100人が知ったとき、世界は替わる。

子どもの間だけで伝えられるお話があります。
〝すぎなくん〟の話です。
このお話を100人の子どもに広めたら、良いことが起きるようです。

伝える際の決まりは、ひとつだけ。
〝大人には秘密〟
これだけです。

守るべき条件は、いかにも子どもの遊びのルールようです。
そんな軽いノリで話を広めることが、重大な出来事に繋がっていきます。

そうそう。
すぎなくんが来たら起きる。
〝良いこと〟という言葉の意味。
これは、作品のなかで具体的には語られません。
いかにも〝らしい〟話です。
子どもの間の話っぽい曖昧さなのです。

続けて、このお話のことを少しだけ話すと。
すぎなくんが現れたら、子どもたちの何かが奪われます。
それは、どんなことでしょうか?
残念ですが、ここではお話できません。

影響があるのは、話をした子どもだけ。
思いだすと〝すぎなくんのお話〟を広めるときのルール。
大人に話してはいけない。という決まり。
だから、大人は〝すぎなくん〟のことを知らないのです。
つまり話をされた人は、大人になれない。
そんな意味でもあるのかも、しれませんね。

このお話は、来し方も行く末も定かならない不条理な物語です。
でもひょっとしてこれ。
読んだ人は、現実に起きる都市伝説の始まりに立ち合っているのかもしれません。

気になりますか?
それならあなたも、このお話を読んで確かめてみてはいかがでしょうか。

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