それは勇気の物語。蛮勇ではない、たしかな「決意」の一歩だった

 すごく考えさせられる、それでいて力強い作品でした。

 主人公のユウくん。『彼女』は自分が男であると感じており、肉体に違和感を持って図と生きてきた。
 男でもなく女でもない。そんなユウくんは、ある時に男湯へ入りたいと考える。

 それはとても勇気のいること。それでも、間違ったことをしていないとして堂々と踏み込んでいこうとする。
 周りは枯れた(に違いない)おじいさんたち。そして踏み込み……ときう。

 性的な話なのだけれど、切実さもあり、同時に「勇気」を描いた感じに、「人が前を進み、成長していく」ような力強さを感じさせられました。

 実際にこういう悩みを深刻に持っている方は少なからずいるのだろう。そんな「社会派」な雰囲気も持った作品でした。

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