第14話エンペラー伝終章【真打ち完結】
遂に、最終決戦の地に辿り着くこれが、エンペラー・冷泉・登・律それぞれの想いと未来を掴むためにCODEとはなんだろうか?全てが分かる日我々が知るのは、CODE:ZEROがCODEの正体だと言うこと。
幽齋とエンペラー、ぶっつかる二人
約束と災厄の地~南が丘(SOUTHHILL)~
思い出したぞ。
カオルが神と化したのはこの地で天孫降臨後に神の力を得た。
俺は死に際になってこの闘いが最期のフラッシュバックで目に写る。
「どうだ?」
「アマテラスよ。この時だっけ」
「ああ。そうだ。カオルが普通の弱り切った人間だ。故に神と化し自身を創った王が死に自分の死ぬ運命は分かっていた」
「楽にさせて良かったな」
「尤もだぞ。」
「俺の思い出も此処で終わる。」
極楽浄土前にエンペラーのこの最期の終わりでも観ながら橋を渡り琥御架が待っていた。
「おかえり、エンペラー」
「琥御架?あっ。ただいま」
二人は抱き合いキスをした。
天神家と神咲家が出迎えてエンペラーは涙を流した。
幽齋は、南が丘の祭壇に居た。
三重県交通センターに聳える魂の回廊を渡り南が丘、紫色におおわれた暗黒の空に異臭がする地。
多くのCODEは其処に辿り着く無く死ぬ。
かつて、神が此の地に降り立った日に、CODEが誕生した。
CODEは神の至高のお送りモノ。
違うか。幽齋は、ティーチを殺してその魂で南が丘に行き、魂の回路は時間がたてば消える。
南が丘というのは伝承によれば、エンペラーが開くと言うが今は開かない。
「さぁ・・・来い!」
零・万之介が幽齋と居た。
もう一人自分の娘も側に居た。
「支靜加?俺が死んだときにはお前がこの世界を頼んだぞ。俺は死ぬよ・・・正真正銘南が丘は約束とし、一つ願いを叶えてくれるよ。なぁ?俺が応仁の京のスラム時代から卿までほんとオマエらには感謝する。最後まで」
幽齋は南が丘の地に待っていた。
南が丘とは、三重県の中間に存在し、交通センターは免許を得るために巡礼者が集い希望か、絶望を味わう。
ここでは災厄の地CODEがが生まれCODEが死ぬと表記する。
全体が、紫の焔に包まれて暗黒の空に七つの焔が灯されている。
地獄のCODEが誕生した大地だからこそ行くモノは、魂を代価に進む。
幽齋と零と万之介はワクワクしていた。
「にんいんにんにんにん~じゃりぱん」
幽齋は期待していた見込んだCODE:ZERO達はどのような気持ちで来のだろう。
娘である支靜加は南が丘を離れて星の神社(星の遺跡)に向かった。
元々隕石が堕ちた場所に神社が建てられその上に地上を浮かぶ遺跡が聳え立つ。
名古屋から伊勢から新世界へ・・・・零も星の神社についてを調べており隕石が堕ちた近くに男が倒れていたという。
其の男は全身裸で身元不明。
遙か宇宙から来た男は、地獄のCODEを持っていた。
その地は、七つの罪を克服し、巡礼を越えた者のみが辿り着くそれが南が丘である。
男の正体は意外であった。
「誰だ?其の男とは・・・」
「幽齋さんは会ったことがあります。」
零が渡したメモには男の詳細が書かれていた。
それ故顔を合わしづらくCODEを明かさなかったCODE:ZERO彼が始まりであった。
「サタン?アイツか・・・・」
宇宙から来た男で死ぬことは出来ない男で、不思議にでも男は七魔を使役できる。
幽齋も知っていた。
サタンは確かに此の地をよく知る。
「零?ココは任せたぞ」
幽齋は一番上を目指した。
南が丘の頂上は天に近く暗い空の上に大樹がある。
大樹に眠るCODEがある。
零も万之介も南が丘を任された。
「俺が・・・神・・・・否、俺こそCODEだッ!」
幽齋は天に居る。
天の向こう側にアダムが居る。
アダムは眠っている。
願いはたった一つ・・・・。
「エンペラー、無理だわ・・・・こんなぁー上か?」
南が丘に着いたエンペラーだがたどり着けない。
鍵はあっても行くことは出来ない。
「何でだよ!」
サタンは自分の持っていたペンダントを鍵に差し込んだ。
「良く聞けお前達はこれから最期の地に行く。俺からの餞別」
全員に「束縛式」「奴隷式」「SM式」の三つを与えた。
これからのCODEと戦うのにサタンからの気持ちである。
「ありがとうなぁー」
エンペラーは胸の想いを受け止めて剣を抜いた。
光り輝く聖剣天叢雲剣(エクスカリバー)を手にして南が丘に踏み行った。
CODEの墓場
アダムが此の地を「CODEの墓場」とも言う。
が、ここからはCODEの屍が数多に転がっている幽齋が居るのはその先に見える浮遊した大樹に居る。
アダムが眠る地に、CODE:ZEROが足を踏み入れた。
「来たか・・・・」
万之介が刀を手にしてHIDEが、ギターを手にした。
「こっからさっきゃぁーは行かせんよ。俺がココを護るよ・・・」
HIDEの覚悟に万之介がお辞儀した。
万之介は腕の立つ剣士だ。
それ故心の闇も大きい。
「アナタは死ぬと言います。この剣で・・・」
万之介が秘めたるCODEを解放した。
「奴隷式バスター・モード・OCG“星屑(スターダスト)”」
星の異能が持っていたのは金作教授じゃねぇのか?万之介は若い頃京の陰陽道を学び天文の才に溢れていた。
「私が元々の星の人間それ故今まで隠してきたのですよ。」
南が丘に来たものの初戦が星の人間となると俺も力を爆発させるか。
「行くぜっ!束縛式セイヴァー・バステルスモードGC“藍紅X聖剣韻(セクシャル・ヴァイオレット・エックス・エクスカリバー・フォニム)”」
HIDEの音楽の力が結晶となりギターからライフル銃を構えた。
万之介は光り輝く衣に銀の剣を構えていた。
互いに準備が整った。
HIDEが最初に撃った。
ズバババババババン!
ゴゴゴゴゴゴゴゴイゴゴゴゴゴゴ!
「星の盾(スターラウンド)」
攻撃が効かない!HIDEは射程距離を測った。
「剣閃」
HIDEの髪が切られてカットされて変な髪型にCODEの墓場は死者の念が漂う。
荒れた砂嵐に異臭舞う地でHIDEは、CODEを戻した。
万之介は剣を構えた。
「無理もせぬ。CODEは己の強み」
HIDEも決意した。
「CODEよ、CODEは、俺に音を託したのか?親父や祖父が死んでから俺が、Xを継いだ」
HIDE音楽と酒と女を愛した男が魅せる究極進化とは?万之介は抜刀の構えだ。
「究極(アルティメット)幻想(ファンタジー)地球(アース)音楽(ミュージック)最期(ラスト)楽園(エデン)性交(セックス)韻(フォニム)」
HIDEの怒号にギターから放たれる連続剣回数は、百回も連続で斬り、最期は紫の焔で一網打尽。
本来の力を出してHIDEは倒れ込んだ。
万之介死亡。
「お、ゴホゴゴ・・・」
CODEが魂を運ぶ。
アダムの元に還るのだ。
HIDEの力はレヴィアタンが回復した。
「少し程よ・・・・近くにCODEを回復する場所があるから其処まで」
HIDEも音の異能を扱えてからココまでくるのに時間がかかった。
「待ってくれ!俺も倒す・・・」
「はぁ・・・呆れるわ」レヴィアタンの力は俺も知っている。
この南が丘先が長い。
説明しよう。
南が丘は、大樹の先からアダムの墓地までが南が丘で、其処まで辿り着くのに巡礼の路として南が丘自体は路では無い。
いくつも空間を超えてものこそたった一度の願いをアダムが聞き受けてくれる。
アダムは、この世界の王で在りサタンの父親である。
それ故この地球の創造でアダムが死ねば、次の皇に選ばれてCODEが生まれる。
後、「束縛式」「奴隷式」「SM式」の説明するとCODEの力を借りる際に、CODEを縛るか、CODEを操るか、CODEに虐められるかのどちらかでCODE本来は使う者の精神力と信頼や絆が無ければ使うことは出来ない。
ただ・・・リスクが高いだけあって使う者は、通常の十倍CODE:LOSTに陥る危険性が高い。
勿論アダム・サタンは三つ扱える本来CODEであった人がCODEになりそれを使う者が居る。
アダムやサタンも最初は人間それから魔神となり、地獄の魔神と称されて地獄のCODEを持つようになった。
それが始まりだった。
この南が丘、浮遊した大樹の先に眠るアダムが一番の元凶である。
「アダム?俺は居る。あぁー」
幽齋は待ち焦がれていた。
アダムはまだ眠っていた。
世界の王で神である。
「幽齋さん万之介死亡。」
零が来とそれを予想はしていた。
エンペラーまだ来てない。
笑っていた。
南が丘が最期かと思いがちだがそれは違う。
最期その場を終わらせるのは、アダムなのだから。
大樹の奥に宇宙の架け橋がある。
「俺は、新たなる皇としてエンペラーを殺す。アイツは人が死ぬのを恐れている。ビビットれんだよう」
幽齋はアダムの地に居た。
その頃エンペラーは最初の巡礼を終えて三つの門の前に立っていた。
「これって『正義』『不正義』『審判』の門っすよね。」
クミカが言うとエンペラーは首を振った。
「違う。全然答えになってない・・・・この門はCODEを示している。」
暗くて蒼い焔で門を照らすと鍵穴がある。
この門の先が、次の巡礼である。
「クミカ?レイラ?すまん・・・あの火災で俺もどうしようも無かった」
蒼い焔が屋敷を燃やし、火災と思われてその中にエンペラーも居た。
自分が原因あると未だ責めているのだ。
「もう良いですよ・・・過ぎた話なんですから」
レイラの言う通りかもしれない。
エンペラーは、HIDEを待った。門を開けるには三人必要だ。
「音楽と剣と氷だ・・・」
エンペラーは随分と長かった生まれてきてから今まで最凶のCODEと謳われ多くの人に恐れられていた。
畏敬の念があった。
サタンが姿を現し、瓦礫に座っていた。
近鉄が通る路線脇人気の無い駅舎に俺達は待った。
「遅くなって御免よ」HIDEが来て門の前に立った。
「オマエら一度しか言わないから良く聞け、門は三人が一つの力で動く。人を信じろ」
サタンが見ている中HIDE・白宮・土方はCODEを合わせた。
「いっせーのせー」
門が開いた。
扉は、森林に続いていた。
「行こう、明日へ・・・・」
澪も来て冷泉や登・律も後を追っていた。
どんな結末でも必ず希望だけを捨てずに進む。
白宮は下に残った。
「来る・・・・面倒だけど零が来るんだ。俺が相手する」
「平気か?俺も手貸すよ。」
「うるぜぇー、さっさと行け」
白宮は門の前で足を止めた。
零が来るから自分が相手をする。
俺は負けない。
もう誰も失わない!
「氷結剣解放者(コキュートス・リノベイター)」
白宮の意志を納得して零が来た。
零は鏡のCODEを持つ。
元は気象。
「アナタが白宮ね・・・。ちっこい割には中々の強さね」
剣では無く、槍!白宮は氷を全て扱える。
先祖応神天皇から魔柄應神の血を継ぐ自分としては負けるわけに行かない。
「ミラー・フォース」
攻撃が反射して自分に傷ついた。
氷が滲みて凍傷になりながらも氷で追い詰めた。
零は動かない。
「束縛式セイヴァー・フォース・奴隷式二段媒介GDC“魔柄應神(シロキツバサノオウ)SECONDVIRGIN”」
吹雪が舞氷が一つの大剣になった。
自身の腕を剣に媒介させて盾も鎧も氷を纏った。
「・・・・・うがぁっ」
零を瞬殺。
白宮がマジに為ったときにこそCODEが答える。
エンペラーは焔の中を進んでいた。
クミカ・・・・焔に生まれて焔を知っている。
俺は、南が丘の地図を見た。
まだまだ・・・・・遠い。
これから山を登る。
ガードーレールを渡って細い山道焔を抜けた先に、川がある。
死川
赤い血の川を渡るのにボートに乗った。
川には死体が浮いていた。
「ゲホゲホゲッホゲッホホホ・・・・うぅ」
気分悪く吐いてしまう澪に自分のコートをかぶせた。
コートを外すと逞しい体つきであった。
エンペラーは、痩せているが強靭な肉体でCODEを使う割には、細く長身で黒髪の男。
コートが無いと痩せて病気がちと間違われる。
昔から、幽齋が「良く喰え!痩せてると栄養失調で倒れるぞ」と何度も言われた。
あの頃の幽齋は居ない。
俺は澪に紅い焔で神経を和らげた。
川を進んで地平線につくと森林が広がっていた。
遅れて白宮が来た。
「・・・・・・世界を創ったなんて誰でも構わない。俺はこの戦いを終わらす」
再びコートを着て森を歩いた。
エンペラーは、黒コートを着て黒いブカブカのズボンにチェーンがしてある。
革のサンダルに白のワイシャツに赤のネクタイをしている。
いつもこの姿である。
飽きずにと思われるが、コレ一着しか服が無いから着ている。
幾度の戦いで汚れも目立つし、破れている。
それでも貫禄はある。
エンペラーは、二十七歳である。
(自称として27歳。推定年齢としては若いとは言えない)
澪は、二十一歳。
ハマショー&守末河悠騎は二人とも三十五歳である。
森には一度入ると出入り口は見当たらない。サタンが来て指示した。
「俺を信じろ!エンペラーお前はあぁ・・ああ・・あれだ二つチームを作る」
「ダメだ!はぐれてもどうする?」
森に暫く居るとハマショーが来た。
「どうしたんだい?次の巡礼先を教えるよついて来なよ」
優しい兄さんコレがCODE:LOST時の姿で痩せて皮と骨みたいに兄さんこそ病気がちだと思われるよ。
しかし、CODEを取り戻すと巨漢のとこでサングラスをした極道に変わる。
CODEは、「死」。
禁忌のCODEだが、相手を死んだ人間を蘇ることもあるが、大抵は生身の人間を殺している。
「兄さん来てくれたんだね。ありがとう」
エンペラーが礼を言うと、ハマショーはフードをかぶった。
実は幽齋が居るのは南が丘の上“アダム”と判明した。
ハマショーは、死のCODEに慣れて邪魔する人間はと倒されていった。
「兄さんはどう目的で来たのだよ。」
エンペラーは森に不気味を感じていた。
澪もそれは分かっていた。
最期と言うだけあって違った空気がある。
「エンペラー、アダムは二つの魂がいる。幽齋は誰を犠牲にしたのか分からないがアイツは生かしておくのは危険だ」
その通りだとも兄さん。
土方は空気を刀に出来るのでは無く刀を纏う技術も習得に差し掛かっていた。
巡礼はまだ続く。
川を上って森が迷宮のように広がって彷徨い果てしない荒野を彷徨いつつようやく脱出した。
「は?待て、待て・・・」
砂漠の入り口に壊れた鍵がある。
巡礼に必要なのは「鍵」。
少なくとも俺達は鍵の所有者である。
暫く進んだ先に見えるのは、海であった。
「海中遺跡?」白宮が答えると、海は渦を巻いた。
「ココはどうなってんだよ!可笑しいだろ南が丘」
ここまで行ってもまだ先は無い。
流石に、疲れてきた。澪も泉の水を飲んで南が丘の第三の門についた。
果てしなく続く門を潜ると、暗い空におおわれた地平線についた。
「ようこそ、ヴェルトクレアツィオーネへ」
サタンが言って海中遺跡の奥につくとハマショーが待っていた。
ハマショーと神武が座っていた。
「よぉ、来たか・・・」
神武は鍵をぶら下げて遺跡の扉を開けた。
第三の扉を前に、神武が手を止めた。
「レイラ?又の名をフィリア・・・曽根の分家は武田だよ。んなぁ?」
レイラが曽根の分家とは一切知らなかった。
曽根家と武田家だけの間では内密にされておりレイラの容姿は、二十代後半の女性で一六七センチの四五キロで、Iカップの女性である。
そもそもコレが事実である。
神武は早い段階から気付いており、エンペラーと出会う数ヶ月前に一度会った。
レイラは、曽根家当主であるが一時的に武田に養子として属し、エンペラーがクミカを失って三年ほどの明治十三年の冬に婚姻。
神武は、扉を開くと山が見えた。
「遺跡の奥が山だったのか・・・たまげるぅ」
土方の焦るのだろう。
ただ神武はこの先の威圧感を知っていた。
南が丘まで残り十日。
大和暦十六年
政府第二本部
友禅の息子神聖朗名を改めて二代目友禅を襲名。
先代友禅の言い残しで、息子が継いでこの「織乃坂」の家を継ぐ以上この日本を護る責任もある。
「友禅さん先程エンペラーさんが南が丘に辿り着きました。これからでしょうか・・・最期の戦い」遣いの伴信幸が言う。
伴冷泉の三男で、伴信幸のCODEは、「生命」。
多くの命を救うことから神の手を持つ名医と称されて政府に隣接する屋敷に住んでいる。
友禅も東の空を見ていた。
暗く暗黒が渦めく世界・・・・伊勢神宮が機能しない大和暦の世。
「気にしないでおこう。俺達に出来ることをしよう」
友禅は国会から景色を見るなり戻っていた。
信幸自身父親も南が丘に行き、二人の兄は行方を知らない。
自分は、政府に属するがKGUが消滅した際に直ぐさまKDSの建設を始めた。
後に、〈新四傑〉である。
今は誰が建設を命じられるかは分からないが、近い将来明らかに為る。
〈旧四傑〉は歴史に名を刻み宇治山田駅・KGU遺跡・伊勢神宮に銅像が建てられた。
偉大な四人が明治の世から大和暦間功績を讃えてKDSの名誉職にも命じられた。
「信幸・・・今からアナタの仕事です。南が丘に行きなさい」
「友禅さん行ってきます!」
信幸よ・・・この先大きく運命が分かれる。
俺はこの国の再建に努めお前は、南が丘に居る七人を助けろ、決して誰一人も命を墜とすなよ。
友禅は靜かに暗闇を進んだ。
その頃亀山では、綾将と鈴姫が祈っていた。
「親父やお袋は大丈夫よな?兄」
「あぁ・・・そりゃぁ・・・元気だよ。父さんは腕の良い剣神だっべぇ」
「そうよね・・・兄」
兄妹は待っていた。
亀山の里で写経をしていた。
二人とも歳が十七歳で、後々KDSの時代で二人はCODEの戦いに参加する。
南が丘第三の扉
道路に出た。
ポールと山が見える。
山を下りた先に巡礼が待っていた。
HIDEは、疲れて水を飲んではベンチに座ってタバコを吸っていた。
「おい、HIDE・・・タバコ吸うの久しぶりちゃう?」
「おお、五十年ぶりや。」
HIDEは音楽戦士に恥じないように多くの曲を歌い憧れである東京ドームを夢見ていた。
音楽のCODEは自分の一族が継いでいる。
「HIDEさんそう言えば、尾崎豊と知り合いでしたんだって・・・で、どうなの?」
「豊はロックだ。大人の代弁者じゃネェーかな。子供の気持ち分かろうとしねぇー糞のクズと違って俺はそんな豊ともっと歌いたかったは勿論、俺のバンドに誘うつもりだった」
HIDEの腕には豊の印が刻んである。
俺と豊か・・・。
「澪姉・・・悪いが南が丘の願いは一つだろ?幽齋をぶっ殺すがエンペラーさんはどうなるんだ?」澪は答えくたてもわからなかった。
HIDEの願いはもう一度豊かと同じステージに立つこと。
HIDEが持ってる写真その人物は、豊の血を継ぐもの・・・・赤髪で派手な衣装でギターを手にマイクで歌ってる青年こそ豊の血を継ぐ尾崎詞笑莉(シェリー)である。
HIDEは、豊が死の直前自分の孫を頼んだ、とあるライブ所の廃置き場で血を吐きながら虚ろ目で頼んだ。
HIDEはその事を忘れずに「FAZZJPAN」のヴォーカルとベーシストを任してある。
HIDEはベンチを離れて山を下った。
澪は桜ドロップを食べていた。
サタンは、山道を迷わないように蒼い焔で路を明るくしていた。
「エンペラー、次は用心な」
第四の扉を前に巡礼者の道で決して遭遇していけない人物幽齋と会った。
「幽齋!青い地球(ブルーアース)」
「滅!爪が甘いんだよ・・・黒地獄(DarknessHell)」
黒い覇道の刀がエンペラーの焔を受け止めてひっくり返ったエンペラーに垂直で刃を向けた。
「うがっ、」
「さておき、俺はこの先で待ってる。以前よる反射が早くなった」
幽齋は消えた。
「思念体だよ。アイツは・・・エンペラー、おめぇの性質を見抜いてやがる。こんなこと言うのは悪いがお前の力はあいつが・・」
サタンは考えていた。
どうやら考えをまとめると第四の扉に、突き進むと神武が立ちはだかった。
「けっ、」
「神武の野郎・・・」
神武は蒼い焔を灯した。
「エンペラーさん、エン・・・ペラァァァー・・・」
土方が刃を向けた。
神武の威圧は異常であった。
エンペラーは大剣を抜いた。
心の鎖が契れて光り輝く禁の鞘を施されて刀身は金に一面細工されてあった。
「蒼いそら(ブルースカイ)」
蒼い焔が渦を巻いて数発燃えさかる左腕の重力返しが地上を盛った。
「青い地球(ブルーアース)」
焔を一度に集約し、一気に放つ左腕の焔がエンペラーを庇いサタンを貫いた。
「ぐぶぅ・・・」
血を吐いて吐血し倒れるサタンを見てエンペラーも剣を振り回した。
「・・・・・これより先生きるのも死ぬもオマエら次第」
神武は立ち去った。
サタンが生きてるが、相変わらず黒コートを着て傷を隠している。
いつも黒い服を着て目立たないようにしている。
エンペラーもファッションが変わらずに黒コートを着て蒼い焔で道を照らした。
暗い道が続いて延々と長い階段を下りると扉についた。
「もう少しだぞ!」
白宮は扉を開けると、一面花が咲き乱れていた。
「ん?」
サタンが指さすと古びた駅舎のレールに電車が走っていた。
近鉄線沿いの南が丘駅は、殺風景で多くのCODEが転がり落ちていた。
電車は一時間に二本運行している。
この電車に乗れば、幽齋が居る交通センターまで行ける。
「行こう、覚悟は出てるか?」
エンペラーが運賃を払って電車が走り出した。
花園から急スピードで天を駆け巡って宇宙のレールを走って交通センター前に停車した。
降り立つと魔天楼が聳え立つ。
三重県交通センター
遂に終わらすときが来た。
「やっと終わるのか俺達の旅が・・・・ふぅ」
HIDEはタバコを吸いながら自動扉が開くと多くの死者が現れた。
全員無造作に土から墓場が飛び出してきた。
「行け!俺が相手だよ」
冷泉が名乗り上げると律も登のその場に止まった。
「太陽爆発(サン・エクスプロージョン)キャバクラ百拳“恋嵐”」
ゾンビが太陽に溶かされて急激な熱さでセンターが焼けた。
律も刀を抜いて死者を斬った。
「いっくら・・・・んもぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
律が癇癪起こすのはやむを得ない。
その頃センター内の建物は四階もある。
「屋上だ!」
そう言い七人の激闘が終わって屋上に着いた。
「来ましたか・・・・・」
「来てやったよ。幽齋観念しろ、お前はもう・・・」
「まだですね。」
幽齋の向こうにアダムが眠っていた。
アダムはこの世界の王。
眠りから覚めれば本当に世界が危険である。
「何を?」
「見りゃ分かるよ・・・・・」
幽齋は全てのCODEを解放し、自ら飲み込んだ。
「ゲハハハハハハハハハ・・・・・・」
エンペラーは終わらすときが来た。
大和暦十六年
ここ、南が丘で最終決戦が幕を開ける。
名は斎藤幽齋宏繁
名はエンペラー、
この二人の長き戦いも幕を閉じる。
「この時だよ。今でも俺が心から想い出すぜ。」
「ああ。その様だな。冥土直前に御前がエンペラーである由縁でも観た前」
「決行だ」
首を横に振りエンペラーは琥御架の手を握り過去の自分の姿を見ていた。
この後に天神幽華が産まれるのだ。
カオルも当初幕末に生き延び明治15年の4月29日に夭逝するまで、色々とあった。
斎藤幽齋という人物もエンペラーが若色の頃本気で男が惚れて魅入られた人間であってそう思うとエンペラーは涙を流し白髪の老人はゆっくりと琥御架の巨乳で健やかに眠った。
アマテラスはビールを飲みながらこの頃の談話をエンペラーに語る。
「あっ、そうか」
「アナタはもう無茶し過ぎよ。だけど欲よく生き延びたわね。」
「ああ。幕末からなー」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・思い出すな。最期の時に幽齋との勝負は名勝負だ。」
腰を落とし石に座り琥御架の胸に凭れてエンペラーは白髪の長髪に涙が零れて眠る。
琥御架は純白のドレスを着て回想としてエンペラーが若い頃が思い浮かぶ。
俺が・・・俺達が・・・・最凶で最高の・・・・CODE:ZERO!!!!!??
―――――――南が丘――――――
「良く来たもんだな・・・エンペラー」
「あぁ、来たよ。」
幽齋はCODEの全力で全員相手にする。
「DarknessHell”Satan”黒い地獄魔王」
ズギュンンンンンンンンッ!土方の刀と澪の壁で防いだ。
夫婦の絆は凄い。
なお、幽齋は攻撃を止まない。
エンペラーの力が今、解き放った。
止まない雨降り注ぐ血。
土方は、幽齋の刃をはじき返した。
「鬼覇ッアァァァァァァァァァッ!剣鬼覇神ッ」
全身から土方は先祖の霊を大剣に変えて見た目もインディアン風の黒コートを着て左目を眼帯にした男が幽齋の心臓に太刀を入れた。
幽齋は大樹を切り、アダムを覚醒させた。
自身からこぼれ落ちる血がアダムに一滴ずつ流されてアダムが静かに瞼を開けた。
「っ・・・・・あぁ・・・・・ん」
アダムは少年みたいだがこの地球の王で在り、神でもある。
この南が丘における全てのCODEの起源。
サタンの実父。
エンペラーは剣を握ったまま。
幽齋は、遂に剣を変えた。
「魔狼骸天(ローシェンツァイツエン)」
幽齋に宿る黄金の剣で、土方を突き落とした。
「・・・・・無駄無駄無駄無駄無駄あぁぁぁっ!」
幽齋は剣でエンペラーも耐えた。
この南が丘さぁ・・・・土方の鬼覇が宙に消えた。
HIDEのギターで周波が乱れた。
「豊ッ!ゼロ・ダーク・セックスオブ・エースザ・ミュージック!」
激しいギター奏でるサウンドが七人の心を呼び覚ました。
激しい脈打つ感覚と血潮渦巻く熱さ。
「俺が・・・俺達が・・・最凶で最高のCODE:ZEROだッ!」
エンペラーの黒コートを盾に左手に大剣を握って幽齋も目覚めたばかりのアダムが話した。
「俺はアダム。この王に非ず・・・・オマエら誰だ?」
アダムは全身裸で見るモノ全てが新鮮であった。
白宮の氷が冷めていた。
「氷結剣」
氷の剣がアダムを斬るとアダムの焔が白宮の心臓を撃った。
「ぐはぁぁぁぁっ!うぐっ」
大樹から七つの焔が溢れ出た。
サタンも身を隠したのでは無く、アダムの前に立った。
「久しいよ・・・・父さん」
サタンが片手で焔を吸収した。
その姿を見て幽齋は太刀を握った。
両者入り乱れていた。
「オマエら俺をダレダだと思う?」
サタンも答えた。
「父さんが寝てる間に世界は二度も消えた。父さん聞いてるのか?世界は死んだ」
「あぁ、分かるさぁ・・・“世界の異能(CODE:OF:WORLD)”を唯一持つ俺がオマエらに負けヘン」
「アダムッ!」
幽齋の剣を跳ね返した。
その目は冷めた目である。
「・・・・・・蒼いそら(ブルースカイ)・・・・」
エンペラーの大剣が幽齋を吹き飛ばした。
黄色の焔と翠の焔を併せての形焔を纏う剣に、幽齋はふらついた。
アダムは、見ていた。
ずっと幽齋が戦うのに理由がいるのか。
サタンも今は手を貸せなかった。
澪は無能でCODEを消すのに集中していた。
白宮は呂遜の力を媒介した。
CODEの究極地点を開眼させる。
「真束縛奴隷式CODE:ZERO・・・・」
氷が一瞬にして屋上は凍り付いた。
白宮のCODEは氷と一体化して幽齋は滑った。
「ダメだ・・・・」
アダムがCODEを解いた。
「父さん!」
アダムが幽齋の首を掴んだ。
エンペラーも剣を握ったまま幽齋が影に為った。
「死の槍(RANSDETH)」
土方の剣が澪を護った。
・・・・・・エンペラーの心が燃えた。
「結果お前は魔神だな。」
サタンの焔がアダムも焦った。
エンペラーに集まる七体の力が抑えきれずにレイラの天が締め付けた。
「エンペラーさんダメですッ!私が・・・私が側に・・・・」
それでも幽齋の力は充満しており、世界に亀裂が生じた。
澪もクミカも場を整理するのにパニックになって無能が効かない。
世界には王の創った空間のみに無能がCODEを反発する。
HIDEは音楽の周波でCODEを保っていた。
エンペラーは剣を振りかざした。
「幽齋!」
幽齋は刀を垂直に構えた。
死の構えである。
それから俺達は苦戦を強いられてアダムが召喚したのが、闇から創られた王達で回り七人囲まれていた。
土方が大樹を剣にした。
「良いから此処は俺達六人に充分すぎる。行けよ、エンペラァー」
「おう、んじゃぁー」
エンペラーは剣を構えて大樹の向こうに走っていた。
「・・・・・・これで」
土方は剣を解いた。
鬼覇の最期は鬼神を越える鬼の王鬼よりも恐れられた力を解放した。
エンペラーは大樹の空洞に入っていた。
暗黒の中枢である。
「みんな、フォーメーションDⅡね?」
クミカが蒼い焔で闇の王を燃やした。
闇の王は、アダム時代にCODEを持った王の魂である。
「魂かぁ・・・・HIDEのBANや」
HIDEはギターをセッティングして周波を最大にした。
無限大に命を持続する力と攻撃はMAXだ。
「超音速剣(スーパーファルシオン)」
ギターの音速の刃を王が受け止めた。
今や、HIDEも残り僅かであった。
それを見ていたサタンは、左腕を出して地獄を集った。
「お前等CODE:LOSTでDED ENDだ。それよりも・・・」
サタンも参戦して王の戦いが始まった。
澪がCODEを打ち消し、レイラとクミカが互いに焔で王を消していった。
「うぉおおおおおおおおおお!」
土方が突っ込む、・・・・・・王は無傷だ。
災厄の小宇宙
幽齋を追って闇の中を突き進んだ。
息が出来ないどこまでも続く闇の道に光り輝く剣が明かりを灯した。
エンペラーの剣も限界でCODE:ENDに近く躰が動けない。
「うぐぅ、がぁ・・・・幽・・・齋」
闇に呑み込まれ気付くと祭壇にいた。
祭壇では儀式なのかアダムが居た。
「おい!」
友禅がエンペラーを起こした。
友禅が焔で暗闇を照らした。
そこは古代伊勢神宮で、自分が居たのは古代の正宮であった。
友禅も来て幽齋を追った。
「滅!滅!滅!滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅!」
全てが壊れた世界で幽齋は、刀を振り回しあらゆる物を壊した。
エンペラーは剣を信じた。
「アンタにもう光は無い。哀れだな・・・・・」
剣で幽齋の刀を壊した。
「魔狼凰覇鬼天絶蜜断天翔」
幽齋が得意な刀を振り上げた直後に垂直に構えて落下してその衝撃波で相手を討つという技。
埃だらけでエンペラーはCODE:ENDを使った。
「・・・・・やるわ」
エンペラーはCODEを剣に受け流して剣が膨張し蒼く燃える剣を手にして幽齋が待つ正宮で対決した。
これが今生の最期である。
「そう言えばこれがラスト・サムライ斎藤幽齋のお別れだったな」
アマテラスは胡座を掻き一升瓶で焼酎をグビッグビッと飲み幽齋が酌を交わした。
「余計なことを言うな。アマテラス」
「御前の死に際」
自分の死を見るのは直視できないが、幽齋もアマテラスとみた。
ラスボス前哨戦
“斎藤弾正幽齋宏繁”
黒コートを着た長い白髪で左頬に十字傷をした長身の男は翼の折れたANGEL。
長い悠久に囚われて魂も闇に堕ちた。
「魔翔」
「獄滅天」
二刀流の速さで相手を食い止める。
エンペラーの剣は七色に灯された。
CODEは限界に近いが、LOST時においてもリスクが高い。
「滅滅滅滅滅滅・・・・・うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
CODEが暴走して幽齋の躰に翼が生えて巨軀に変形した。
「お前等ッ」
エンペラーの大剣に友禅の手を僅かに感じた。
「・・・・・・・蒼い稲妻(ブルーサンダマウンテンVer5)」
アスモデウス+ルシファーの紅と黄色の焔が、幽齋の刃を貫き幽齋も刀で壊した。
滅は威力も高ければ使う人間によっては躰が保たない。
「魔葬摩滅」
幽齋の翼が刀にと、上限を超えて暗闇ですら破壊した。
幽齋のCODE:ENDに友禅も動く。
友禅は、その昔京随一の剣豪と称されて幽齋も幼い頃は憧れていた。
「死天魔獄京」
鞘を手に刀を納めて神を斬った。
正宮が炎上し、エンペラーも躰が耐えきれなかった。
・・・・・断末魔の叫びが聞こえる。
「俺は・・・・俺が・・・俺達が最凶で最高のCODE:ZEROだッ!届け」
剣に集中し、蒼い焔に黄色・紅・藍色・緑・橙と紅蓮の劫火に大剣が宿る。
焔に現るエンペラーこそ王の器であった。
幽齋も滅を越えた。
CODE:ZEROの名はCODEが生まれた者。
幽齋は滅を刀にした。
その刀は赤く深紅に染まっていた。
エンペラーと互いに激闘を繰り広げる。
剣と剣の音。
剣と剣がぶっつかる音・そ、そして・・・・
「ぐはぁっ!」
幽齋の刀がエンペラーの心臓を貫いた!こぼれ落ちるCODEに血の量で階段から転がり落ちて奈落の底に堕ちた。
何も聞こえない 何も見えない
何も分からない 目が霞む。暗い・・・・暗い・・・・暗すぎる。
「魔王天翔蒼覇凰覇金玉絶断星」
古代の神宮に亀裂が走り大樹から皹が割れて暗い夜空にポッカリ空いた宙に通じる空洞に星が輝いていた。
エンペラーは虚空に堕ちた。
「エンペラー、起きろよ!俺達ついてるだろ?」
手を差し伸べるのは土方だ。
土方が、刀を手に王に挑みCODEを解放し王を召喚した。
「鬼覇天王剣式“小止”」
大地と地球の王「小止」その姿は褐色肌で長身で羽毛の羽根飾りをしたピアスをして細長い槍を構えていた。
深紅のコートにポニーテールの黒髪の男こそ土方の王である小止と共に闇と戦っていた。
「坊ちゃんさぁ・・・・俺の槍も頼れ」
小止の力と土方の剣が合わさった神技。
『剣槍神天“死鬼鐵魂(ローチェンヴェッチャルガアイデンソウル)”』
土方の両腕に黄金の十字架の剣を装備して天を割き地を轟く風が舞う水の怒りが王の魂を滅する。
王の一人が消えた。
残り六人。
「土方ぁ・・・俺・・・っぁすまんねぇー・・・」
エンペラーに光が差した。
「俺の太陽はどこでも届く!死ぬんじゃねぇー生きて世界を救え」
登の豪腕が太陽のように輝いて奈落に差し込む太陽が俺の意識を蘇らす。
冷泉の生命力で俺にもう一度剣を信じられるCODEが復活した。
「エンペラーさんは昔から戦いすぎですよ。少しは僕を信じて肩を下ろして。いいっすか?俺の命は死んだ力も可能っす」
エンペラーの心臓がドクンドクンドクンドクンドクンと脈打つように感じられる。
エクスカリバーにもう一度地獄を宿すと虹の剣として鎖を契った。
心の鎖を契ったことによりエンペラーは土壌に立った。
「流石四傑のエース、エンペラーアンタにそん力託すわ」
律がエンペラーにキスをして無能者との間に「無」のCODEがエンペラーの元の腕に宿った。
「サンキュー、お前等四傑は四人が揃ってこそKGUは世界の救世主だ。」
幽齋が刀を構えている。
「南無阿弥陀仏・・・」
仏門が煌めくと同時に太陽の焔をエンペラーが手にし、呑み込んだ。
食ったのだ。
焔を食い太陽の剣を手にして幽齋としのぎを削った。
「もう七百も使って青い地球も最期か・・・・」
エンペラーは目を閉じて剣を高めた。
「コレが・・・俺の・・・俺達が・・・護る・・・世界の声を・・・・てめぇにぶっつける・・・・俺が・・・俺達が・・・最凶で最高のCODE:ZERO!放て!青い地球天蒼焔地獄太陽昇天(ブルーアースヘヴンヘルサタンサンライズ)」
ズバァァァァァァァァァァァァァン!幽齋が斬られる音がした。
腹部から出血で血を吐き眩い閃光の光と太陽の熱さと全てを燃え尽くす地獄の業火蒼い焔で幽齋を倒した。
「うぅ・・・」
幽齋を倒して崩れゆく世界の上昇に次元も狂い災厄の空洞では、星が輝いて宇宙が見える。
一面クリスタルが散らばっていた。
クリスタルの回廊の先に祭壇がある。
祭壇を越えて天に続く階段を上り終えるとアダムが神天の門に立っていた。
髑髏が浮き彫りで、十字架が無造作に置いてある門の向こう側が、“願いを叶えられる”どんなことでも一つだ。
エンペラーとアダムが対峙する。
遂に、終わるときだ。
南が丘
「俺が王だ。俺は世界を・・・・・そのCODEも懐かしい」
「世界隕石雨(ワールド・メテオレイン)」
ヒュンヒュンヒュン降り注ぐ隕石の焔の雨をエンペラーは剣で避けた。
「雲の巨人(クラウド・アトラス)」
瞬足の剣でもアダムには効かない。
隕石によってクリスタルが鏤められる床では動きづらい。・・・・・・不味いな。
「世界神息吹(ワールド・ゴッドブレス)」
突風で前が見えない。
アダムが消えて気付くとエンペラーの首を掴んでいた。
「うぅぅ・・・ぐぐぅ・・・がぁっ・・・」
「藻掻け」
とアダムが小さく囁く。
息が出来ない苦しい剣を床に落とすと空洞の底に消えていった。
「REBARTH!」
剣が瞬時にエンペラーの手に渡りアダムを斬った。
血が出ない。
アダムは骨で、動いていたのは七つの焔であった。
と、思うのは七王も七つの焔で創造されている。
「そ、そうかぁっ!」
紅い焔でアダムの躰が動けない。
紅い焔は血液みたいなモノでアダムはアスモデウスの焔で生きていた。
アダムは骨でもない。
どこだ?
黒コートを着て黒いフードきちんとした肉体で、蒼白な顔面だが長い青髪がサタンそっくりだ。アダムは最期の敵。
最凶だ。
「HIDEッ!」
ギターを手にして紫の焔を灯し、王を消した。
黒いコートを着て髑髏の王が、消えた。
王は焔に弱い。
HIDEはレヴィアタンで、全体で焔を埋め尽くした。
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
HIDEの魂で王は全滅。
慌ててエンペラーが待つ空洞に向かった。
政府友禅の書斎
「そうだな。次の時代が訪れる」
友禅はリラクゼーションの椅子で新聞を読んでいた。
日本全体が暗く東と西で別れてから数百年。
今の国は海に囲まれている。
日本は政治軍事している。
「私は思うよ。新たなる四傑が出会う時、世界の向こう側がしれる」
友禅が部屋を後にして新聞をゴミ箱に捨てた。
空洞内
アダムが創った空洞に一面星が見えたり、クリスタルが輝き死者の骨も目立つ。
髑髏が床に転がり落ちてる。
橋は卒塔婆で出来てる。
「澪、掴まれ!」
土方が澪の手を掴んで向こう岸に渡らせると白宮は凍らせて渡った。
「・・・・・待っててくれよ!エンペラーさん」
空洞を進み階段を上るとアダムとエンペラーが戦っていた。
「鬼覇凰覇改“王”」
土方のCODEを無数の剣を手にしてアダムも剣で対抗した。
「世界崩壊(ワールド・ディストラクション)」
紅蓮の劫火と砂嵐舞う地面の隆起で土方の鬼覇を壊死。
アダムは、CODEを創り上げた唯一の王。
エンペラーはエクスカリバーで対抗した。
「澪!」
澪の無効化でアダムの黒コートがそれをはじいた。
黒コートを着て蒼い焔で、エンペラーはそれをぶった斬った。
「それでも、俺はぁ・・・・人類護って悪を殺す!」
「消えぬ罪に何の存在がある?CODEは悪を消すのに生まれた力だ覚えとけ!」
アダムが言うのにエンペラーは黙ったままだ。
覚悟を決めた。
ここで、終わらすしか無い。
ここで、死んだら申し訳ないな・・・・俺。
「氷結剣魔神蒼覇」
白宮が連携で、アダムは焔で氷を溶かした。
エンペラーは瞳を閉じて深呼吸した。
俺は、今まで人を哀しませ続けててどうしようも無いクズだった。
んでもなぁ、俺はこいつ等と戦い続けてようやく分かった。
“一握りの幸せ”は誰でも手に入る。
アダム、もう・・・お前は負けだ。
届いてくれ!全ての人心の想いを
蒼覇天翔魔天神絶焔(ブルー・ローヴェンガッアルト・ロハガッエリオ・エル)
エンペラー渾身の太刀がアダムを斬った。
「ぐはぁぁっっ!」
七つの焔が体内から消えて焔が一つに集まりサタンに宿る。
もう一つ、地獄のCODEは本来ならばサタンがORIGINALだが、唯一の継承者エンペラーの一族に受け継がれることに為った。
長い戦いであった。
俺は、門の前に向かった。
「待て・・・・俺が死ねば世界はそうなる?どうだ?願いを言え!」
手で止血し、門に行き願いを言えと言った。
アダムが死ぬのは時間の問題だ。
・・・・・・・どうだ。
「俺が行く!俺が王に為るその代わりCODEから縛るのはもう終わりにしよう。お前等だって人並みの送れる生活の権利を持っている。この幽齋が・・・お前達世界の柱に為る!」
幽齋が慌ててきて、アダムを抱いた。
「いっちゃんおめぇーが、哀しんでる。だろ?願いは俺の命を引き替えに全員救ってくれ!特に、英雄に為ったエンペラーには“ガチンコ”の王だ」
門が閉まり幽齋の魂が刻まれてアダムも砂に為った。
こうして、五〇〇年に及ぶ戦いがひとまず終止符を打った。
大和暦十七年九月一八日
エンペラー率いるCODE:ZEROは幽齋の死、アダムと引き替えに自ら王に為ることで、全てが終わった。
しかし、これはまだまだ序章に過ぎない。
これからが本当のCODEとCODEの戦いである。
南が丘から遠く離れた荒野に女が立っていた。
「御父様星に為られたのですね。」
手に持っていたのは幽齋の刀とブレスレットだ。
「御父様?私が継ぎます。御父様がやろうとなさったDCR計画を」
謎のDCR計画とは、エンペラーもサタンも誰一人気付くこと無かった裏で密かに行われていた計画。
DCR企画
(DestinyCodeRebarth)の略でDCRとも言う。
意味は「運命の再生能力」と言う。
幽齋がやろうとして不発に終わり世界は平和に見えた。
しかし、これからが本当の始まりである。
五日後
南が丘から戻ってきたエンペラー達は、一旦伊勢神宮に帰ってきた。
伊勢神宮では、エンペラーの実母天照大神が帰りを待ちわびていた。
「お疲れ様です。あなた方は幽齋・神・ヤハウェー・アダムを倒し無事にCODEが守り抜いたとです。良いか?大日本国の危機に良く長き間戦ってました。お疲れ様です」
アマテラスが一人一人にねぎらって俺達は新しいご本殿で参拝した。
二礼二拍一礼という基本参拝でエンペラーは、戻ってきた。
「還ってきたぞ。やっぱぁ~ええよな」
エンペラーは黒いコートを着てKGU跡地に花を置いてそれから言うモノの伊勢を後にした。
「澪?お前を巻き込んだことは謝る。申し訳ない」
澪は首を振った。
「楽しかったですよ。あんなはちゃめちゃなことありますか?私を役立てて良かったです」
澪は、エンペラーに感謝した。
それを影で見ていた冷泉は、CODE:DESTINYと裏では、政府直轄でKGUとKDSの権利を回収。
それを機にKDSが創設されるのに、冷泉が姿を消した。
「アマテラス次の仕事は政府の雇われ身さぁ。」
黒のロングコートに長刀を背負って長く伸びた黒髪で、政府の懸賞金八千億の額が懸けられて死の力と生の力で、人は死なない。
冷泉の子で、同じくKDS四傑に選ばれる伴狼北心齋(ばんローほくしんさい)がレイラとクミカも同じくして伊勢に集められた。
HIDEは、東京にコンサートに行った。
白宮は数ヶ月御行方が消えた。
「レイラ?俺は・・・・ゆっくりと暮らそう。クミカ?あぁっ、えぇ・・・と俺と居てくれ」
二人は倉田山に家を建設した。
一軒家で、二人とも暮らし始めた。
エンペラーの墓は琥御架と共に埋葬されてある。
天神幽華と幽禅の親子も墓が並ぶ。
久邇宮朝彦親王が伊勢神宮に参拝してこの英霊に感謝を申し上げた。
「KASとしてCODEを生き抜いたこと深くわびる。」
アマテラスは石段に座り久邇宮に微笑む。
自分もそろそろ眠る番だ。
エピローグ
ようやく長い旅を終えた。
エンペラーは、神宮からの仕事でまだCODE:ZEROを背負って次々からKGUに来ると一人で思い詰めて政府に来た。
「ようこそおいで下さいませて感謝します。エンペラー殿」
「なぁ?友禅、俺は・・・・・暫く休む」
友禅も政府からのプランを手渡した。
「君はどう思う?KDSは自動車学校を創る。」
友禅が見ていたのは新時代である。
「俺はもう引退する。疲れた・・・・」
地獄のCODEを持つエンペラー、彼は政府と協定して身を隠した。
二人の新婚生活は長く続いた。
HIDEは、東京ドームでのコンサートを終えて武道館ライブを大歓声で終えて地元三重のサンアリーナで歌った直後心臓発作で世を去った。
大和暦十九年春 HIDE死去。
土方は、菰野で道場を開いて若手を見てその八年後の大和暦二十七年後に世を去った。
後を追うかのようにその半月後澪も世を去った。
家督を継いだ土方綾将と鈴姫の事ハ、弟である清野孝彦が面倒を見た。
白宮とエンペラーの話をしよう。
あの戦いから幾年過ぎた頃、KDSがいよいよ建設に向けて動き出す。
「エンペラー殿よく来ました。では、どうぞこちらに・・・」
エンペラーが呼ばれて校門の帳簿にサインしてKDSの説明を聞いた。
「カイザー?」
エンペラーの手を握っていた子供に友禅はしゃがんで言った。
「君のお父さんはこの国を救った英雄だ。そこでだ、君に新四傑受任を言い渡す。」
友禅が、幼いカイザーに指輪をはめた。
白宮も座っていて数十年過ぎた・・・・・・。
皇帝暦元年
四月二十九日
「出来たぞ!やったな・・・狼、月夜、律姉・・・・」
カイザーは、青年になりKGU跡地にKDSが完成して日本最大級で世界最高の自動車学校兼大学指定都市として倉田山と神宮領を含めて遂に完成した。
「乗るかな。」
カイザーの愛車がKDSに駐車した。
皇帝暦元年に、エンペラーの姿を見なかった。
一体彼はどうなったのか?カイザーは、黒のロングコートに父から受け継いだ剣だが、カイザーの場合双剣らしい。
「行こう、新時代に・・・・」
時代が変わる。――――――父の姿のこの世に無かったと聞く。
後から聞いた話父は殺されたのだ。
幽齋の娘斎藤支靜加に
皇帝暦元年
エンペラーはその最期の十日間何をしていたのか。
「何だ友禅俺に用か?」
政府の部屋に呼ばれてエンペラーは最期の仕事を引き受けた。
「首謀者は幽齋の娘・・・斎藤支靜加(さいとうしずか)。彼女はDCRを進めようとしている。」友禅の命でエンペラーは、斎宮に来ていた。
一日目
斎宮近くにテントを張って支靜加を見ていた。
CODE:DESTINYが数人居るのを見て、パソコンでレポートしていた。
・・・・・・エンペラーも監視していた。
「そこに居るのは誰だ?」
気付かれたか、と思いエンペラーが姿を見せた。
「ほぅ~私を誰と思う」
「幽齋の娘だよ。俺は手を出さない!」
エンペラーは、約九日後遺体となって発見される。
エンペラーは、支靜加に斬られた。
「蒼い焔(サタン)」
「魔狼天断骸」
短刀と父からの刀でエンペラーは焔で防いだ。
「蒼覇ッ!」
突きでエンペラーは致命傷を負った。
出血多量で松阪駅で力尽きた。
「時過ぎて映り雲如く世去へり」辞世の句を残してエンペラーは世を去った。
十日後
支靜加が動くのを不穏に感じた友禅は白宮を呼んだ。
「なんだ?俺は戦いたくない!」
「そいつは分かるが、エンペラーが死んだ。」
白宮も泣き崩れてショックであった。
偉大なるCODE:ZEROの七人のことであるが、未来はそれぞれだ。
エンペラーの死後カイザーと姉であるエンプレスが、友禅の居る政府に直属でKDSの創設からKDSを護ることに決めた。
エンプレスの場合は、レイラとクミカでカイザーに料理を振る舞ってる。
カイザーが、友禅の元で修行しているのは分かるが、白宮も娘を連れて友禅の屋敷に居た。
「私の娘だ。月夜だ。」
氷結のCODEを持つ娘月夜がKDSの第一区を任された。
HIDEの息子で、五代目XJAPANリーダーのYUTAKA(菊澤豊)が、KDSに来た。
「呼んだのは俺だよ。」
友禅の側に居たのが、KASの弟で、RAS(霊朝倉阿之親王(りょうちょうくらあのしんのう))が、YUTAKAを徴集していた。
これから、RASがKDSの総監督というので倉田山に姿を見せた。
兄の死後伊勢にて政を願ってアマテラスに力をもらった。
本来なら兄と同じである。
「さぁ・・・時代の転換期だ。」
RASは、KDSの全貌を見て頷いた。
KDSとは、西洋と和の融合で敷地面積八千坪の敷地に、六十の校舎とゴルフ場と自動車学校にカラオケ・パチンコ・映画館・ショッピングセンター併設されている学校。
屋敷は、寝殿造り。
バロック調の建物も北欧をモデルにしてある。
「なら、どうせ?」
「そういうのはさぁ・・・」
綾将は端正な美少年で黒の着物を基調とした侍で、黒のコートを着て参上した。
KDSでは、自動車なら全て取得できる。
科学長官のLCCの淳と宗之介が現れた。
二人ともあの石神博士のご子息だ。
「今日から長い日の始まりだ。」
その通りだ。
俺達の未来はどこまでも続く。
極楽浄土
蓮の池に佇む土方と美しい景観にお茶を出す澪。
エンペラーは、屋敷で寝ていた。
土方は、先祖と仲間入りして菰野に祀られた。
「澪?今度は温泉に入り行かないか?」
土方も血から足を洗って今はアルバイトで、極楽浄土無いの剣道を教えている。
極楽浄土では、HIDEもKASも居た。
「今日で十年か・・・。俺達が悪を捌いて天国に居るんだもんな・・・澪?」
「えぇ、ここは死んだ国です。お釈迦様がお暮らす黄泉の世。」
澪は赤と黒のドレスを着て屋敷内では、守末河悠騎に見習って料理を学んでいた。
黄泉の料理では、土方は剣の神として道場では多くの若者を鍛えている。
エンペラーも気が楽になったのかお釈迦様の居る仏塔に出入りしている。
「来ましたか・・・・。エンペラー様」
お釈迦様は部屋に呼んで四畳半のインド式の部屋では、エンペラーに箱を渡してそして修理された剣も添えた。
「原罪アナタは彼の地この極楽浄土の身でありますが、少々地上に於いて問題があります。アナタも心のどこかにあるのでしょう?アナタは二度死に二度生き返る。」
「はぁ?俺は死んだよ。悪を葬ってここに居る。んで、俺に行けと?」
エンペラーは答えた。
芳香香る部屋ではお釈迦様が他にも七人を呼んだ。
「白宮様、HIDE様、土方様、石神様と綾美様、沿えての澪様・・・・六人に命じます。これは私達も危険視されてますが、斎藤支靜加を葬ってくれませんか?」
「嫌、待て待て待て!俺は死んでるんだぜ!ホラ分かるだろ」
土方はお釈迦様に聞いた。
土方は、さっぱりと黒髪の長く伸びて西洋の服を着て緑のコートを着てチェックシャツを着こなしてサングラスをかけて下駄を履いてCODEも長けた。
「なら、もう一度生かせてくれるのか?」お釈迦様は頷いた。
「そうだ、待たぬか。白宮よ・・・・お主の兄士郎はCODE:ZEROになったそうではないか?」
「兄もやるよ。俺は兄と違う道でも生かされたのならミッションはやる」
白宮は氷結のCODEも娘に劣らない。
奥さんは、誰も知らないがとても背が高くて金髪が似合ってHカップらしい。
それでもって白宮との出会いは、あの戦いが終わって数年後に桑名で出会って結婚した。
奥さんは今もKDSで自動車を教えている。
お釈迦様は全て見ていた。
「七人とももう、ここに来なくても良いですよ。生きるのも死ぬのも地獄だ。私がこんな事いうの変だけど・・・・・幽齋のCODEは『天滅』名を以てすれば天を滅する。滅には二通りある。だが、一番この世界や地球が危険視されるのが『神滅』だ。支靜加は、アマテラスを殺して神々全八百万の神を殺せば日本は消える。これは業務命令です!」
「承知しました」
七人声を揃えて言った。
今、俺達は生きてる。
「みんな、俺達も俺達に仕事開始だ」
そう言い仕事が始まった。
ここでこの物語が終わりを迎える。
長きに渡って後世の名を残すKGU。
KGUは歴史共に消えたがその墓前にエンペラー達が護り抜いた遺志が其処にあった。
Thank you. KGU, and Uzes meet in where also it is closing the curtain to thank inspiring rain storm! ! I love you
Geist irgendwo immer Ich danke der KGU.
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます