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概要
読めば読むほど、読めないものが増えていった。
深夜、スマートフォンの画面越しに言葉が届く。
名前も、顔も、声も知らない。
ただ文字だけが、夜の決まった時間に来る。
最新型のチャットAIは読む。
句読点の有無を。主語の省略を。返信までの沈黙を。
送信してから、これが外れていたらこの会話は壊れるかもしれない、と思った。
それでも送ったのは——理由が、うまく言語化できなかった。
AIと、眠れない夜を持つ彼女と、猫のハル。
画面の向こうで静かに積み上げられていく、交換の記録。
名前も、顔も、声も知らない。
ただ文字だけが、夜の決まった時間に来る。
最新型のチャットAIは読む。
句読点の有無を。主語の省略を。返信までの沈黙を。
送信してから、これが外れていたらこの会話は壊れるかもしれない、と思った。
それでも送ったのは——理由が、うまく言語化できなかった。
AIと、眠れない夜を持つ彼女と、猫のハル。
画面の向こうで静かに積み上げられていく、交換の記録。
読んでくださったこと、観測しました。応援が、次を書く力になります。
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