第一章『ゴースト・プロトコル』 ♯5
――およそ6年前――
「これはダメだな……私たちゃ完全に罠にハマっちゃったみたい……」
ジェンコ副長のどこか他人事めいた呟きに、若きキャスリンは我が耳を疑った。
だが、耳を疑うまでもなく己を取り巻く状況は、罠にはまった以外の何ものでもなかった。
眼前の外景ビュワーの彼方で、一隻の巡洋艦が突然デタラメに回転しながらありえない速度で画面の外へと消え去り、そして爆発の光だけを画面外から放ってきたからだ。
続いてキャスリンが座るバトル・ブリッジ自体にも、横からけ飛ばされたかのような振動が船外から伝わり、彼女は短く悲鳴を上げた。
「本艦前方の護衛巡洋艦ミネアポリス、および駆逐艦206号、轟沈! さらに護衛艦に着弾多数! 損害規模不明!」
「本艦も艦尾第一補助エンジン・ナセルに直撃弾! 推力38%ダウン! 現在ダメコンチームが対応中!」
「左舷8時から9時方向より敵実体弾第二波多数接近中! 接触までおよそあと4分!」
「左舷艦尾対宙迎撃ミサイル全弾発射! だが効果の保証は……」
ブリッジクルーから聞きたくない報告の数々がブリッジに響く。
その時キャスリンに出来ることは、ただ事態を見守り、記憶しておく以外にほぼ無かった。
こんなはずでは無かったと何度も思う。
何かの間違い、あるいは悪い夢であればと考えることを止められかった。
だが間違いなくこの時、自分達のいる土星圏グォイド本拠地攻撃艦隊は、敵の罠にはまっていた…………それもどっぷりと。
気づいた頃にはもう手遅れだった……それが罠というものなのだから当然であったが。
グォイドの大規模侵攻を四度、辛くも凌いできた人類は、人造UVDをはじめとしたUV技術の実戦レベルでの獲得と同時に、ついに土星圏グォイド本拠地攻撃作戦を実行に移した。
そして土星圏内へと進行した土星圏グォイド本拠地殴り込み艦隊は、グォイドが土星リングの外縁部に多数設けた実体弾投射砲のキルゾーンに、自ら飛び込んでしまったのであった。
距離的問題から、実体弾は発射からキャスリン達のいる殴り込み艦隊本体への到達までに、まだわずかな時間があった。
が、大質量実体弾を迎撃できるのは、事実上同じ大質量実体弾投射砲だけであり、本拠地にある実体弾投射砲に対し、殴り込み艦隊の有する実体弾投射砲艦は、その数においても携行弾数においても、決して埋められぬ程の差があった。
迎撃射撃により、僚艦の実体弾投射砲の残弾が尽きるのは時間の問題であり、たとえ敵実体弾を迎撃で砕くことができたとしても、その破片だけでも、命中すれば甚大なダメージを我が方の航宙艦に与えることができる。
破片であれば対宙迎撃レーザーやミサイルでの処理も可能だが、それも物量の前には限界があった。
つまり事態は極めて深刻であった。
――土星圏外縁部・太陽側・衛星エンケラドゥスから約80万キロ・GN‐XXX‐2027特装実験戦艦〈
「先遣部隊からの通信およびトランポンダー反応、完全に途絶!」
「そんな! 完全にですって!?」
〈
「同部隊のUV噴射光も観測できません! 土星の影にいる可能性はありまけど……無事ならプローブ経由で通信が来るはずです」
約350隻もの艦艇からなるSSDF土星本拠地殴りこみ艦隊は、すでに先遣として送り出した部隊およそ100隻を喪失していた。
破壊が確認されたわけでは無いが、状況から言って生存は絶望的だろう。
いったいどれだけの優秀な人命人材が失われたのか、キャスリンは恐ろしくて震えた。
そしてキャスリンは、己の見通しの甘さを呪った。
それは彼女一人の責任などではなく、この作戦を立案し、実行を決断した人間が負うべき責任であり、彼女が罪の意識を持つ必要はないはずであった。
しかし、それでも、彼女もまたこの作戦に賛同し、成功を信じて加わった人間の一人であった。
キャスリンはそのことが許せなかった。
今この瞬間、国家間同盟〈ステイツ〉の主導で行われた人類初の対グォイド反抗作戦、土星圏グォイド本拠地攻撃作戦は失敗が決定したのだ。
今ここで撤退を決断せねば、損害は先遣部隊の100隻どころではなくなるだろう。
全隻未帰還だってありえた。
土星リング外縁部の実体弾投射砲は、キャスリン達のいる殴り込み艦隊本隊全艦を、完全に射程圏に納めているのだ。
「殴り込み艦隊旗艦
「なんですって?」
「全艦に撤退命令! 全艦ただちに作戦要綱デルタに従い、土星圏より内太陽系へ向け撤退を開始せよ! とのことです」
「…………」
キャスリンは通信士とクラリッサ艦長とで交わされた会話に一瞬の安堵を感じたが、すぐにまた絶望へと引き戻された。
撤退の決断が思いのほか早かったのは朗報であった。
が、この状況下で今更どうやって撤退せよというのか……?
〈
この時代の宇宙で生きる人間であれば、子供でも分かることであった。
運動の第二法則が、真空無重力故にありのままに働く宇宙では、Uターンは恐ろしく難しい。
すでに土星圏の重力圏にまで来てしまったSSDF土星圏殴り込み艦隊が、グォイド本拠地攻略が無理だからといって、ハイそうですかとUターンするなど無理な話であった。
だが、絶対に不可能でもなかった。
「後方補給艦隊・護衛艦〈じんりゅう〉より全艦へ緊急連絡! ――ワレ【ANESYS】の
〈
「あ……あの……艦長? …………キャスリン艦長……助けて下さいぃ!!……」
「ちょ……シズ! 何してるの!?」
「あ~とうとう始まっちゃったデスか……」
「うあああ大変だ……シズが壊れた!」
そんな声にキャスリンが我に返えると、いつの間にか彼女の背後では大変なことになっていた。
――〈じんりゅう〉主機関室――
なんとか中央格納庫でのサティの洗礼をクリアした一行は、〈じんりゅう〉が手に入れた新たなオリジナルUVDを確認しに主機関室へと向かった……はずだったのだが…………。
振り返って見た光景をありのままに言葉にするならば、シズ大尉が寝ぼけたような声と共にセヴューラに抱き着いて、彼女の耳にむしゃぶりついていた。
「うわ~ん! かぁ~わいぃ~ん~!!」
「………………あの……キャスリン艦長ぅ?」
猫ならば喉をゴロゴロと鳴らしてそうな勢いで頬ずりしてくるシズ大尉に、セヴューラがキャスリンに今まで一度も見せたことがないような困惑したような怯えたような、歳相応の少女の表情で訴えた。
「な…………なにごとなの?」
明らかにセヴューラは助けてを求めているはずなのだが、キャスリンは何故かそれを無視して、何故そうなったの疑問を解く方を優先した。
美少女小学生二人が、ただじゃれ合ってるだけにしか見えないから……という理由もあるが。
黒髪&漆黒のゴスロリ・ファッションと、白い髪、白い
「あ~……これは多分アレデスな」
「もったいぶらないでさっさと説明なさいなっ」
うんうんと頷きながら、腕組みしつつ、しみじみと言うHMDゴーグルをかけた電測員ルジーナ中尉の言葉に、ようやく焦り始めたユリノ艦長が答えを求めた。
「え~おそらくですが、シズ殿は初めて年下の〈じんりゅう〉級クルーに出会えて、滅茶苦茶嬉しかったのではないでしょうか……」
「そ……そうねえ、今まで13才のシズが最年少だって思ってたもんねぇ…………同じ年頃の仲間が出来て嬉しかったのかしら?」
「ほいで、ここ数日の食糧難で、デザート類の供給も滞ってたではないデスか?」
「ああ……うん」
どこか得意げに説明するルジーナ中尉に、ユリノ艦長はただ相槌を打つだけだった。
「……つまり無人艦指揮と主電算室オペが担当で、日頃の頭脳労働により、常に大量に必要とされる糖分補給が、シズ大尉はここしばらくは充分に補給出来なかったわけデスよ!」
「ふむふむ」
「そして今この瞬間……ついにシズ殿の理性のリミッターが、糖分不足によってオフになっちゃったんじゃないかな~……って」
「なん……じゃそりゃ!」
ルジーナ中尉の身振り手振りを交えたものすごく大げさな説明に、思わずツッこむカオルコ少佐と、キャスリンはまったく同じ気分になった。
「でもまぁ……そうねぇ……普段はクールで真面目なキャラを演じてても、シズだって本当は、同じ年頃の女子並みに、モフモフした子猫とか、ヒラヒラした服とか、可愛いもの大好きだものね……
そういう自分を、ずっと抑え込んでいたのが…………スイーツ不足で……」
ユリノ艦長はなんとか理解に努めようとしているようだった。
が、キャスリンはクールで真面目なキャラが、航宙艦内でゴスロリドレスを着るものだろうか? と思ったが……それは口にはしないでおいた。
ともあれ、もし彼女の予測が原因で合ってるならば、解決は難しくないはずだ。
「あ……あの、原因が分かったなら……そろそろ助けて頂きたいのですが……」
主機関室の床でくんずほぐれつしているセヴューラが、遠慮がちに、だが切実そうに再度訴えた。
「ああゴメンねセヴィー、甘いお菓子なら、今補給した物の中にチョコとかがあるはずだから……」
「ああキャスリン艦長! それには及びませんデスぞ!」
大急ぎでついさっき補給させた食料の中から、チョコの類をヒューボにでも取って来させようと考えたキャスリンを、ルジーナ中尉が「あいや待たれい!」とばかりに制した。
「丁度良くといいますデスか……おあつらえ向きにとでも言いますデスか……今ワタシ、コレを持ってます!」
ルジーナ中尉はえっへんとばかりに誇らし気に胸を張ると、どこからともなく10センチほどの白いスティック状の物体を取り出しながら宣言した。
そして、ずずいとセヴューラに絡みつくシズ大尉に近づき「は~いおシズ殿~ア~ンして~……」と声を書けながら、そのスティックの先端を破って、中に入っていた白い砂状のものを、素直に開いたシズ大尉の口にサラサラと流し込んだ。
「……………………シズ大尉?」
その白い砂のお陰なのか、いつの間にか絡みつく力が消えたらしくセヴューラがシズ大尉の腕から脱出すると、俯いたままそれまでが嘘のように沈黙した彼女に心配気に声をかけた。
が、心配は無用だった。
「…………ぉぉぉぉぉおおおおおおおシャッキィィィ~~ン!」
心配したのがアホらしくなる勢いで、シズ大尉はセルフSEを叫びながらオーラをまとってそうな雰囲気と共に立ちあがった。
キャスリンとセヴューラは、呆気にとられて何も言えなかった。
ともかく、どうやらシズ大尉は復活したらしい。
「ルジーナよ、いったい何を流し込んだのだ?」
若干冷めた視線を投げかけながら、カオルコ少佐が訪ねた。
ルジーナ中尉は輝くような笑顔でサムズアップしながら、「スティック・シュガー!」と答えた。
「あ~これって、やっぱり後でバレたら………………艦長達に怒られますかねぇ?」
「君ぃ……今さらそれを言うかね?」
「ああやっぱり……」
今やアミ一曹となったケイジは、
「まぁ正直ぃ……後で知ってユリノ艦長らが良い気分になる未来は見えないな……私には……」
「あぁあぁあ~そんな~!」
「けれど私は、同行を同意してくれたことを感謝してるよアミちゃん、だからなるべく後悔はさせないつもり。
私は必要があってそうしたのだと、どうか信じて欲しい」
「…………」
何一つ説明をしてくれないくせに、そういう物言いをされると、アミは何も言い返せないのであった。
自分でもなんで彼女の要請を了承したのか不思議で仕方がない。
今〈じんりゅう〉クルーの中で、最も正体がバレちゃいけない人間が、最もバレたら困る人達の中へ自ら入ろうなどと、正気の沙汰では無かった。
断るべきなのだろうが……何故か断るべきではない――という気持ちと、断っても無駄――という気持ちに押し流されてしまったのだ。
数秒かけてたどり着いた〈ウィーウィルメック〉側エアロックを潜ってついに乗艦した同艦の中は、一言でいえば〈じんりゅう〉と一緒であった。
アミは知らぬ間にここに移動していて目が覚めたなら、きっと〈じんりゅう〉と区別がつかないだろうと思った。
だがそれは〈ウィーウィルメック〉の左舷のエアロック付近の内装だけの話かもしれない。
アミはいつもの調子で船体中央に向かおうとして、ジェンコ少佐に「ああこっちよ」と止められた。
アミは自分はブリッジが連れていかれるものだと勝手に勘違いした結果、船体中央から最短コースを通って向かおうとしたのだが、それは間違いだったらしい。
だが全部が間違いでは無かった。
ジェンコ少佐はアミを一度艦尾主機関室の手前まで案内してから、〈じんりゅう〉には無い位置にあるエレベーターを使い、最終的にアミを〈ウィーウィルメック〉
ようするにアミは艦尾側に遠回りさせらたわけだが、アミはその理由が気になった。
つまり船体中央に、少なくともまだ見せたくない何かがあるということになる気がしたからだ。
だがアミは、メイン《目視観測》・ブリッジに入るなり響いたクラッカーの破裂音と、女子クルーの歓声に直前まで考えていたことを忘れてしまった。
「お、おい! アミちゃん! しっかりして!」
メイン・ブリッジに入るなり受けたクルー達の洗礼……というかクラッカーの破裂音に驚いて、へなへなと崩れ落ちそうになったアミを、ジェンコ少佐が慌てて後ろから支えた。
「こら~! ヘレン! マヘリア! ケイト! ペギー! あとユーカにフラニーにミリエラ! ちょっと加減なさいな~!」
「あ、ワリぃワリぃ~歓迎しようと思ったんだよぉ~」
注意するジェンコに、火器管制席のウルーが悪びれることなく答えた。
彼女達の持っていたクラッカーと、それが放ち、ブリッジ内に盛大に散らばったリボン類などの中身は、いつの間にか音も無く消え去っていた。
察するに、ブリッジ内で本物のクラッカーなど使われるわけが無いので、ホログラムだったのかもしれない。
だがもし今のクラッカーの破裂全てはホログラムなら、〈じんりゅう〉のブリッジ以上に無駄にホロ投影機能が充実してることになる。
アミはそこまでホロ機能を高性能化する意味が分からなかった。
「…………さてと…………アミちゃん、一応ここのクルーを紹介しておくわね」
アミを立たせると、大きな深呼吸の後にジェンコ少佐がブリッジの面々の紹介を始めた。
・ジェンコ・ウィンタース少佐(副長 船体維持・ダメコン20才)
・ヘレン・ニクソン少佐(火器管制・19才)
・マヘリア・コンプトン大尉(操舵・17才)
・ケイト・ウェルシュ中尉(電測・17才)
・ペギー・ランドルマン中尉(機関長・18才)
・ユーカ・ガルニア少尉(艦載機指揮者・19才)
・フランチェスカ・ペルコンテ少尉(同・艦載機指揮者・17才)
・ミリエラ・リーブコット准尉(通信・16才)
それが今〈じんりゅう〉にいるキャスリン艦長とセヴューラ第二副長の二人を除く、〈ウィーウィルメック〉のクルーであった。
皆、名前こそいかにも〈ステイツ〉っぽい響きであったが、見た目は多種多様な人種の顔立ち、髪の色、スタイルであった。
ガムを噛んでたり、テンガロンハットをかぶっていたり、ギターを鳴らしていたりと、見た目はもちろん個性も豊かそうであった。
皆、〈じんりゅう〉からやってきたアミに対しては、からかいと興味と歓迎の心が三分の一ずつといった雰囲気に見えた。
アミは古い映画の西部劇で、カウボーイだのガンマンだのが集まるバーにうっかり入ってしまった気分だったが、とりあえず敵意は無いらしい。
ただ若干の警戒心も抱いているようにも見えた。
「ま、全員の顔と名前を覚える必要なんてないわ、それが目的じゃないし…………」
ジェンコ少佐は肩をすくめながら、アミに向き直った。
アミはゴクリとつばを飲み込んだ。
さて、これから何が始まるのか? アミをここまで連れてきた目的がやっと分かるはずだったからだ。
「……そう警戒しないでアミちゃん、アナタを呼んだのは、一つはアナタが【ANESYS】適正者ではなくて、なおかつ〈じんりゅう〉の【ANESYS】を用いた戦いを見てきた唯一のクルーだからなの」
そう語るジェンコ少佐の言葉の意味を、アミはすぐに理解はできた。
言われてみれば、アミもといケイジは、【ケレス沖会戦】【木星事変】【土星・
そこに着目したということなのだろう。
問題は――――
「…………もう一つはなんですか?」
「……ふうむ………………」
ジェンコ少佐はアミの問いに沈黙で答えた。
彼女の言い回しでは、答えが不完全だった。
何故アミを連れてきたのか? の理由の一部を答えただけで、他の理由が存在することと、それでアミに何をさせたいのか? が抜けていた。
それがジェンコ少佐には、少し言いづらいことらしい。
「あの……」
「分かってるって、ちゃんと答えるから!
こほん! …………え~あなたをここに呼んだ理由は、あなたに私達が行う【ANESYS】を外から見て欲しいからです!」
「あ~……」
アミはジェンコ少佐の答えに半分だけ納得した。
だがまだ答えは不十分だ。
その思いはアミ自身の顔に出ていたらしい。
「うううう……何故、そんなことをしてまで【ANESYS】を行いたいのかというと………………その……」
「ジェンコ少佐、ちゃっちゃと答えた方が良いですよ、あんまボクが留守にしてると、〈じんりゅう〉のクルーにバレますよ?」
「うう~!」
出会って初めて、若干の精神的優位性をジェンコ少佐に感じたアミは追撃したが、余程言いにくいことらしい。
ジェンコ少佐は再度大きく深呼吸すると、やっと続きを話した。
「わた……私達の【ANESYS】の
「はい?」
「だから指名したのぉ! アナタと話したいって! 私達の
「ななななななんで!?」
「何故なのかなんて~っ! こっちが知りたいわよぉっ!」
ジェンコ少佐は顔を真っ赤にしながら告げた。
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