孫子の兵法が何故、時代を超えた普遍性を持つのか。
それは、内容が具体的すぎず、抽象化している部分が多いからです。(孫子における兵站の概念は正直、現代戦ではいまいち通用しないと個人的には思うがそれは置いておく)
著者自らが、抽象的なことばかり書いていて具体的なこと書いてなかった! と最後の方で述べられておりますが、ところがぎっちょん、だからこそこの論考は時代を超えた普遍性を持ち得るのです。
具体性がほぼないじゃねーか! と思う前に、この論考に流れる普遍性、真理に目を通して頂きたいと思います。
尚、私はそもそも周りの人間に書いてみたら? いや、書け。とか脅迫された挙句、書いたら面白いからもっと書け! と脅迫され続けている不幸な書き手なのでドMではありません。ドNです。誰か助け……
書くことに対しての言語化が深いのに分かりやすくて伝わりやすいです。
創作に対して色んな点を見ているのに感嘆。
わたしは特に出版社さんの視点などは思い浮かべたこともないので面白く感じました!
今の作家さんは、AIも出て来るし状況が色々変化しているなかで、出版社さんの意向や読者の傾向をしっかり見つつ、自分の物語を伝えるということに挑んでいるわけで。
物語以外の情報を昔より拾えるようになった分、それを咀嚼する能力も必要とされているのかな、などと感じました。
こちらのエッセイを読むと、作者様のときめきとホラーの両極が味わえる極上ホラーでエンタメでもある腹痛さんシリーズがよりパワーアップしたように思えて楽しいです。
元から力強い作品なんですけどね。