プロット?そんなものは要らん。そう、もしもボックスさえあればね。
永久保セツナ
もしもボックス理論で物語を書いてみよう
小説が書けない理由の8割は「書き方が分からないから」じゃない。
「最初の一歩が重すぎるから」だ。
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「小説を書いてみたいけど、どうやって書けばいいのか、そもそも分からない」
「プロットってなに? なんか難しそうだな……じゃあいいや……」
初心者向けの小説講座でさ、
「誰でも小説家になれます!」
「まずはプロットの書き方から……」
……って言われても、ハードル高いじゃない?
プロットなんて最初は書かなくていいよ。
「プロットが必要ない物語」を書けばいい。
「そんなのあるの?」
あるよ。
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『もしもボックス』って知ってる?
ドラえもんのひみつ道具ね。
電話ボックスの形をしていて、
「もしも○○が××だったら」
って受話器に話しかけるだけで、
その「もしも」の世界になっちゃう。
これ、物語作るのに一番やりやすい。
「もしも○○が××だったら」
この形式で物語を書けばいい。
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というわけで、早速だけど。
「もしも○○が××だったら」
これを10本考えて欲しい。
テーマが広すぎたらひとつに絞っていいよ。
例えば、『勇者』で10本考えるね。
・もしも勇者がメンタル豆腐だったら
・もしも勇者が魔王を倒したくなかったら
・もしも勇者がめちゃくちゃ弱かったら
・もしも勇者がレベル999だったら
・もしも勇者が魔王の息子だったら
・もしも勇者が女の子だったら
・もしも勇者が素手で戦ったら
・もしも勇者がガンジー並の平和主義者だったら
・もしも勇者がスライムだったら
・もしも勇者が王様だったら
5本考えるあたりから苦しくなる。
7本でネタが尽きる。
でも、苦し紛れに考えたネタが、ちょっと面白かったりする。
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次は、この10本を使うよ。
1本1000文字でこれ全部書いてみて。
凡作でも駄作でもいいから、1本30分くらいで書いて欲しい。
完成しない神作よりも完成してる駄作の方が100倍強い。
そして、自分の書いたものが良いか悪いかって、書いて比較しないとわからないんよ。
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もしかしたら、1000文字のSS書くために、
「このお話はメモしないと話の流れ忘れそうだな」
「話の流れはこんな感じで、ここにこのネタ入れて……」
ってメモ書きしてる人、いるかもしれないね。
それだよ、プロット。
プロットって話の流れとか、ネタや伏線を入れるための、ただのメモ書きなの。
無意識にそれが出来てるなら、もう大丈夫だよ。
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プロットなんて要らないって話をしたけど、もしお話が長くなってきたなら、こういうメモ書きをすれば、それが目印や地図になる。
少し、小説の書き方、わかってきたかな?
じゃあ、またね。
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まとめ
「もしも〇〇が××だったら」を10個考える。
そこから全部始まるよ。
まずは1本、書いてみてね。
プロット?そんなものは要らん。そう、もしもボックスさえあればね。 永久保セツナ @0922
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