15話 モブ!退院する………崩れ去る日常

「おい!こんな所に居たのか!」

そう言ったのは金髪の女の子。

椿穂乃香!

「…………何でここに」


「当たり前だろ!退院するんだろ?

何で勝手に帰ろうとしてんだよ!」

おいおい……嘘だろ?

あー…やばい。涙が出る。

俺は、死にたくないんじゃい!!!!!

君!死亡フラグあるよね!

「早く行こうぜ!」


はぁ……


「椿!抜け駆けするなよ!」


「今川!あんたは、お呼びじゃないよ?」

頼むから喧嘩は、他所でやってくれぇ!


「はは。その、ごめんね?

今川君も悪気は、ないからさ」

申し訳無さそうに河野が言ってくる。


「取り敢えずさ………ここ…病院だから

早く家に帰ろ?」


「そうだな!送ってくぜ!」


「送るのは、俺だけでいいわ!」


「ぼ、僕が送るよ?」

どうしてこうなった。



「ここが魁斗の家なのか?」


「そうだ。」

結局3人を連れて家まで帰宅した。


「じゃあ…お茶でもしてく?」


「いいのか?」


「あぁ。」


「なら、お言葉に甘えようかな?」


「そうしてくれ。」

ガチャ

「さあ、中に入ってくれ。」


「お邪魔します!」

「お邪魔するぜ!」

「お邪魔するな!」


俺は、頭を抱えながら項垂れた。

どうして?!こんな事に。



……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………



…………へ……い…は…ま…し…た…………………

「い…………が…………え…………

気をつけろよ。」



「あーあ………これで終わりなのね?」



「そ………んな。」


「余計な事をするからこんな事に。

そいつは、知りすぎたのよ?」




「がぁ。ぼく……が……………負ける……

訳には!」



ーーーーーーーーーー数時間前


「悪い!俺は、先に帰るな!

今日は、用事があるから!」


「分かった。送ってくぞ?」


「嫌、大丈夫だ!」


「分かった。気をつけろよ!」


「分かってるって!」


今川一成side


今日は、彩葉に呼ばれたんだよな。


ピンポーン

ここだよな?送られてきた住所って。

「いらしゃーい?」


「は?だれおま」


「ビリ」


「がっ」


「良く効くでしょ?このスタンガン。」


「もう、おしまい?」



河野隆太郎side


「僕もそろそろ帰るね?」


「あぁ!」


「じゃあまた明日!」


「明日な!」



僕は、家に帰る途中………

女の子に襲われた。


「屑が!」

どうして僕が殴られるんだろう?

「君は、一体?」


「私に興味があるの?」


「私は、小峠桜よ。

今川は、あいつがやる。

貴方は、私がやるわ。全員邪魔なのよ!」


「何で!」


「お前らをやったら次は真田だ!」


「ぐっ……さ…せるか!」


「ふん……貴方に出来る事は、ないわ!

こちらには、駒が後数個ある!」


「それ、でも!」





〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟〟

























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