起こった。
原因も理論も不明。一定の日時である二〇一三年『四月一日』に行き着いた途端、時間が巻き戻る。
二〇一二年四月一日から二〇一三年三月三十一日の一年間を繰り返し、それまであったことはリセットされる。例えそれが、人の生き死にであろうと。
あらゆる人間の活動は、それが延々とした繰り返しであると理解することもなく、まるで精密な機械のように同じことをループする。
そう、それならば本来、ループ現象は観測されることの無い現象だった。機械であってもその兆候すら捉えられない時間の繰り返しを、何処の誰が気にするだろうか。
対策も打てず、危機意識も持てず、世界は決まりきった一年を過ごし、二〇一三年の四月一日を迎えることが無くなった。
このまま人類は、永遠に終わらない破滅を受け入れるかと思われた。
だが、そうはならなかった。
ごく限られた人間に────この現象を認知出来る者が現れたのだ。
ある者は、この現象を『ムゲンループ』と呼び、そして自分達を『住人』と呼んだ。
住人とされる人間は、ループするまでの記憶の保持────つまり時間が繰り返されたという事実を知ることが出来、そしてその前提のもとには、二つのルールが導き出されている。
そのうち一つは、住人にはムゲンループという決まった時間を自由に動くことが出来ること。
ムゲンループが決まった時間と称されるのは、一年という期間における原因と結果が既に運命付けられているからであるが、その住人というのはこの『例外』にあたる。
因果律────定められた出来事に縛られず、ムゲンループに『生き』ながら、ムゲンループの力に対抗しうる存在。
それが、祈達ムゲンループの住人である。
だがしかし、彼らも完全に自由ではない。
前述のルールのもう一つに、その住人が殺した
因果律の無視、及び破壊。その権利に対する代償か、はたまた枷か。
しかしそれは、『ムゲンループで繰り返される原因と結果に介入することが出来る』ことを意味し、生きるはずの人間を真に殺すことが可能であらば、逆に死ぬはずの人間を生かすことも可能である。
────それこそが、『あの日』で起きた事の所以、語るに欠かせないバックグラウンドでもあった。
◆◆◆
「馬鹿にしてんのか」
祈が、この現状とムゲンループについてあらかたを語り終えようとしていると、清道が遠慮の無い顰め面でその話の締めを迎えた。
話の内容は、あまりに荒唐無稽。突然話されて理解しろというのが本来無理な話だ。
これがファンタジーやSFものの創作物の内容としても、お粗末と鼻で笑われて然るべき与太話でしかない。
そんな祈の話を、細波は恐々と聞いていた。
清道の性格は知っている。彼は、時に苛烈に下に当たり、自分にとって害と為す者は身内であろうとなかろうと冷酷に排除する。
敵とされる人間を何人も蹴散らし、あらゆる手を使って猛進してきた彼には、容赦という言葉は無い。その清道が、祈のことを気に入らなかったら果たしてどうなることか。
「……と、本来ならここで怒鳴りつけてやるところだったんだが」
だが、そんな彼の考えが、思った以上の杞憂に終わり────いや、続きの話の内容にそれどころではなかった。
「やはり、ご存知だったのですね。ムゲンループについて」
「まあ、そんなもんがあるってくらいはな」
祈の問い掛けに、清道はあっさりと頷いたのだ。
────ムゲンループの存在を知っている、と。これには細波も内心で驚いたが、驚愕はそれでは終わらない。
「だが、何故俺に行き着いた? 確かに俺はその話に心当たりがある、が、お前と俺は初対面だ。その話を何故信じると思った? それとも、お前とは以前のループで会っていたか?」
「いえ、お会いしたのは正真正銘これが初めてです。しかし、だからこそ私は貴方に行き着いた」
「……根拠があるってか。聞かせてみろ」
「……セリオ、と名乗った男性が私の前に現れました」
祈は間をおいて、少し温くなったコーヒーに口をつけると、こう切り出す。
「そして、桧作先輩……私の友人の一人が、その人と外見的特徴がよく似た人物と会っています。金髪で、短く髭を伸ばした壮年男性────それらはどちらも今から数か月ほど前のことでした」
「……それが何だってんだ? 話がよく見えねえが」
だが、祈はその声が届かなかったのかとばかりに、平然と話の脈絡を絶やす。
見据える瞳は揺るぎなく、苛烈とされる清道に相対する凛とした涼しげなものであった。
「人づてからですが、お聞きしました。先日、清上祭にお越し下さったそうですね」
細波は、自分が既にこの場に置いて行かれていることに気付いていた。
向かいに腰掛ける清道の眉が、何かに気付いたかのようにぐんと持ち上がったのを見たから。
一対一で構える、幼い天才と日本の鬼才の静かな渡り合いを、見ていることしか出来ないと、本能が察していた。
「ですが、これまでのループで、大宮社長が清上祭を訪れたことはありません。これまでのループで、セリオさんにお会いしたことはありません。これらは、偶然で済むべき話でしょうか? 私には、お二人が『あの日』起こることを知っていて、そのために集まったかようにしか」
「…………」
「ハッキリ言いましょう。セリオさんがムゲンループの住人だったならば、辻褄が合います。そして大宮社長、貴方と彼は協力者の関係にあるのではありませんか? 清上祭に訪れたのも、最終調整のための彼の指示だった……違いますか」
『あの日』────清上学園は、とある化け物達の殺し合いの舞台だった。
両雄互いに血を流し、哮けり合い、命で命を削り合う死闘。それだけのための戦域であり、そこに教育機関という表向きの姿はなかった。
しかし、その爪痕が世間に公になることは、ついぞなかった。
当時夏季封鎖されていた清上学園が、封鎖が解かれその関係者達の目にさらされた時には、何事もなかったかのようにそこにあった。飛び散った血生臭さも、爆発で吹き飛んだ窓ガラスも、硝煙を纏う薬莢も、そこには一切見受けられなかった。
まるで、夢のように────その『当事者』達の記憶にだけ、忘れられない禍根を残しながら。
祈も細波もまた、その『当事者』であり、そして。
「元学校関係者であり、現在日本が誇る権力者である貴方なら、揉み消しも容易いでしょう」
祈は、静かに告げた。
自分達とは別の場所、別のところにいた『当事者』に、その小さな手の人差し指を突きつけて。
「────貴方がたが、『あの日』の全てを裏で糸を引き、管理していた
柳月祈は、『あの日』以来ずっと考え続けていた。
過ぎていく日常の中で、ずっと。それは他の友人達もそうだろう。
自分達の身に何が起こったのか、どのような思惑が自分達に切迫していたのか。
そして今、そうした思いの唯一の行き場でもあった祈の推理は、一つの結論を得た。
それはあたかも、この日常から姿を消した『彼』の姿を、追いかけるかのように。
いなくなった者に、懸命に手を伸ばすかのように。
「……なるほど、なるほどなるほど」
清道が、くっくと喉を鳴らした。
「よくもまあ、たったそんだけのことでここまで頭が回るもんだ。面白いやっちゃな、嬢ちゃん」
そして先ほどの、口をびりびりと裂くかのような笑みを浮かべる。
その言葉は、祈の推理が正しいと認めているも同然であった。
「しかしまあ、共謀者ときたもんだ。大した言われようだな、おい」
「違うのですか」
「いんや? そりゃお前らからしてみれば、そう言われても仕方ねえやな」
喉奥からの笑い声は止まったものの、清道の目は、まだ何かしらの含みがある笑みの色を湛えていた。
「……組織ってのは、いつも真っ正直な方法で回るとは限らんのさ。マスコミからはやれ虎だの蛇だの、わしゃ動物かツッコみたくなるようなことは散々言われてきた。実際、人様に大っぴらに語れないようなことだって時にはやってきた。奴と知り合ったのも、そんな『語れないこと』の一つよ」
ここからはオフレコで頼むぜ、と付け加え、清道はテーブルに置かれていたサンドイッチに手を付けた。
言われなくとも、と祈達は揃って頷いた。
それまでの硬派な態度と比較して、かなり柔和な態度と口調で口を動かす清道。
あるいはこれが本来の、一商売人としての彼の話し方なのかもしれない。
それを引き出したということはつまり、清道からすれば『合格』────祈にとっては大成功であると、一口にそう言っても過言ではなかった。
「俺がそんな違法スレスレを生きているとすれば、奴は合法スレスレを生きる男だ。お互いその境界に近いせいか、嬉しかねえが縁はある」
そんな彼は、サンドイッチを食べきり、何かの合図のように空いた手の人差指でテーブル二、三度叩いた。
そしてふと声のトーンを落とし、身を乗り出し、静かな声音で祈と細波にこう続けた。
まるで、内緒話をするかのように。
「……そのセリオってのは、おそらく偽名だろう。と言うより、あいつの数ある顔のうちのたった一つに過ぎん」
潜まった声は、それまで声の大きかった清道には似つかわしくなく、店のBGMに掻き消されそうなほどだった。
「────奴の最も大きな肩書きの名前は、マクシミリアン。イギリスマフィア、ネブリナファミリーの親分だ」
真剣な面持ちが、その言葉一つ以上のことを雄弁に語っている。
「…………」
細波、そして祈も、生唾を飲むのを抑えられなかった。
事の重大さは覚悟していたはずでも、やはりすぐに『はいそうですか』と受け止められる話ではない。人間が作った、暴力と犯罪が蔓延る別世界を相手に、この世界の現状について、ムゲンループについて知っているからどうだと言うのだろう。
所詮、何の力もない一人の人間である彼らに手が届く領域ではなく、為す術など一切ない。
「……マクシミリアンさんに、私がお会いすることはできますか」
細波が見張った眼をこちらにばっと向ける。
馬鹿なこととは承知の上で、それでも祈は、そう口に出さざるを得なかった。
その賢明な頭脳が、そこに、自分の求めているものがあるとどうしようもなく確信していたから。
「無理だ」
案の定、祈の提案はバッサリと切り捨てられる。
「俺はお前が気に入ったから忠告してやるがな、んなこと考えんのは自殺志願者か禁パチ中に目に入った新台に突っ込むアホぐらいのモンだ」
「…………」
「何を焦ってやがる。少し落ち着けよ」
それに、と一つ挟んでから、ポツリと呟いた。
「ま、ネブリナの現状からして……今はそれどころじゃねえだろうしな……」
「……それは、どう言う────?」
と、その時。
突然、軽快な音楽が鳴り響く。五十年近い歴史を有する某有名大喜利番組に流れるテーマソングだった。
「ちょいと失敬」
どうやら清道の電話からの着信音だったらしく、ズボンのポケットを漁り、通話を繋げた。
謎のセンスにある意味今日一番戸惑いを隠せない二人をよそに、清道は電話の向こうに声を発した。
「……俺だ。
二、三の受け答えを経た後────
「……ああ?」
顰めた眉が、細波、それから祈に向けられた。
電話口を離し、そして清道は告げた。
「────……トラブルだ。柳月、お前がついさっき言った『お友達』が面倒に巻き込まれたらしい」
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