13話 俺の大好きなあいつはやっぱすげえ!
ある放課後の事だった。
魁斗に突然意味の分からないことを言われた。
「多分……錆びれたビルにでもあるんじゃね?
てか、行って来い。」
この話の数分前
真田魁斗side
「おい!宝の地図って憧れねえか?
一緒に探そうぜ?」
こんな、馬鹿な話付き合ってられるか。
「多分……錆びれたビルにでもあるんじゃね?
てか、行って来い!」
面倒臭いし、付き合いたくねえー。
今川一成side
やけに俺にビルを勧めてくるな?
どうしたんだろうか。
けど、そうか!ビル。
ビルを探せば、宝の地図が?
そうと決まれば放課後行ってやんぜ!
河野隆太郎を追放する日→当日
と、言う訳で俺は今、錆びれたビルを探している。
ここが怪しそうだぜ!
いい感じの錆びれたビルを見つけたぜ!
「お願い!菜乃葉だけは!」
「うるせえ!お前は、黙って見てろや!」
何か騒がしいな。まさか!先客がいるのか?
くっ!渡すもんか!宝の地図は、俺のだ!
「おい!そこで何を、え?」
目の前には、信じられない光景が広がっていた。
服を着てない女の子。それを縄で縛ろうとしてる
男数人。……な、なんじゃこりゃあぁぁぁぁ!
「お…お前ら何してんだよ?」
「お…お前!どっから入って来た!
何でこの場所が分かった?」
明らかに普通の状況じゃねえよな?
「おい!まず、その女の子から手を離しやがれ!」
「は?口の聞き方には気をつけろよ?
クソガキ!」
……そ…そうか!わかったぞ!
この状況をあいつは分かっていたんだな!
そして、俺を信用して任せたのか!
何て凄い奴何だ!格好いいぜ!
惚れそうだ!嫌、もうすでに惚れてるけどな!
「ふっ!お前らのしてる事は、奴には、
お見通しの様だぜ?」
「何だ、テメエ!やるってのか?
この人数差を覆す事が出来んのかよ!
ガキは、帰ってママのおっぱいでも吸ってろや!」
こ…こいつ!何て下品な奴なんだ!(こいつ、人の女を寝取る悪役です。)
「ふん!お前らの好きには、させないぜ!」
数分後
「……ガハッ……な…んて………強いんだ。」
全員倒したな。これであいつに褒めてもらえるぜ!
「おい!あんたらも無事か?」
「は…はい!助けて頂きありがとう御座いました」
ふっ。俺もこれであいつに一歩近づいたかな?
魁斗見てるか?お前のおかげだぞ!
お前のおかげでこいつらも助かった!
そうだ!あいつの凄さを隆太郎にも仕方ないから
教えてやる!動画でも送るか!
はぁ……一番最初にお前に言われた通り
やったぞって、魁斗に送ったのに既読が付かない。
「ぐっ。ははっ……おま……えらに
……勝機何て………ねえぞ?
人質が……まだ………いるんだよ!」
「そう…かよ!ドンッ!」
殴ったら何か気絶しちゃった。
弱い奴め!
だが………そうか!
魁斗は、その人質の所に行ったんだな!
その事も含めて動画でも送ってやるか!
やっぱり!魁斗は、世界で一番凄え!
最初っから助ける人間が分かってんだな?!
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