ああ! つらすぎる!

オウムのきょーちゃんが繰り返す。「ダイスキ」「アイシテル」。
「私」が繰り返した言葉を覚えて、楽しそうに首を振りながらおしゃべりする。
「ダイスキ、ダイスキ」「アイシテル、アイシテル」──。


いや……つらい、つらすぎる……!
先のご紹介でどんなに微笑ましいお話だろうと思われたことでしょう。
私も思いましたよ、「かわいいなぁ、いっぱい聞いてきた言葉なんだねぇ、かわいいなぁ」って!

いえ、かわいいんです。きょーちゃんはかわいい。オウムはかわいい。
それは間違いありません。

ですが、物語はちょっと不穏な展開を見せてきます。
だいぶ早いうちに「あれ?」と思うのですが、「まあ……事情があるのかな?」と飲み込むんです。
で、そのうち「ん……?」ってなってきまして、「まあそういう人もいるか……?」ともう一度受け入れようとするのですが、違和感がちょっと前に飲み込んだ分と一緒にがっつり顔を出してくるんです。

で!──「え? えっ?」となってるうちに、強烈な真相が明かされる。

もう……これがつらくて つらくて……。


どう つらいのか、べらべら喋るのは簡単ですが、ぜひこの「あああぁぁ……‼︎‼︎」となるような絶望を味わっていただきたいのです。

なぜって?
私が耐えられないからです。

もう、この「なんってことだ……!」を味わっていただきたいのです。

どうか! どうか……!