第五十六話:清上祭・その一

 少しややこしくなった現状を、ここで整理してみる。


 まず一つ、俺と桜季は今は完全に敵対関係にある。

 これはもはやムゲンループがどうこうの問題ではなく、俺達の人間関係そのものが最悪以上に崩壊している。まあもともと友好的であったかどうかと問われれば、甚だ疑問だが。

 今はただ、舞台が整うのをお互いに待っている状態。一触即発、危機一髪、殺伐、険悪、空気がピリピリしている等々……とにかく言葉では言い表せない。

 

 そしてイギリスから帰ってきた後に、細波による熱心な調査記録を見ても、俺が直々にチェスで挑んでも、桜季には一つも弱点はなく、通用しなかった。

 

 それから――――次に、それまでの繰り返しのように、夕平の事故は防がれることなく起きてしまったこと。

 暁を狙った桜季には揺さぶりも掛けてみたものの、良いようにはぐらかされ、追い詰めきれなかったこと。

 そして、その事故こそ、俺達の関係に狂いが生まれ、繰り返される惨劇の引き金なのである――――ということ。


 ……ここ一か月において、色々なことがあった。

 こうして振り返ってみると、俺はこれまで完全に桜季にしてやられているわけだが、成果がなかったわけじゃない。


 まず第一に、ここまでを三週目(ぜんかい)の流れを大きく逸脱することなく、きちんとなぞれているという点。

 これを感じられているのは大きい。

 多くの不確定要素は見られたが、桜季と暁、そして夕平の三人の構図は、滞りなく終局にたどり着いている。このままいけば、桜季は学校の屋上で暁に自殺させ、夕平を拉致監禁して行方をくらますはずだ。


 もちろん、それをおめおめと見過ごす気はない。桜季の妄執を断つことこそ、俺の悲願。絶対に成し遂げなくてはいけない最優先事項だ。

 桜季を抹殺するためには、奇妙な話だが、最後の『こと』が起きる必要がある。


『その上で』、夕平と暁を守り抜き、桜季を殺す。それでないと意味がないのだ。

 そこは俺次第だが……その決戦が間違いなく行われると知ることが出来たのはまずなによりも大きい。


 そしてもう一つは――――小森琴羽の存在。


 もし彼女の目が、ムゲンループの住人を見分ける能力であるならば。俺は、〝琴羽を桜季に会わせてみたいと考えているのだ〟。


 それも、写真じゃだめだ。

 直接でないと、確信は持てない。


 しかもこいつを使うのにも、やや条件がある。

 それは、いのりにその能力を悟られないようにすることだ。

 あいつは間違いなく、琴羽の存在を知ることで余計なことをする。俺が帰ってきた直後にいざこざがあって、俺のやることに半ば気付いていて快く思っていない。

 積極的にやることなすことを阻害しにくるということはなくとも、俺のやることを警戒しているのは間違いない。

 あいつには琴羽のことは教えない。なんとか誤魔化す必要があるだろう。


 問題は、千夜川桜季がムゲンループの住人かどうか……。

 多くを考慮して――――俺は、是である可能性が少し高いと踏んでいる。


 いのりがいつしか言った結論に、俺も至っていた。

 しかし、その確信はまったく無い。確信させる機会を最後まで与えてくれなかった、というべきか。

 もう間も無く訪れる『バッドエンド』までに、俺がやれることは少ない。

 

 色々と訝しんでいることも、立ち止まって考えたいことも山ほどある。

 が、それはそれとして。それでも人間、やらないといけない時だってある。

 それが今だ。


「せ、先輩……」

「大丈夫。いてやるから」

「うん……」


 午前十時過ぎ、俺は琴羽の家に迎えに来ていた。


「じゃあ、行くか」


 今日は――――清上祭が開催される日だ。



◆◆◆



「え? 相川くん、清上祭行かないの?」



 時はやや遡って、学校の休み時間。暁が驚いた声をあげる。

 そばの夕平は、何かぼんやりとした様子でどこか上の空だ。ここ最近よくこんな感じでぼけっとしている。


「いや、そうじゃない。しばらくはお前らと一緒に行けないってだけだ。連れが出来ちまってな」

「お友達と一緒ってことだよね? 別に、私達は気にしないけど……」

「悪いな、そいつがちょっとワケアリで。お前らと会わせるつもりではあるが、ちょっと時間を取りたい。……おい夕平」


 返事はない。


「夕平!」

「うおっ、な、なんぞ!?」


 もう一度、今度は強く呼び掛けると、椅子をひっくり返しそうな勢いで夕平が驚いていた。


「な、なんだよ……! 驚かせやがって……」

「人の話を聞け。お前が前言ってたことだろうが」

「ほえ?」


 なんとも気の抜けた返答だが、こいつマジで大丈夫だろうな。


「……尾崎の妹。俺そいつと行くから、お前らはお前らで清上祭見て回ってこいよ」

「え、お前あの琴羽ちゃんって子と知り合いなのか?」

「最近、たまたま仲良くなってな」


 作戦としてはこうだ。

 まずは琴羽を清上祭に連れていく。付きっきりでしばらく見て回ってから、夕平達と合流し、最初はいのりと会わせる。

 琴羽の『機械に見える目』が、本当にムゲンループの住人を見分ける能力なのかを確認するためだ。


 それから最後に桜季と琴羽を会わせ、住人であるかどうかを判別するのだ。

 俺がボロを出さないようにそばでフォローしてやれば、まず大丈夫だろう。


「――――ってなわけで、ファミレスでいのりが言ってたように、清上祭に琴羽を連れ出して対人恐怖症をどうにかしてやろうって魂胆なわけよ」

「お前……凄いな。俺が事故ってる間にそんなことしてたのか」

「……優しいんだね、相川くん」


 目のことは隠して、琴羽との出会いから今に至るまでをかいつまんで話してやると、二人から称賛の声が飛んできた。

 我ながら、俺自身の思惑だとか、琴羽を利用してやろうと思っていることを伏せれば、あたかも自分が良い人のように思えてくるものだから、おかしな話だ。

 まあ、そう思ってくれている分には一向に構わないところだが。


「ん、分かった。それじゃ向こうで合流しよっか」

「悪いな。ま、俺の分まで色々見て回ってこい」


 恐らくは、人の多いところで二人でいるなら危険は少ないだろう。それでも出来れば早く、二人と合流したいところだ。


 そして、夕平には聞こえないように暁にだけそっと耳打ちする。


「……ま、お前も色々頑張れよ」


 俺がいなくて、いのりや桜季が清上祭の責任者で夕平達と一緒に見て回る余裕がないということは……つまり、そういうことだ。


「ふぇ? なんかよくわかんないけど……うん」


 もっとも当の暁は、よく分かってない様子で曖昧に頷いていたが。


「あ、ちょっとお手洗い行ってくるね」


 彼女はそう言うと、教室の外にそそくさと行ってしまった。


 残される俺達二人であったが、その時ポツリと夕平が口を開いた。


「なあ相川……」

「あん?」


 そして、夢でも見ているかのように張りの無い語気でこう言った。


「……恋って、なんだろーな」

「……頭打ってボケたか?」


 とうとう行き着くところまで……と内心で思いながら訊くと、夕平は頷いたのかそうでないのかといった塩梅で、かすかに頭を揺らした。


「……そーかもしんね」


 その日、時間が経っても夕平はぼうっとしたままだった。



◆◆◆



「なあ……おい」

「…………」

「せめて入ってから止まるか逃げるかしようぜ」


 さて、そんなこんなで緻密な謀略やら、裏工作やらなんやらがあって、ここまで何とか連れてきた琴羽であるが。


 どうしよう、こいつ捨てたい。


「う、うう……せ、せんぱぁい、助けて……」

「……こんなん、助けるも糞もねーよ」


 まずこの清上学園にたどり着くまで、人通りの少ない遠回りの道を進み、裏道という裏道をルート検索して練り歩いた。

 そして今、その正門――――が見える人のいない物陰に隠れるようにしてから、十分くらい動かないでいる。


 へこたれたまま、動こうとしないのだ。 

 時間と労力をかけた結果がこれでは、頑張りがいがないというものである。


「ほら、ここまで来たんだから」

「だって、機械が、機械がうじゃうじゃしてて……」


 俺には、人が吸い込まれるように正門を潜っているだけにしか見えない。

 だが、琴羽にはそうではない。今にも泣きそうに、身を屈ませ震えている。


 それが演技の類で俺を困らせようとしているわけではないということは、よく知っている。

 しかし思った以上に事は深刻だ。これではいのりや桜季に会わせるどころではない。


 写真で判別出来るのなら、わざわざ直接会わせる必要はないのではと考えるかもしれない。

 だが、それでは『先』がない。桜季のことは重要だが、それだけが俺の全てではない。桜季への復讐だけに囚われてはいかないのだ。

 

 住人であろうとなかろうと、俺は桜季を必ず殺す。

 そして、暁が死ななくなった世界で、ずっとループを繰り返し生きる。

 

 ――――、俺は琴羽をここに連れてきた。

 琴羽の目を使い、俺がループで生きるために。


 ……だが、これでは使えない。これでは何のためにリスクを負って夕平や暁と離れているのか分からない。


 ムゲンループの住人を見分けようなんて、ぬか喜びだったのかもしれない。

 本音を言えば、こいつは対桜季専用の手札ではない。

 もちろん桜季がムゲンループの住人であるかどうかは確かに大きな確認事項ではある。それで彼女への対抗策は変わる。


 ただ、それはそれとして、本当はワクワクしていた。琴羽の目に期待していた。

 見据えたのは、バッドエンドを乗り越えたもっと遠いこれから先のこと。俺がこれからもっと『カシコク』生きることの出来る方法を、夢見ていた。


 いのり、マクシミリアンと出会ってとにかく思ったことには、俺以外の住人というのが非常に厄介であるという点だ。というより、彼らに対してはアドバンテージが無いからこそ俺は油断が出来ないというべきか。

 いのりは言うまでもなく思想的に俺と相対している存在だが、マクシミリアンも果たして何を考えているか分からない。


 そのうえ二人には、ループして手に入れた知識と経験がある。

 俺となんら変わらない。そのことが桜季の次に恐ろしい。


 さらにこの先、俺と同じ土俵に立つ存在が他にももしかしたら現れるかもしれない。俺の周りにさえ同類が二人いたのなら、地球上には五人いても十人いてもおかしくはない。

 そしてその彼らがみな、いのりに同調する人種の人間であるのならば、俺の目的の邪魔にもなりかねない。


 が、琴羽がいれば話は違う。上手くすればいのりやマクシミリアンでさえ出し抜くことが出来る、最強の武器ともなる……はずなのだ。


 今のままでは、頭を抱えたくなるだけの厄介者としか思えないが。


「あれは機械じゃない。人だ。お前がそう見えないだけで、俺と同じな」

「ううっ……でもぉ……」

「はあ……ったく、どうしたらいいんだ?」


 ほとんどヤケになりながら、無意味な説得を試みる。

 せっかくただの一般人とムゲンループの住人を見分ける目を持っていながら、そのせいで対人恐怖症になってしまうっていうのは、なんて皮肉だ。

 これでは、価値の無いお荷物を背負っているだけだ。


「俺も少し強引すぎたかもしれんが、ここで何か変えないと、ずっとこのままだぞ? 人が怖くてこれからずっと何が出来る?」

「で、でも……」


 その彼女の様子に、いつものような快活さはまるで見受けられない。


 気持ちは分かるが……同情と擁護は違う。

 別に誰かと喋れと言ったり、友達を作れと言うわけじゃない。

 俺も出来るだけフォローはするし、人ごみの多いところは避けると先に言ってある。


 少なくとも、こと今回に関しては、俺は間違ったことを言っているつもりはない。これでどうにもならなかったら、俺にはどうしようもない。


「……言っとくが、これ以上駄々こねるなら俺はお前を家に送り返した後、今後は一切関わらないからな」

「えっ……!?」


 瞬間、その身体が大きく跳ねる。

 俺の一言がかなりショックだったのだろう。


「お前のことは尾崎……お前の兄貴にも頼まれてんだ。これで駄目なら、俺に出来ることはない。自分は力になれなかった、って兄貴に謝って……」

「い、いや!! そんなのやだよっ!」


 琴羽が荒々しく声を張り上げた。

 ふと飛び出た無意識上の強い語気が、周囲に鋭く響いた。

 

「……俺と会えないのは、嫌か?」

「…………」


 琴羽は何も言わない。

 ならばと、違う言い方でこう訊いてみた。


「……一人になるのは、怖いか?」

「……うん」


 すると琴羽がか細い声で応え、頷いた。


「なら、手を伸ばせ。縮こまるな。お前が目を背けても、何も変わらない。このままだと結局、一人の人間が閉じこもったまま、与えられたきっかけを取りこぼしただけだ」


 もしこれでも無理というなら、俺は本気で琴羽を見限っていた。二度と会わないと考えてすらいた。

 琴羽の目を諦め、夕平と暁と合流し、桜季の動向を傍で警戒を張るつもりだった。これ以上、無駄な時間をとるわけにはいかない。


「ほら、いいから来い。……な?」

「……うん」


 俺が差し出した手を、琴羽は力なく握り返してきた。


 その手のひらは、頼りなく小さい。

 その顔は、青ざめていてとてもじゃないが健康そうな色合いをしているとは言いがたい。


 しかし、それでも。

 有数の人間に見える俺を信じて、ただ引っ張られる琴羽の重みは確かにそこにあった。


「……平気か? なんかあったらすぐ言うんだぞ?」

「だ、だいじょーぶ、ですっ。あ、トイレにもちゃんと朝に行ってきましたから……!」

「……流石にそんなとこまでは付いてってやらないからな」


 そうして、俺達は清上祭へと足を踏み入れた。



◆◆◆



「――――清上祭実行委員から報告です。B校舎2-Fの教室で、焼きそばを焼いていた男子生徒とお客さんが飛んだ油で軽く火傷をしたみたいで、少し騒ぎになっています」

「保健の布川先生か保健委員の子を呼んで対応してもらって。お客さんにはこっちの非を詫びながら、やんわり事故だってことを伝えるのを忘れないようにね」

「――――それと同じく実行委員からなんですが、A校舎3―Bのお化け屋敷の壁の一部が壊れて段ボールの追加を頼まれているようなんですが……」

「とりあえず、余ってるところからもらってって、どうしても足りないなら学校の外のスーパーに頼んであるから、そこから追加で段ボールをもらうようにして。それから――――……」



 全国有数の進学校清上学園が開催する行事の一つ、清上祭。

 清上祭は、一般開放のイベントとすることで子供から生徒の父兄といった幅広い年齢層の来客を歓迎する場であるだけでなく、ローカルテレビの取材が訪れ、決まって清上の学生生徒の学術性と積極性を取り上げおもねるための『ネタ』探しの場でもある。


 そんな祭りの渦中とも呼べる、情報と指示命令が飛び交うその場所は、清上学園生徒会室。


 中高一貫の形態をとるこの学園では、こうした行事は中高問わず六年全員が取り組むならわしとなっている。

 そのため、普段は中学生徒会と高校生徒会に区別されている両者も、今は一緒くたになってこのイベントの運営を担っているのだ。

 もちろん指で数えられる程度の人数で、学校全体の大きな祭りをつつがなく進行させることが出来るわけもなく、その下に『清上祭実行委員会』という組織を限定的に置き、生徒会はそれらを指示する立場にある。

 まあもっとも、人手はそれでも全然足りないが。


 そんななか、高校生徒会会長――――すなわち学生徒側の最高責任者である千夜川桜季は、とめどなく持ち込まれる仕事に奔走していた。


 人を動かし、時には自分も動き、清上祭成功のために尽力する。

 それはまさに、清上学園の学校関係者誰しもの理想の姿。

 千夜川桜季は、当たり前のようにそういうことが出来る人間であった。


「ふうー……」

「先輩、今よろしいでしょうか」


 そんな彼女に、柳月祈が話しかけた。

 清上学園中学生徒会長である彼女もまた、桜季と並び立つとまで囁かれる、清上でも格別の傑物であった。


 相変わらず何を考えているか分からない表情の祈に、桜季が笑いかける。


「お疲れ、柳月ちゃん」

「……お疲れもなにも、まだ始まったばかりですよ」

「あはは、それもそうだね。あー……」

「どうしましたか?」

「いや……始まっちゃったんだねえ、清上祭」


 その声は、どこか感慨深げに籠っている。

 彼女にしてみれば、こうして生徒会として関われる


「……確か、夕平くん達も来てるんだっけ?」


 次に口から出た言葉は、それまでの会話の流れに沿ったかのような内容だった。

 だが、しかし、込められた意味合いはそれまでとはまた違う、深遠な思考が匂う言葉つきだった。


 祈には、その内心に見当がつかない。

 いや――――、と言うべきだろうか。


「? はい。いつか桧作先輩が仰っていた、尾崎先輩の妹という方と拓二さんが一緒だそうです」

「そう……」


 そのまま、桜季は一人考え込むように少しだけ目を伏せる。

 じっと、何かを模索している。少なくとも、清上祭とは違う別の『何か』を。


「それが、どうかしましたか?」

「……ううん、何でもない」


 祈が訊いても、ただ首を横に振るだけで答えない。

 だが、生徒会長繋がりで、前々から桜季との親交があった祈は知っている。こうなった時の彼女は、少なくとも自分には推察しえない先々のことを考えているということを。


 だが、ムゲンループの住人として、前々から拓二と協力関係にある(今はその関係にも亀裂が走っている状態だが)祈は知っている。

 桜季と拓二が相対するいわば敵同士として、いずれ目に見えた出来事でぶつかり合うだろうということを。


 祈は、二人に関して多くのことを知っていながら、今は寡黙に傍観者の立場を保持している。

 余計な手出しは拓二が許さないだろうし、それに――――どちらの側に介入したらいいか分からないでいるからだ。


 今や拓二は協力者として、自分の中で疑心が生じているし、かといって拓二が言った通りであるとすると、桜季はもう直に暁を殺すのだという。

 もしそれが本当のことであるとすれば、それは祈には許容出来ない。


 しかし今のところ、祈が見る限りそうした様子は見られないでいる。

 だから、分からない。桜季も、そして拓二も。

 

 もっとも最近は、


「ねえ、柳月ちゃん」

「はい?」


 やがて、声がかけられた。

 その時、祈に向けられたその表情は、ただただ純然な笑顔だった。


「清上祭、頑張って盛り上げようね」


 ――――まるで、これから起こることを今か今かと楽しみにしているかのごとく。


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