キズナという傷で繋がりたい。

ニノ前先生は、オカルトを題材として取り上げることが多い先生です。

しかし今回の作品は、オカルトでありながらも、人こわ……とは言い切れないのですが、
人間味の溢れる匂いと申しますか。


郵便ポストに、少女が手紙を出す。

「その手紙は届かない」と、山伏風の少年が警告する。

すでにオカルト的な不条理が始まっているのですが、進めていくうちに、なるほどオカルトを作ったのも人間だったな。と思い知らされます。


それは……


それは「●どく」という名の毒でして。
もしくは「●●の毒」という名の毒でもあります。

そしてこれがまた、ニノ前節と言いますか、面白いところなのですが、
オカルトでありながらオドロオドロしい終わり方はしないんですよね。

どこか爽やかな余韻を残してくれます。



ご一読を。










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