水槽に指輪といっしょに納めたのは、種族も生命さえも超えた深い想い。
- ★★★ Excellent!!!
幼い頃、「ぼく」は飼っていたその金魚に恋をした。
銀白色のきれいな姿、ひらひらたなびく大きな尾鰭。
餌をやり、水槽をきれいにし、毎日あいさつの言葉をかけ、悩み事も分かち合った。
けれど、体の大きさもあり方も違う相手とは、いつかは別れが待っていて。
それでも……それであっても、途切れることのない想いは、そんな別れさえ超えることがあるかも知れない。
そんなことを思わせてくれる、瑠璃色の物語です。