願いはただひとつ。妻の処刑回避!
- ★★★ Excellent!!!
冒頭は、暗雲垂れ込める感じの雰囲気をまといつつ始まります。
妻の処刑、副官の事故死、そして自らも嫌疑をかけられて処刑される主人公。
そして。
気づけば、妻がまだ存命のころに巻き戻っている。
そこから、妻の処刑回避を目指すべく頑張る主人公の公爵レオーネ。
その姿が……いい!
物語の序盤とは打って変わってコミカルに回り始めるストーリー。
その中で、じれじれすれ違い両想いであることがあかされ、なぜ「やり直し」が可能になったのかが明かされます。
この作者様。
不穏なシーンを描かせたら抜群なんですよね。
(それと同じぐらいコメディもお上手。ホラーがうまい方は、コメディもお上手というのが私の持論)
だからこそ……。
だからこそ、「実はこれ、アンハッピーエンドってこと……ないよな?」とドキドキする本作。
ですが大丈夫。
誰もが納得するラストが、読者には用意されています!
ナツガタリ西洋ロマンス部門で、私が個人的にお勧めしたい1作です!