異世界へのクラス召喚もの。主人公に与えられた能力は奪還の王王や側近たちからは危険視され、管理されていく。さらに、その能力を前に勇者の表情に影が差していき……貯めに貯まったヘイト管理。主人公の復讐劇の始まりが楽しみめな作品です!
読みながら、奏真が少しずつ「仲間」ではなく「管理される側」に追いやられていく感じがかなりしんどくて、そこが逆にすごく引き込まれました。《奪還の王》の力そのものの不気味さと、王国や教会の冷たい対応がちゃんと噛み合っていて、緊張感がずっと続くのが良かったです。神崎をまだ信じたい気持ちと、もう信じきれない空気が同時にあるので、遠征前夜の不穏さがかなり強く残りました。