繊細な心情を見事なプロットで書き上げた傑作(^^)/

カクヨムシェアワールド神格鑑定局、【ナツガタリ'26】の企画ですが、皆様ご存知ですか? 

カクヨム発、《神格鑑定局》という世界設定を参加する筆者側は共有し、そして自由に思いっきり書く!!
なんて楽しそうな自主企画みたいなイベント、そして特設サイトの厨二病全開の設定(←褒めてます)、熱いですね、ホント熱い。

願うならば、運営様に著作権問題を早期にクリアして頂き、参加者様には《神格鑑定局シリーズ》の書籍化までの夢を見させて頂きたいものです、えっへん(よろしく)。

さて、本作です。
現在『殺さずの解体屋』(←めっちゃ面白い)をカクヨムにて連載中の著者、竹部 月子様によるシェアワールド参戦作となります。

筆者様の強みと僕が勝手に解釈しておりますのは、「女性筆者様ならではの繊細な心情を、男性読者でも理解出来る論理的な思考で構築する能力」です(←なんか必殺技っぽい、笑)。

どういう事かと言えば、あっさり読んでも納得するし、深く読んでも納得出来る仕上がり。抒情的ながら破綻も含みがちな心理描写に傾注する作品が多い中、人間観察の土台がいかにしっかりしているか、その技量、学ぶべき所が多い作品です。

本作は神格鑑定局・北海道支部・対神格技術開発室に配属された新人、異能なしの和倉キヨの物語。

これは特殊な世界設定の中とは言え、極めてリアルに社会経験のない女の子が体験する出来事、不安、ストレス、葛藤、喜び、挫折、などなどの「あるある問題」を上手に織り交ぜ、キチンとした「成長物語」として描かれております。

気が付けば唸る細部の仕上がり、さらには大筋でのおおきなうねり。
応募用に、一旦三万字ちょいで区切りをつけた胸をすく素晴らしいラスト。

お勧め致します。

発行部数が落ち込むラノベ界隈では、似たような自家中毒作品が多く乱立しています。この時代、このタイミング、だからこそしっかりと書かれた「輝く原石」を拾ってみませんか? えっへん(笑)。

皆様、どうぞ宜しくお願い致します( ;∀;)


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