綺麗な鳥には、『凶』があるのさ

 ここで起こった出来事には、どのような法則を読み解くことができるのか。
 そんな想像力を自然と刺激されるラストがなんといっても秀逸でした。

 骨休めとして温泉地に行き、その先で奇妙な石像を見つける。それを立て直したあとで珍しい鳥を見つけ、写真に撮ることになるが。

 その鳥のことを地域の人間に見せたことにより、とんでもない事態に巻き込まれることに。

 続けて起こった「とある顛末」は一体何を意味していたか。いったい何がトリガーとなり、その結末を引き起こしたか。
 善なる力が守護したとも言えそうだし、等価交換のように自分だけが救われる悪の力だったのかもしれない。

 目に見えない何かの力。それが引き起こす現象。一回分の事象を見ただけでは、実情についてはただ想像することしかできない。
 そんな仮説の様々な提示されるラスト。ついつい考察したくなる感じもあり、とにかく引き込まれました。

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