216/過去編――一九四六年~私達に喜びをくれた

 過去編――一九四六年/


 男は生まれた。


 父は若年にして戦場に出た豪の士で、母は強さの中に陽気さを携えた人だった。敗戦に揺れる国。大空襲の傷跡も残るS市。沢山のかけがえのないものが失われ、全ては途切れてしまったように思われた。そんな場所に、男は両親の希望として生まれた。


 さあ、復興だ!



  /過去編――一九四六年

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