17歳の誕生日を寂しく迎えた主人公のユウトは、夢を通して異世界転移!
なんと夢の世界でクラスのマドンナ、ヒツリと繋がることになります。
この作品の面白いところは、普段は普通の現実世界を過ごしつつも、夢の中ではスーパーパワーを得て、ヒロイン達とのわくわく異世界生活を送っているところです。
2つの世界のギャップ感が面白いですよね。
ヒロインとの時間の共有も素敵です。
そして、こんな風になりたいなって言う一度はみんなが思う夢を、夢の中で叶えてくれるところが素敵だなと思います。
ユウトくん、現実世界と異世界の両方の生活で忙しいですが頑張ってほしい!
主人公ユウトが夢の世界と現実世界を行き来しながら、かたや最強アーマーに身を包んでの大冒険、かたや冒険仲間の女子との学園生活を過ごす、ちょっと変わった異世界兼学園モノの欲張りファンタジーです。
ひょんなことから、夢の世界(異世界)で戦う力を持つことになるユウト、夢の世界ではモンスターも出たりしますが、アーマーが高性能なので怖気付くことなく出てくるモンスターと戦います。この辺りウジウジ悩まずスムーズなので、話が真っ直ぐ進んでテンポの良さにつながっています。
後は何といってもキャラがみんな濃いですね。
ヒツリの友達で女王様(ある意味で)の凛子に、重度ブラコン妹のテトラ、ぶっ飛んだ変態のヤスシ等、一度見たら忘れられない強烈個性のキャラクターがどんどん出ます。
魅力的なキャラとテンポのいいストーリーが織り成す、素敵な作品となっています。
主人公は、特殊な生活の背景はありますが、女の子にドギマギしたり、怖いことを素直に怖いと思ったり、ちょっとかっこつけたいと思ったり。
そんな、等身大の男子高校生です。
その主人公が、眠ると異世界にいて、その異世界で怪物の襲撃に遭遇したりしながら、その異世界の影響を受けて、現実でも生活に多いな変化が起こります。
主人公と、彼を取り巻く女の子達のやり取りがとても楽しく、読んでいて思わずニマニマしてしまいました。
会話のテンポが良くて、彼、彼女達の息遣いが聞こえてくるようです。
するすると読めて、ついつい、先へ先へと読み進めることうけあいです。
本作は現実と異世界がダイレクトに交錯する、疾走感抜群のボーイ・ミーツ・ガール・ファンタジーです!
主人公の黒後ユウトは、拾った謎の石(ポータル)の力で、眠っている間だけ異世界「ピクトリカ」へ転移するようになります。
そこは凶暴な人狼(ウェアウルフ)がばっこするハードな世界。しかし、そこでユウトを待っていたのは、現実世界の学園の美少女トップ、莊周ヒツリ(異世界では魔法少女)と処世凛子(異世界では女騎士)でした。
本作の最大の魅力は、その「ギャップ」と「謎のレイヤー構造」にあります。巨大企業「邯鄲(かんたん)開発」を巻き込んだ壮大な世界観がありながら、ユウトの悩みは「妹テトラの異常な愛情からの逃亡」や「バイトの時給」という絶妙な生々しさ。緊迫した戦場と、クスッと笑える日常の掛け合いがノンストップで繰り広げられます。
夢か現実か。このとんでもないバイトの先に何が待っているのか。一度読み出したら異世界のゲートが開く、一気読み必至の痛快SF suspenseファンタジーです!
夢だと思っていた異世界が、実は現実に存在していた……。
そんな王道のワクワク感から始まりつつ、本作はそこに「企業」「物流」「労働」「異世界インフラ」という独特すぎる切り口をぶち込んでくるのがめちゃめちゃ面白いです!
まず設定が本当に秀逸で。
異世界ピクトリカから物資を持ち帰ることで巨大企業が成長した、という構図が妙にリアルで、「もし異世界が実在したら、人類はまず商売に使うよね……」という妙な説得力があります。
ファンタジーなのに経済と企業の匂いがする世界観、かなり新鮮でした。
そして何よりキャラが強いです!
主人公のユウトは、最初はいかにも巻き込まれ系の臆病男子なのですが、その普通っぽさが逆に良くて。
危険を前にビビるし、黒服や人体実験を本気で警戒するし、妙に現実的なんです。
だからこそ、いざ誰かを助ける場面で踏み出す瞬間がめちゃめちゃ熱い。
ヒツリは、ふわっと優しくて可愛いのに、異世界では魔法少女として空を舞うギャップが最高。
「あなたは強い。私を守ってくれる」
この台詞の破壊力、本当にズルいです。
一方の凛子はもう、圧が強い。強すぎる。
容赦なく銃をぶっ放すわ、ドSだわ、でも戦場では頼もしすぎるわで、とにかく存在感が圧倒的。
ドMホイホイの異名にも納得しかありません。
あと個人的に好きなのが、本作のギャグセンス。
シリアスな異世界バトルをやっていたかと思えば、
・半透明デブのケツ毛
・ギネス級にモテる父
・異世界バイト時給1万(ただし異世界通貨)
・「殺す」が口癖みたいな凛子
などなど、テンポ良く変な方向へアクセルを踏み抜いてきます。
この緩急がクセになります。
さらに戦闘シーンもかなり迫力があります。
機械アーマーを纏ったユウトの戦いは、単なる俺TUEEEではなく、恐怖や迷いを抱えたまま突っ込んでいく感じがあるので熱量が高いです。
ウェアウルフ戦やコカトリス襲来の場面は、映像が頭に浮かぶくらい勢いがありました。
異世界、SF、ラブコメ、企業モノ、変態ギャグ、巨大モンスター戦。
普通なら噛み合わなそうな要素を、ここまで綺麗に混ぜ込んでいる作品はかなり珍しいと思います。
「設定が面白い作品を読みたい」
「キャラ同士の掛け合いを楽しみたい」
「シリアスとギャグの温度差で風邪を引きたい」
そんな人には特にオススメです!