第59話

湧き上がった魔力を一気に吐き出したせいで、激しく疲弊した蘭を緋真が落ち着かせる。 


「めちゃくちゃにやりやがるな」

「親父……」

「もしかして、死んだのかな?」

「分かりません。けど、この威力だと」


 すさまじい魔力量だということは、この一撃で分かる。

 魔力の光線が過ぎ去った後には、擦り削られた大地が痛々しく裂傷を残していた。

 彩葉たちはその威力で立っていられるとは到底思えなかった。


「生きているわ。あたしには分かる」


 蘭が断言した。

 なぜ? 誰もがそう聞きたくて、眉をひそめていた。だが、それよりも蘭の身に起こったことに、質問の順位が変わった。


「蘭?! その目。一体――」



 一重、二重、飛んで幾重の環は視力。

 魔性に呪われた瞳に色彩が移り変わりしは探知。

 それこそは遥か彼方の有限を観測し、あらゆる万物の息吹を捉える索敵の魔眼。

 人の生を代償とし、ここに――開眼を果たす。



 全員の注目を浴びたのは蘭の異様な両目が原因だった。

 魔力の顕現と発生したそれは魔法で間違いなかった。


「お姉ちゃん。あたしこの目で分かるわ。あそこに魔力の気配がある。その向こう側の景色、そこに集まる小さな魔力の気配も」

「どういうことだよ、そりゃあ」

「この世に完全に善意だけで構成された人間などいない。必ず悪意も持っているものだ。その微弱な魔力を感じ取ったのだろう」


 晴れる煙から、守人が何事もなかったかのように立ち尽くしていた。

 左手には爆撃の跡。こうなることは予想していたのか、防御をしていたようだ。


「そんなわずかな魔力を探知したっていうの? そんなものを見てしまったら、発狂してしまうわよ。蘭、魔法の使い方は分かるわよね、いますぐ解除しなさい」

「簡単に言ってくれるわ。制御が難しいのよ。この目はよく見えすぎる……っ」


 遠近感を掴みづらくなり、やがて眼を開けておくには疲れてきた蘭は視界を瞳を閉じた。

 そうして、いくらか時間が経ってから瞳を開けると、そこには一重の環と色の滲んだ瞳があった。


「大丈夫? 蘭ちゃん」

「平気よ」


 目をのぞき込む彩葉を手で追い返す。あまり、見られたくないのだろう。


「一体、何が見えていたのかしら?」

「魔力。あと、あのホテルの部屋の中が見えたわ」

「ここからだと数百メートルは離れているぜ。どんだけ視力が上がってんだよ」


 そう驚愕するのも無理はない。

 常人の視力では、窓ガラスが壁面に並ぶ建物としか映らない。蘭にはそれがはっきりと見えていた。その中に住む人の数。更には窓の数すらも数えられることも容易であった。


「視界の調節と優れた魔力探知能力が大幅に強化された魔眼ということね。

いや、違うのかしら? 元々、魔力探知能力が高いのね。ともかく、魔眼を持った魔法使いなんて珍しいわよ。私は蘭で二人しか知らないわ」

「俺もだ」


 覇人も同意する。どうやら共通の認識でよさそうだ。

 摩訶不思議な眼は彩葉たちの興味も惹いた。


「いいなあ。そんなに簡単に視力が変えれるなら何だって見えるんでしょ。便利な魔法で羨ましいよ」

「でも、見えすぎると視界の感覚がおかしくなってしまいそうですよ」

「慣れれば、気にならないって」

「いや、気にしてくれ。いくら視界が変わると言っても魔法だぞ。使い勝手が良さそうな物でも、危険な力であることには変わりはないのだからな」

「もう、纏は相変わらず真面目だね」


 観察しては、口々に感想をもらす彩葉たち。それゆえに、守人がどこかと連絡を取っていることに対して、無頓着になりすぎていた。


『会話が聞こえていたわけでないので、どうなっているのかイマイチ把握しきれませんが、蘭が魔法使いになったようですね』


 暗い部屋のモニターから発せられている蛍光は、この現場を映し出していた。

 通話相手の樹神鎗真は成行きを見守っていただけだ。蘭は日々口が悪く、何かと反発してくることが多かった。それが原因じゃないかと疑える。もっとも、それは鎗真に対してのみの扱いだったが。

 結局のところ、魔具が内蔵されている監視カメラでは会話なんて聞こえるわけではないから、過程が分からない。


「蘭は自ら壊れていったのだ。そう気にすることではあるまい」

『壊れた?』

「私に対する、敵意に押し潰されたのだよ」

『裏切りですか? あの性格ならいつかはやりそうだとは思っていたが、本当にするとはね。まあ、珍しい映像が取れたついでに、偉そうなガキがいなくなって精々しましたよ』


 淡々としているが、本心ではそうは思い切れてはいない声で応える。日々、言い合うことが多かった仲だ。

 うっとうしい奴。うるさい奴。聞き分けの無い奴。可愛げのない奴。色々とあったからこそ、淋しさを見せつけない様に強がって言い張る。


『にしても、あれだけの数の魔法使いを相手にするとなると、殊羅と月の応援を呼んでおきましょうか?』

「あの二人が来ると、本当に町一つが潰れかねん。ここは、私一人で十分だ」


 通話を切る。

 そこにいるのは、戦闘闘争がむき出しにされたA級戦闘員の姿だ。

 こうも人は変わるのか。迫力がある。

 魔力による気配に頼らずとも、彩葉たちは殺気を肌で受け止めた。


「やる気は十分みたいじゃねえの」

「そう、殺気立つな。まずはそこの女を殺してからだ。

 ――纏。友人たちの相手をしておけ」

「――!!」


 指名された纏は困惑する。

 この場にいるのは天童親子を除けば全員が魔法使い。纏の役職のことを考えれば、戦えるのは纏しかいない。

 果たして、自分に友を斬ることは出来るのか。否。彩葉は戦闘員だとか魔法使いとかそういう関係以上に友達だと言った。だから、喧嘩をした。

 戦闘員としてのやり方を通そうとしたが、出来なかった。負けたうえでどうして再戦を望まなければいけないのか。

 それ以前に、喧嘩の後と前では覚悟が変わっていた。


「どうした? 何を迷っている。お前は戦闘員だろう。なら、役目を果たす時だ」


 浴びせられる言葉に纏は太刀を強く握りしめていく。それに纏は気づかない。


 向けるべき刃は誰か――

 斬るべきは誰か――


 纏の表情は窺い知れないが、何かと戦う意志はあるにはあるのだろう。


「何勝手に纏の相手をさせようとしていやがる! 俺はお前に用があるんだけどな」

「はて? 私には身に覚えがないが……いや。その顔。どこかでお前と会ったことがあったか?」

「覚えていねえなら構わねえよ。どうせ、俺の勝手なこだわりだ」


 大気が捻じれ、両先端が矛となった一本の半透明状の物質を形成。

 直線上に敵はいるが、所詮当たるまい。守人がどういう魔具を使うのかは分かっているが、なりふり構わず放つ。



「そう、焦るものではない。あとで思い出したとき、必ず相手はしてやろう。いまはこれで我慢するがいい」


 反射的に掴んだ槍を返す。


 ――速い。


 放った本人である覇人をも凌駕する。だが、恐れる必要はない。それは覇人の魔法だ。魔法を解除すればいいだけのこと。

 しかし、覇人がそれを行うことはなかった。

 分散する大気の物質。斬り裂いたのは纏の散りゆく輝石の剣クラウ・ソラスだった。


「人の身でありながら、魔法使いに荷担するというのか」

「――ああ。そうさせてもらう」


 機敏とした動きに迷いは持ち合わせていないようだった。


「残念だ。我が息子ながら、成長を期待していたのだがな」

「それには答えられそうにないな」

「いいのだな。私たち人間を相手にする以上、もう戻ってはこれないことになるということは分かっているな」

「構わない。俺は人として、魔法使いに近づき、世界を見て回る。

 魔法使いと戦闘員。そのどちらでもない俺だからこそ、得られることがあるはずだ。

 自分にしかできない道を歩む――悔いの無い人生ってそんな道だと思うんだ」


 人であって、人というコミュニティから除外される。そして魔法使いですらない。


 完全に孤独。

 纏は自ら、茨の道を行くことを選び取った。

 それは、誰も挑戦しなかった前人未到の道。


「愚かな。せっかく貰ったバッジを捨て、か弱き民になるどころか、更に堕ちるとは」

「俺の人生だ。――こればかりは親父にも止めさせない。

 それに、バッジならもう斬り捨てた」


 あるべき場所には、それはなく。スーツに切れ込みが入っている。

 彩葉との喧嘩の最中、真っ二つに割れたバッジはスーツの内ポケットに納めていた。


「はは、……カッコいいこと言うねえ」

「うんうん。あんなのは纏には似合わなかったし、こっちの方がいいよ。斬ってしまって正解だったね」

「私たちは纏くんの味方です」

「あんた……とんでもない新人ね」


 孤独ではないかもしれない。彩葉や蘭たち仲間がいれば、それだけで一人ではない実感は出来る。


「どこまで行けるか見せてもらおうか。……手始めに、この場を生き抜いてみせるがいい」


 両手に魔具を装着した守人が、数多の魔法使いを屠った障害として立ちはだかる。


「あの男の一番の狙いは私だわ。だから覇人。私が気を引いている間に彩葉ちゃんたちを連れて逃げなさい」

「待てよ。俺にだって、アイツに用はあるんだよ」


 炎を発動して、守人と対峙した緋真を覇人が話を聞けよと言わんばかりの勢いで止める。


「あなたの事情は知っているわよ。だけど、この場は我慢して私に任せてほしいわね。それに、覇人にはあの子たちを見守る任務があったはずでしょう」

「それは……そうだけどよ」


 覇人がここに来たのは守人と戦うということではない。本来の目的は組織から下された命令。彩葉たちの無事を確保することだ。

 プライベートと組織のことは別として考える。覇人はその方針を守ることにした。


「……仕方ねえな。こっちのことは任せな。そっちは倒せちまうのなら倒しちまっても構わねえよ。あーだけど、無理だけはしないでくれよ。お前になにかあったらあのお嬢様になに言われるか分からねえしな」

「分かったわ。四番さん」


 お嬢様とは悠木汐遠のことだ。緋真とは古い仲の人物でもあり、その名を聞いて苦笑した。


「緋真さんを一人にするつもりなの?」

「安心しろ。あいつは滅茶苦茶強い奴だ」


 覇人がそういうのならば、そうなのだろうと彩葉は思った。

 最強のA級戦闘員である水蓮月とも互角に戦えている。疑う余地もなく強いことは明白だ。


「月相手でも問題なかったみたいだが、いいのか? 親父はあれでも討伐した魔法使いの数なら月よりも上だ。かなりの場数を踏んできているぞ」

「心配しすぎだっつーの。まあ、見てろって。灼炎の名は伊達じゃねえってところを見せてくれるよ」

「灼炎ってなによ」


 聞き慣れない緋真のもう一つの名に反応を示したのは蘭だ。それに彩葉と茜も同調した。


「あれ? なんだ教えていねえのか?」

「その必要はないと思っていたのよ」


 視線だけを送られた緋真は、言葉を添えて視線と一緒に返す。

 だが、彩葉と茜と蘭の説明を求めている様子に。


 “言った方が良かったのかもしれないわね”


 と思った。

 そうして、躊躇いの後。心に決心をつけた。


「そうね。教えておくわ。私は――」


 これ以上隠す必要などはないだろう。事情を知らない者、おそらくは天童守人ですら知らないであろう正体を晒すにはいい機会である。


「秘密犯罪結社キャパシティ。導きの守護者ゲニウス第三番を任せてもらっているわ。

 それと、もう一つの名前の方は私は気に入っていないのだけれどね」


 組織を支える幹部の一角を担う導きの守護者ゲニウス。それを聞いて理解できるものなどはこの場では限られた人物しかいなかった。

 だが、彩葉と茜はキャパシティという単語にだけは反応できた。

 それはつまり、雨宮源十郎。彩葉の父親と同じところに所属していたということだからだ。


「緋真さんも……父さんと一緒だったの?」

「隠すつもりはなかったのよ。ただ、源十郎さんが彩葉ちゃんに正体を話さなかったから、私も正体は黙っていたのよ」


 それで色々と合点がいった。


 なぜ、秘密犯罪結社であるキャパシティに対して、異常なまでに事情に精通していたのか?


 なぜ、その組織の構成員である父親と知り合っていったのか?


 なぜ、組織と繋がりのない母親との知り合っていったのか?


 なぜ、父親と母親のことを詳しく知っていたのか?


 それは全部。父親と同僚だったからと一言で片付くことだった。


「そうか。お前もあの男と同じ魔法使いだったのか。それだけで生かしておく価値は出る。あの男ともども組織について話してもらおうか」


 あの男とは勿論、雨宮源十郎のことだ。

 緋真と同格である父親が目の前の男に敗れた。

 緋真が強いということは纏を除く全員が認識している。だが、無事に切り抜けることが出来るのか。彩葉は無性に心配になった。


「緋真さん。やっぱりみんなで戦った方がいいよ。私も少しぐらいは役に立てるよ」

「心配してくれてありがとう。けど、ダメよ。下がっていなさい。あなたたちでは手に負えないわ」

「それは、お前も同じことだがな――」

「どうかしらね。

 炎すらも焼き尽すほむらの魔法使い。その由来を見せてあげるわ」


 格闘戦に特化された肉体が緋真に迫る。

 迸る幾筋もの火炎が矢の如く乱れ撃つ――。

 守人は殴り消しながら強引に攻め入り、数多の魔法使いを屠ってきた殺人拳が緋真に牙を向ける――!


「……っつ!」


 いやな音が響き、苦悶の表情を浮かべる。それもそのはず、保護として炎を纏った腕ごと砕かれたのだ。

 この機を逃さず、守人は右手を引き、続いて左手の拳を繰り出そうとするよりも一瞬――。


「近接戦はあまり得意じゃないのよね」


 緋真とて歴戦を掻い潜ってきた魔法使いだ。メインは遠距離戦だが、近接戦も一応は心得ている。

 魔具によって防がれない足元へと、燃え盛る焔が襲い掛かる。踏み場を失くした守人の隙を付き、炎を纏った掌底が守人の腹部を焼き、そのまま押し飛ばす。

 だが、浅い。

 咄嗟に後方に飛んだゆえに、押し飛ばしたかのように見えただけだ。しかし、炎を直に喰らっている。ダメージは通っていた。


「すごいです……!」


 感嘆をもらしたのは茜だった。

 緋真は対守人戦の攻略は二度の戦いで理解していた。


 丈夫な布地で織られた籠手の魔具。それはあらゆる魔法に触れることが可能だ。それに付け加え、並外れた体術を用い、その一撃は骨を砕き、最悪内臓の方にまで被害が出てくる。

 気を付けるべき点は魔具と体術だけだ。体術の方は緋真ではどうにもならないが、魔法の使いどころを上手くやれば、緋真には勝機を見出すことが出来るかもしれなかった。

 だが、分かったところで魔法使いの取り柄である魔法を防御されてしまうと勝機は限りなく低い。


「あの魔具、厄介すぎるわね」


 紅玉プロミネンス


 魔力弾に炎を混ぜ込んだ緋真だけのオリジナル魔力弾だ。

 緋真の最大の持ち味は、火力による破壊力の大きさである。

 魔具も所詮は道具。いずれは朽ち果て、壊れゆく。ならば、最大火力で以て、あれを破壊するほかない。

 辺り一帯の温度が急上昇し、熱気が彩葉たちの肌を撫でる。

 と、緋真の元から紅玉が放たれる。


「あれは、まずい……っ!」


 守人の経験からして、紅玉がどれほどの破壊力が秘められているかは直感的に分かる。

 この区域から出てしまえば、死人が山のように積みあがることは有に及ばず、周囲が消し飛ぶ。

 利き手である右手で紅玉を捕える。じりじりと魔具が消し炭になっていく。完全に抑え込める範囲外だった。

 かろうじて、右手を振り払って紅玉を隅に投げ遣り炎上する。

 その瞬間を緋真は見逃さない。魔具が擦り切れている。まさに、灼炎の名が垣間見せる状態となっていた。

 朱き螺旋が渦巻く紅玉プロミネンスを再度展開し、発射する。


「……くそっ」


 直撃したように見えた。

 耳を防ぐほどの大爆発が轟き渡った瞬間。噴水の如く、炎が空へと駆け上がる。


「今よ! 覇人。お願い! 全員を連れて逃げて」

「ちょっと! お姉ちゃん。また……、あたしを置いて行くの!?」


 悲痛の叫びである。

 三年前と同じ状況になりつつあることを蘭は嫌悪した。それだけは避けねばならない。もう二度と、緋真と離れたくはなかった。


「これでも戦闘員として三年間生き延びてきたわ。あの時と違って、あたしは戦える」

「知っているわ。お姉ちゃんは蘭の活躍を耳にしていたのよ。けど、ダメよ。私は蘭を巻き込まないように出来る自信がないのよ」


 蘭は歯噛みした。

 この惨状。もはや、兵器同士がぶつかり合っているとしか思えない現状に、凶器にもなり得ないような少女に入るべき余地などはない。


「彩葉ちゃんたちは優しいし、可愛いし、一緒にいて楽しいのよ。きっと仲良くなれるわ。お姉ちゃんが保証する。だから、私が帰ってくるまで、良い子にして待っているのよ。

 ――必ず、会いに行くわ」


 惜しむように、それでいて力づけるように蘭を言い含めた。


「必ず、よ」


 迷いを振り切った蘭は、崩壊した工事現場の柵へと彩葉たちは足を向ける。その背中に――。


「頼んだわよ。彩葉ちゃん!」

「任せて! 蘭ちゃんのことは私たちで守って見せるよ」


 遠ざかっていく彩葉たちと入れ違い、守人が火柱から現れ出る。


「逃がしたか。だが、まあいい。お前には価値がある。キャパシティの導きの守護者ゲニウスよ」



 劫火――大切な者を守るための災害は許されて然るべきだ。



 暴虐――善人の民を守るための悪逆は許されて然るべきだ。



 後付けでいくらでも正当化される理由をナイフみたいに振りかざして、この決死の場に二人だけが取り残される。


 地を砕き、天高く燃え上がる焔が注目を浴びる工事現場を後にして、彩葉たちはどこまでも遠くを目指して逃げ去った。

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