これは一体、何を試されている? その絵を完成させた時、何かが起こる……

 「まずは〇〇を紙に描いてください」

 こういう指示が出たら、間違いなく「あ、心理テストね」と思わされますね。
 本作の主人公も「円を描いて」、「色をつけて」と指示をされる中で、それがなんの意味を持つのだろう、という感じに図を完成させていきます。

 果たして、その先で待つものは?

 心理テスト的に自分自身の内面の何かを暴き立てられてしまうのか。それとも、別の何かが起こるのか。

 直後に起こる謎の悲鳴。外では一体何が!?

 本作はなんと言っても「心理テスト的に思われるこの謎のシチュエーションで、一体何が行われているのか」という興味と、指示をしている「外国妻リディア」のキャラクターが魅力です。
 「ワタシ、外国人妻なので!」と多少の問題は強引に乗り切るリディアが笑いを誘います。

 シュールで、個性的で、そしてクスっと笑える。短編作品の楽しさを強く味わえる作品でした。

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