この隔絶と絶愛を、なんといえばいいのかわからない。

ジェイン・オースティン的な賢く誠実な女性像と、ハードSF的な男の業。
その二つが同じ舞台に描かれるリージェンシー・ロマンス?
――いや、この作品はそのどちらでもあり、そのどちらでもない。

人は愛されることを望むのではないのか?
否、心の底から愛することを望むのだと、この作品は言っている気がする。

愛とは何か。
自身が満たされるものではない。
相手が満たされてこそ、自らの愛が報われる。

切ないという言葉でも足りず、悲しいという言葉は似合わない。
この隔絶と絶愛を、なんといえばいいのかわからない。

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