一話から少しづつ読み、ようやく最終話まで読みました。
個人ライバーのきっかけや葛藤、配信を通して自分の「好き」を共感し合える。
格ゲーって一回スイッチ入ると、なんか闘争心むき出しの状態ではないと見えない一面が見えた。こう言った感情のぶつかり合いも、ゲームを通してこそって思ったらジレジレ〜って読みました。ええ。
ゲーム実況事態は昔から見ており、今も配信されている方の配信を見ています。
だが、自分がVTuberを知ったのは、二週間で100万人を達成したとある企業のVさん。それを機にたくさんのVさんを個人・事務所関係なく見ています。
顔出し・VTuberの垣根を越えた企画を毎年見ては、違う色にいつも笑う。こうした「共感」を他に見ている人とつながりたい、でも周りにいないという現実に泣く事もあります。
その裏ではVTuberの素性荒らしなどの、心無い切り抜きやコメントで傷つき、中には「VTuberは叩かれて当然」なんて言う人もいて、同じ人間なのが嫌になる時があります。
時には企業の杜撰さで心が折れてしまい、去っていった実況者も見てきました。
この作品を通して、VTuberだって人間なんだと改めて認識しました。
いつかこの二人のVTuberが大型企画参加する話を読んでみたい。
まずは、感想
とても良い物語を読めたなという爽快な読後感⭐︎
ラブコメというジャンルを読む事が殆ど無い身としては、全てが初体験でありました。
男女が逆のVRという、ちょっと不思議な出会いと関係から始まるストーリーの土台作りが面白かったです。
VR業界の色々な事柄や葛藤。
それぞれが思う事や体験した事を、物語を通して知れた良い機会になりました。
タグにもある『じれじれ』
ああー、コレがそうなのか!
付き合っちゃえYo!!
となるジャンルの秀逸さが物語のテーマの1つとして面白さになってるのが良かったです。
あと、全体的に匂い、重さ、視覚のような五感や、食べ物や飲み物といった生活を終始感じられる構成が印象的でした(≧∀≦)
続編(二人の今後)まだあるとの事なので、楽しみにしております⭐︎
最近ではVtuber業界もブランディングが厳しくなり、ネットストーカーやセクハラ、恋人バレや悪意ある切り抜きなど炎上事件も度々発生し、推しの活動停止や卒業など、悲しい思いをしてきたVtuberファンは多いと思う。……だからこそ、Vtuberをテーマにした小説の中でぐらい、推しに私生活でもVの配信活動でも成功して欲しいと夢見させてほしいじゃない?
そーだそーだ! と同意してくれたそこの同士、この作品はええぞ。
まあ作品タイトル通り、男装女性Vと女装男性Vによるあべこべなラブストーリーなのだけど、この設定がまた上手いなーと読み始めて思いましたね。
Vtuberは基本美男美女のアバターなので多かれ少なかれガチ恋勢がついて、誰かと交際に発展しようものならユニコーンの厄介オタクが暴れるというのが恒例だけれども、この物語の主役二人ときたら……片や中の人は推定50代の気のいいオジサンと思われているオジサンアバターのレトロゲーム配信者(20代女子)。片やバ美肉と見抜かれている美少女アバターのアラサー男性配信者。二人がコラボ配信したとてオジサンと女装青年が遊んでるだけとしか見られないので燃える気配なし。
やってることは妙齢の男女Vがオンオフ共に仲良くしているってことだから、二人が本来の性別のアバターで活動してたら普通にユニコーンが発狂して燃えてると思うけど、……いやぁ、なんだこの安心感w ほっこりしながら見てられる二人です。
二人がなぜオジサンアバターとバ美肉で活動するようになったかにはちゃんと理由があり、それは終盤で明らかになるけど、まあそれがてぇてぇんだわ。
あまり長くないですが綺麗にまとまった素敵な物語なので気楽に読めるのもオススメポイントです。
まず、強烈なインパクトのある設定が読者の心を掴む冒頭。主人公、昴がオフで出会ったレトロゲー配信者「昭和太郎」(おじさん)は、20代の美女だった――!
主人公は主人公でいわゆるバ美肉(男性が女性アバターを使用する)Vtuberであり、このすれ違いから始まる物語のエネルギーは、期待を裏切らない展開へと繋がっていきます。
今作も、“式守節”(敬称略)が炸裂する焦ったい男女関係を展開させつつ、一度ギアが入れば、最高の恋愛ストーリーを届けてくれます。
Vtuberという題材も、上澄をすくうのではなくしっかり“個人勢”にフォーカスしており、防音、機材、(ネタバレ回避)など、リサーチを欠かさず、時にその情報を物語の進行に落とし込み……退屈する間もなく、どんどんと読み進めることができます。
ラブコメ、Vtuberものはもちろん、そういった作品に造詣がない読者も置いていかない構成のため、広くたくさんの読者に強く勧めたい作品だ。
この作品はVTuberが好きな人なら、読むべきです!
読んでいてあるあるというか、あーそうだよねぇって納得するシーンがたくさんあります。
もちろんVTuberを良く知らない人でも、わかりやすく書かれています。
さて本題ですが、バ美肉配信者と渋い声のおじさん(中身は美女)の男女あべこべなところがユニークで面白いです。
まだ読み始めたばかりですが、もどかしくもあり、もうくっつちゃえよ!って心が叫んでいます。
物語り的にはまだくっつくのは早いですが……
一話一話丁寧に作られていて、各話笑いのポイントもあり、VTuber好きだけでなく、恋愛物が好きな人にもお勧めです。
主人公の結城昴は、美少女3Dアバター「夜空紗雪」として活動する男性VTuber。
ある日、よくコラボをする推しの豪快なおじさんVTuber「昭和太郎」とオフ会をすることに。
当然中身もおじさんだと思って待ち合わせ場所に行くと、そこに現れたのは「水野アキラ」と名乗る年上の美女でした!
本作の最大の魅力は、アバターと中身の「男女あべこべ」なギャップと、VTuberならではのニッチな共有感から生まれる心地よい距離感です!
アパートの壁が薄く、常に「6割の声」で配信していたアキラを見かねて、昴が自宅の防音室を貸したことをきっかけに、二人の距離は急接近していきます。
機材やボイスチェンジャーの設定でオタク全開で意気投合したり、徹夜で配信設定を見直したりするうちに、いつの間にかアキラがPCを持ち込んで「お試しルームメイト」状態になっていく展開がたまりません。
美女なのに中身は豪快で少しからかい上手の和太郎(アキラ)と、振り回されつつも彼女の才能に惹かれていく昴。
一風変わったVTuberラブコメや、少しずつ距離が縮まる秘密の同居生活を楽しみたい方に、全力でおすすめしたい作品です!
第一章読了時点でのレビューとなります。
ネタバレはありません。
Vtuberという超現代的な仕事にフォーカスを当てた物語ですが、知らなくても全く問題なく楽しめます。
むしろ私はこの物語を読むことで、物語を楽しみながら勝手にVtuberというものか何なのかがだいたい知れた気になっております。
それくらい解像度が高い。
ですが、この物語の面白さの本質はVtuber事情の解像度の高さではなく、やはり人間のリアルな心情の動きにあると思います。
男性が女性の何を見ているのかを描写しているだけで心の変化を表現する技巧には思わず舌を巻きました。
そして何より、作者様のお家芸たる「じれったい展開」が、今作でも光っております。
是非読んでみてください。