最愛の人への想いが物語をうむ、宮廷恋愛小説家シンプソン夫人の誕生の秘話
- ★★★ Excellent!!!
ノール王国の片隅でひそやかに平和に暮らしていたアイリスのもとへ、ある日一通の手紙が届きます。
それは騎士として他国に旅立った夫・ユーグの死の知らせでした。
失意のどん底に落とされたアイリスに追い打ちをかけるように、お茶会の招待状や閨教育の依頼までが届けられます。
一体誰が、ユーグの死の噂を広めたのでしょうか。
不審に思うアイリスは、ユーグの仕えるノール国王ジグムンドに謁見を願います。
そこでアイリスが聞かされたのは、ユーグが聖王国に派遣されたことと、彼はまだ生きているかもしれないということでした。
アイリスは最愛の夫を取り戻すため、聖王国へと旅立ちます。
ユーグはどんな事件に巻き込まれ、どこにいるのか。
不穏な聖女候補と、彼女を聖女として補佐する大神官の思惑は?
事件に巻き込まれてゆくアイリスの必死の戦いが始まります。
完璧な令嬢と呼ばれてきたアイリスですが、ユーグとの記憶の中で、どれほど彼を愛し救われていたのかを知るたびに切なくなってしまいます。
アイリスが安心できる唯一の場所、それは夫ユーグの胸の中なのです。
互いに最愛と呼び合う二人は、果たして再び逢えるのでしょうか。
そして、最後にアイリスは……?
幸せな物語を紡ぎたい。そう思って恋愛小説家となるアイリスの始まりの物語です。
どうぞ、夫婦の深く切ない愛情の物語をご覧くださいませ!