実験室編47

俺たちは魔法の放つことに成功したのだった

しかし目の前におこっている光景に驚愕する


それは…

大木とは遠く離れた小さな木がプスプスと燃えているだけだった

「………」

「………」

「……('A` )」

「……('A` )」

「……えっ?」

バーバラに恐る恐る聞く

「え--っとバーバラさん大変失礼なことをお聞きしますが」

「なんだい?」

「俺たちの魔法が当たったのはあの木だけでしょうか…?」

「えっそうだよ?」

バーバラはさも当たり前のように言う

「!( ; ロ)゚ ゚ !!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚ ナンデストォオオオオオオオオオオオオ|?」

バーバラは聞き返す

「んっあれだけじゃ不満かい?」

ワタルは答える

「え-ともう少し威力があったのかなぁなんて……」

「たとえばあの大木が消し飛ぶくらいに…」

微妙な空気がただよう

「………」

「………」

「ははははは」

ワタルを見てバーバラは笑い出す

「ははははは」

俺もつられて笑いだした

「はははははははは!!」

3人一緒に笑いだす

「寝ぼけたこと言ってんじゃないよ」

「あっいて…」

そうバーバラは言うとワタルたちは頭をはたかれた

「魔法を舐めるんじゃない」

「そんな一回目であの巨木を消し飛ぶくらいの魔法が放てれば誰も苦労しないわ」

「合唱(-∧-)チーン」


そして俺たちの頭にある声が聞こえてきた

「とにかく明るい安村です」

「世の中には自信満々なのに恥ずかしいときを迎えてしまう時が多々あります」

「それではワタルたちが自信満々な時…」

「ミュージックぅカモン!!」

一気に力が溢れてくるのが分かる!

開放しろ…開放…

心の力を…解き放て!!!

「はぁああああぁあ-----!!」

「いっけえぇぇぇぇぇ----!!!」

そして自分の心の力が解き放てられるのを感じる

その魔法は見事巨木に命中した…!

それと同時に耳にズド--ン!!という激しい衝撃音が聞こえてくる(キリッ!

そっと目を開ける

「こ、これは…!?」

俺たちは目の前に広がっている光景に衝撃を受けた…!

それは…

大木とは遠く離れた木がプスプスと燃えているだけだった

「……('A` )」

「……('A` )」

「……えっ?」

3人は顔を見合わせる

「はははははははは!!」

「へぇ-い!」

「安心してください…」

「当たってますよ?」

うるさいな!!

その声はいつしか消えていった

「ワタル…何か声が聞こえてこなかったかい?」

「い、いや…べつ…」

再びあの声がしてくる

「安心してください…」

「当たってますよ?」

うるさいな!!


もうええわ!

どうもありがとうございました~

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