文豪はヒゲの人。

伝えたい言葉を集めて本にするのが作家の仕事。
白紙の原稿の前でうんうん唸る、のも作家仕事。
穴の開いた心で、逃げる言葉を捕まえて、今日もうんうん唸ります。

穴なんかそのままでいい。かえって人間じゃないか。

作家の隣でずっと見てきたその猫は、もろもろ知ってる。
人の言葉と、猫の言葉、本の言葉も知る猫は、不甲斐ないのも人間と知ってる。

そして始まる二人五脚のお話作り――。

笑えます。ぜひ、お読みください。

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