第1章 水無月学園と俺 006
さて、授業はしっかりと終わったわけだが、体がまだビリビリしてるぜ。
午後は座学の授業ばかりで、特出して語るようなこともなく終わったが、あえて語ることがあるとしたら、すでに教科書を見せあってるような奴らが居て、これは俺はぼっち確定じゃないかと心配になっているところだ。
昔からそこまで友達が多いわけじゃないけど、でも数人は絶対にいたし絡むのは決して嫌いじゃない。だから、正直どうしようなってなっているわけだ。
「ねえ」
「ん?」
そして授業が全て終わった放課後ど改めて時系列と伝えたうえで、後ろから声をかけられた。
「なんだ?」
「いつ帰るの?」
「は?」
いつ帰るも何も授業が終わったら帰るに決まってるだろ。そう言おうと思った時に、気づいた。
そういえば今週というか今月は部活の仮入部と見学期間だったな。
いや、だからといって俺の帰宅時間をこいつが聞いてくる理由はさっぱりなんだけど。
「まあ、普通に帰るけど」
「暇なの?」
「いや、まあそうだけど」
そんなストレートに言ったら怒っちゃう人いると思うから、気をつけないと駄目だと思うぜ。
「それなら付き合って」
「お、おう?」
「いいから!」
何故か強引に腕を掴んでくる。なし崩し的に俺は引っ張られていってしまうんだけど、どこへ行くつもりなんだ。
ていうか、女子に手を掴まれているという状況だけで、俺の鼓動は若干早くなってしまうわけだが。
「…………」
「ここよ!」
そして、辿り着いた先はまさかのオカルト部、部室の前である。
「何故、オカルト部?」
「ホラーって大好きなの! 外国のホラーとは違った面白さが日本のホラーにはあるじゃない!」
「いや、あるじゃないって言われても、しらねえよ。俺が見るのなんてそれこそゲームの実写化とかが多いから」
ゾンビ系は結構実写映画化されることが多いと思う。外国クオリティなので、結構面白いものが多いけどな。
「こんにちは! 見学にきました!」
レイハートさん、もう初日の初々しさ皆無なんだね。もうさん付けしちゃうくらい遠い存在じゃないか……そこまでじゃないな。
「おや? この部活に見学者なんて珍しい。歓迎するよ、リリア・レイハートさんに如月伊織くん」
中にはいかにもオカルト風な儀式道具の数々――なんてものはなく、一般的な部室の中に水晶球とかタロットカードがある、どちらかと言えば占い部とかのが似合いそうな感じになっていた。
「いや、ちょっとまて。なんで俺の名前知ってるんだ?」
「おやおやいおりん、お姉さんに知らないことはなにもないんだよ……というのは大げさかもしれないが、この学園のことなら結構知ってるね。特に君は理事長に目をつけられているようだからね、自然と私も目をつけてしまったのさ」
理事長に目をつけられていることまで知ってるのか。いや、目をつけられているって言い方怖いんだけど、間違ってないとは思うけどさ。
「す、すごい! これが、日本のオカルト」
「いや、違うよ!? 少なくともこの人は胡散臭い先輩だと思うよ!」
「ひどいな~いおりん」
「そもそも、そのいおりんってなんですか! いつの間にフレンドリーになった!?」
「バレンタインにチョコを一つももらえないのに、その月の苗字を読んであげるほどお姉さんは鬼じゃないということだよ」
「余計なお世話にもほどがある!?」
「…………」
レイハートも固まっちゃってるじゃねえか。
「さてさて、改めて自己紹介だ。私はこの水無月学園2年の
なんという回りくどさマックスの自己紹介だよ。漢字は即座にわかるし、俺もたまにそうやって名乗ることあるけどさ。
「リリア・レイハートです。あの、それで……ほかに部員は?」
「残念ながら私以外は2人幽霊部員がいるのを除いていないんだよ。まあ、その2人も完全な幽霊じゃないから連絡自体は取れるんだけどね」
ため息を付きながらそういう、神妙先輩。
この珍妙な先輩相手に、俺はどうすればいいんだろうか。ていうかレイハートが諦めて帰れば解放される気がするんだけどな。
「う~ん。日本のオカルトに興味あったんだけどな~」
「ほほう、そうだったのかい。それは私にもわからなかった。はて、それならまあここに入らなくてもいつかであうことになるだろうさ」
「え?」
「魔法や魔術が存在しているこの世界に、霊が存在しない理由はないと私は思っている。だから妖怪や神話生物なんてものも現れるんじゃないかなと思っているわけさ」
そういえば考えたことはなかったな。
娯楽作品においてある時は冒険者の誰もが使える戦闘の手段、またある時は選ばれし者の象徴として描かれることがあるものだけど、現実ではもう少し使い勝手が悪い。ただ魔術が存在している事でその部分は解消されているはずなのに、娯楽作品では人気を博す一つのジャンルとして確率している――それは心の何処かで読者が、それこそ人ではない敵であり悪の存在があって、それと戦うことへの憧れなどがあるのかもしれない。
つまりこの人がいっているのは、そんな娯楽設定風にいえば、普通はありえないとされる魔法や魔術があるこの世界に敵となったり、事象として存在するはずの霊等がいないことにもならないということだ。
完全に理解することはできないけど、かといって否定もできない俺がいる。
「まあ、何かの縁だ。連絡先でも交換しようじゃないか。面白そうなことがあったら連絡してあげよう。オカルト部はそんな活動方法だからね、兼業・兼部どんと来いの部活だ。ちなみに他の部活の場合は兼部はDon’t 来いさ」
くだらねえ、心底くだらねえ。
「ほらほら、いおりんも何してるのさ」
「え?」
「君もせっかくだから交換しようよ。お姉さんは友達を作るのが好きなんだ。今年の後輩はどうにも私のところに来てくれる子が少なくてね。記念すべき今年の1年生の男女それぞれの第一メルアド交換者なのさ」
「まあいいですけど」
今時、メルアドの方を交換するのか。まあ、俺もメールのほうが実は好きだったりするけど。
既読とか未読とかあれは脅迫に近いものを感じるんだよな。
「それじゃあ、お姉さんは他の部活へ行くことを勧めながら今日は帰ることにするよ。明日、2年生は大事なテストなものでね」
「ありがとうございました……って、ええ!?」
レイハートは思わず驚愕の声を上げた。
俺も声は上げないが、驚きの表情を多分しちゃってる。
この部室は2階にあるわけだが、その窓から神妙先輩は落ちていったのだから。
ただこの手のシチュエーションはだいたい無事という鉄則だが。
「……どこにもいない」
そのパターンだったか。本当の人なのか怪しくなってきたな――とか妄想を膨らませてしまうぜ。
「レイハート。俺は結局もういいのか?」
「あー、あと一箇所付き合ってくれない?」
「……まあいいよ。ここまできちまったし」
そんな可愛い顔で頼まれたら、世の中の男子は断れねえことを自覚してほしい。
まあ、付き合わされて連れて行かれたのは茶道部だった。
それこそ、普通に(素人の俺から見たイメージの茶道作法)お茶を立てていたのを見ていたけど、レイハートにはそれが珍しかったのか、すごい目を輝かせていたわけだ。
茶道部部室をでることには、空はオレンジ色に変わっていて、少なくとも俺はそのまま帰った。レイハートは何やら留学の手続きとかがあるのか、部活終わりの先生ともう少し残っているということで、一緒には帰らなかったことをここでいっておく。
「七々原だ! 好きなことわざは乳の上にも3年だ!」
「開口一番なんつうことをいってんだ!? ていうか日本文化にちかいことわざをけがしてるんじゃねえよ!」
「むっ、その声と突っ込みのキレの鋭さは如月さんだな」
「そうだよ……なんでそれで認識してんだ」
「私に電話をかけるほどの人間は数人だ。それならば突っ込みで判断できる」
「なんで全員に突っ込まれる前提なんだよ」
「総受けキャラだからな」
「そんな言葉は知らん」
というか、さっさとアドレス帳の機能を使えるようになれよ、現代JCのはずの年のJKさん。
いや、だがまあこの変態の友人――はかなりいるんだよな。ただやっぱり、最期の一歩が相手からすれば踏み込みにくいのかもしれないな。
「それで、こんな時間に何かようか?」
「いや、なんとなくかけただけだけど」
「まるで彼氏彼女のようだな」
「お前を彼女にするくらいなら、妹を彼女にするわ!」
「その発言は危ないと思うぞ、如月さん」
何故だ。お前のような人間を彼女として認定してしまうくらいならば、多少乱雑なところがあっても妹を彼女にしたほうが建設的じゃないか。
「まあいいや。よくねえけどいいや。七々原、お前さ――」
世間話に近いけど、少し気になってることを聞こうとしたら、遮られる。
「ちょっと待ってくれ。如月さん。今、服を脱いでいる」
「あ、もしかして風呂だったか。悪かったな。まあ急ぎじゃないから――」
「いや、電話とはいえ如月さんと会話するのだぞ。天下の往来では如月さんに止められているが、そうじゃない場所では全裸にならねば」
「なんでだ!!」
裸にならなければ会話ができないとか聞いたことねえよ!
ていうか電話を理由に脱ぐ奴なんて、初めて見たわ!
「何を言っている? 先程も言ったが、間接的とはいえ如月さんと話すのだぞ。裸になるのは武道で言う礼のようなものだ」
「俺が常識の外にいるような人間みたいに言うんじゃねえよ! ていうか、天下の往来以前にことあるごとに脱ごうとするんじゃねえ!」
それこそ、事情があれどあの時には人通りそれなりの道で全裸になりかけたから、こっぴどく叱ったけど、それ以外の場所では適用されないというその思考はどこからきたんだ。
それこそ、今までにない新パターンだ。
「だが、如月さん。よく考えてみろ、ここまで変態アピールと奴隷アピールをしてはいるが、それを強くアピールできていない。それならばこういうチャンスにこそアピールすべきだ」
「変態をアピールしたいのかお前は!」
「少なくとも、高校に入ってからは言うほど変態じゃないのではという人が増えていて、堪忍袋の尾にも重りがついて切れそうなのだ。だからこそ、私は変態であることをアピールする必要があり、変態じゃないと言われるのはあまり心地よくないのだ! 口先ばかりの変態などと言われたらこの尾が切れることまちがいなしだ!」
「誰もそんなことは言わないから!」
ていうかもっと違う所に怒りのベクトルを向けろよ。
絶対ほかに怒るべき所あるって。
「そもそも男性経験が豊富な人間が変態と揶揄されることが多い、女子社会の構造は間違っていると思うぞ!」
「いや、俺に言われてもしらねえよ!」
「オタク文化が受け入れられつつあるのは、非常にいいことだが、それと変態事情をまぜこまないでほしい。腐女子の妄想だけが変態材料じゃない!」
「いや、でもお前も腐ってるよな」
「それについては否定しない! まあ、だがそんな偏見も如月さんという同志がいるから万事解決なのだがな」
「この期に及んで、俺を変態仲間に入れるんじゃない!」
一体、この無駄な会話で何分話してるんだ俺は。
「まあ、いいや。とりあえず脱がなくていいからさ。話を元に戻そうぜ」
「甘いな。すでに脱ぎ終わっている」
「なんでだ!?」
いつからこいつはこんな子に育ってしまったんだ。
「あ…………」
「ん? どうした?」
「向かいが女子寮だと、油断していたがすごい悲しい顔でカーテンを閉められた」
「なんで窓開いてるんだよ……」
女子寮じゃなかったら、問題大発生だったぞ。
「何か冷静になった……それで、何のようだったのだ」
「いや、単純にお前は部活とか入るのかな~という世間話をしようとしたら、この始末だよ」
「それはすまなかった。部活か、今のところは入る予定はないな。私はその手の順位にはあまり興味が無い」
「そうか。いや、今日無理やり連れてかれちまってさ。全く入る気はないんだが」
「ほうほう、どこの部活にいったのだ? 私は興味が無いものについては全くと言っていいほど調べないもので、何の部活があるかすらわからないのだ」
「オカルト部と茶道部だな。と言ってもオカルト部は存続の危機的人数しかいなかったけど」
「まあ魔法も魔術もあるこのご時世で、オカルトは流行りにくいのも事実だからな。怪談の多くも魔法で遠隔的にやったいたずらだというものがいくつも存在している」
「まあな~。とりあえず、聞きたかったのはそれくらいだったな」
「メールでも良かったではないか?」
「お前メール気づかないこと多いだろうが」
機械音痴なのか鈍いのかは知らないけど。
「どうにも、短すぎるバイブでは気づきにくいのだ」
「じゃあ家では音出すようにしておけ。それじゃあ、また明日な」
「おう、また明日だ!」
電話が終わってから思ったけど、本当に何故電話したか俺にもよくわからなかった。
だが、七々原という人間の今を知ることができた――無駄な記憶リソース使ってる気しかしねえのは考えたら駄目だ。
そんな夜の会話もまばらに次の日となった。妹たちも始業式になったわけだが、明日休みだからズルいなとか思わないでもない。
授業は昨日と変わらず前半は魔術、後半は魔法で午後は座学である。
それで魔術の授業については簡単な魔術を習う的な事で終わったんだが、というか授業のことなんて基本的に語ってる方も聞いている方も面白くないと思わないでもないな。
ということで昼休みの話だ。
俺は入学してからはこのパターンで昼休みを過ぎているんだが、今日は妙に学食が混んでいる。
まあ俺の場合窓際カウンター的に設置されている席で、団体様に使われることは少ない席だから変わらないんだけどな。
「――あ」
ただ、珍しく俺はこの日、知り合いに食堂であってしまった。まあ、そのレイハートもまたお一人様だったようでカウンター席で事足りるわけなんだが、
「お前友達いないの?」
「いるに決まってるでしょ。ただ、部活の勧誘とかがあって、パフォーマンスが昼休みにあるとかで今日は別なの」
「お前もいけば良かったじゃん」
「私はスポーツはやるより見るのが好きなの」
まあ、気持ちはわからないでもないが、魔法魔術禁止ルールで現在は賑わい続けているものの代表といえばスポーツだしな。逆に魔術によるスポーツもだんだんとでき始めてはいるそうだけどさ。
「おやおや、お二人さん。こんなところでご飯かな~?」
「「!!?」」
思わず俺とレイハートは横を振り向く。先程まで誰も座ってなかったはずの場所に、気配もなく気づけば神妙先輩が座っているのだから。
「な、なぜ隣に」
「私だってお昼を食べないと死んでしまうのだよ。今日は午後から実技授業だし~」
「そ、そうですか」
「それでお二人さんは何を話していたのかな」
「まあ、部活とか決まらないな~とか、まだ友達そんなにできないな~とかそういう話です」
「そういう話か~。まあ、私も友だちは数えられるほどしか居ないけどね。でも、その分深いから楽しくやっていけてるよ。そういうのでもいいんじゃないかな」
まあ、たしかにそんな意味深な話し方してたら、人には選ばれますよね。そして、近づいてくる人が居たとしたらその人も若干ズレてそうだ。
決して俺がずれてるとかそういう話じゃない。
「そうだな~。それなら、来月から始まる有名行事へ参加でもしたらどうだい」
「有名行事?」
全くもって初耳だ。
「それってもしかして、《聖魔演武祭》のことですか?」
レイハートはなにか当てがあるらしいが、俺にはさっぱりだ。名前を聞いてもよくわからん。
「その通り。名前でもなんとなく予想できると思うけど、学生術式師の一番を決める大会さ。留学前より、自国では上位にランクに位置していたリリアちゃんなら、いいところまで行くと思うからね。そしていおりんは別の意味で可能性がある」
「別の意味って、そもそも魂武装すら最近だせるようになったばかりなんですけど」
「剣術などはもともとそれなりに持っているじゃないか。それなら後は戦い方次第だよ。むしろ剣術なしで魔法や魔術でのゴリ押しで勝ち進んでいく奴らだっているんだ。まあ、優勝レベルになればそんなのはよっぽどの魔力と怪力があるんだろうがね」
「ちょ、ちょっとまって。如月はそんなに強いの?」
「少なくとも私からみたら、いおりんはかなりの異質者ではあるだろうね。それこそ術式師の中で魔法を持っていたとしても、《身体強化》とかは馬鹿にされることも多かったりする。そんな中でのいおりんの魔法はあれだからね」
なんでこの人俺の魔法しってるんだ。いや、まあ知ろうと思えば知れるルートはいくらでもあるんだけど、それにしても俺のことを調べた理由のほうが気になる。
「あれだとさっぱりわからないんだけど」
「それはいつか、直接確かめればいいさ」
「ていうか、多分一回見てると思うぞ……若干混乱してたけど」
「およ? 2人は何かトラブルでも起きたのかい」
「まあ、あれですよ。不可抗力という事故がね」
「……なんとなくわかったよ。でも、それだとテンパっていてリリアちゃんは把握できてないと思うよ」
「それはたしかに」
「私の話を、私を置いてするな!」
怒られてしまった。
だけど、この先輩に根掘りはぼりあの時の状況を説明したら、お前はまた真っ赤になると思うんだよな。
「まあ、とりあえずだ。部活などで特に目標が見つかっていないなら、参加してみるといいと思うよ。上位に食い込めれば成績にも良い影響が与えられるはずだしね。それに選抜に選ばれれば、さらによしだ。私的に面白いから」
「選抜?」
「その通り、聖魔演武祭――まあ略して演武祭とでもしておこうかな。これは最終的には日本の各地方の術式師養成学園の代表戦となるわけだ。いわば、この学園で行われるのは関東代表決定戦というわけさ」
「そういえば、そうだったな……ううん。まあ、少し考えてみますよ」
「そうしてくれると助かるかな。天才達や経験に自惚れているのが上位独占は、私は見ていてもつまらないからね」
つまりは、優勝候補とかそういう肩書が気に入らねえから、どんでん返しを見せてくれってことだよな。ただ、たしかにやることはないんだよな。
「それじゃあ私は教室の移動もあるからこれでね」
「あ、はい。また」
嵐のような人だった。
嵐が生ぬるいといえるような異質感も感じたけど。マジであの人何者なんだ。
「それで……あなたの能力は何なの? 私が見たことあるって」
「うおっ!?」
先輩がさるのを見届けて、体勢を戻したらすごい覗きこむようにレイハートがいる。
上目遣いすげえ可愛い。
が、俺はその程度で落ちる――というのもおかしいが、勘違いするほど簡単な男じゃないぜ。
「顔が近いっつうの」
「…………」
やっぱり、駄目だわ。
「そうだな、それなら後で教えてやるから今は飯を食いおわそう。午後の授業間に合わなくなっちまうから」
「……約束だからね」
やっぱり、俺に女子の扱いはまだ早いみたいだよ。
妹が特殊だから例にもできないし、どうすればいいんだか。
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