第12話 エッチ後屋、プライベートゾーンへのタッチに激怒する
「エッチ
すっかり手下のひとりのようになっている
彼らがアジトとしている海岸沿いの洞窟の入口にて、野盗のひとりがエッチ
「しかし、こうなるとわかっていればおぬしを一度抱いておくんだったのぅ。いつのまにやら成長しおって。ところでおヒメ、ワシが出ているあいだに息子ゲス
「私は……存じません。見てもおりませんので」
「おぬしに執着しとったようだから、ワシのいぬまに夜這いにでも行ったんじゃなかろうかと思っていたのだが、では抱かれておらぬのだな?」
「なぜ、私が望みもしない人に抱かれねばならぬのです……ゲス
キッと強い
「気の強い女はええのぅ。屈服させる
と言いながら、そそそとてのひらでおヒメの腹をなであげた。
手を縛られたおヒメは身をよじってイヤがるが、ゲス
くちびるを噛み、おヒメのひとみから涙がまたこぼれおちた。
その手が胸へと到達しようというところで、奥から、エッチ
エッチ
「ギャアアアアア!!」
ゲス
彼の、胸をわしづかもうしていたその手の甲に青竜刀がズブリと突き刺さっており、それをぐりぐりと痛ぶるようにえぐっているのだ。
「おいおっさん。同意も得ずに他人にふれるんじゃねェって何回言った? あ、おっさんにははじめてか。しかしなぁ、胸・腰・下腹部なんかはとくに
エッチ
「このおっさんは、おめェの親父さんか? 親子であっても、かりに同性であっても、不同意での『ぷらいべーとぞーん』への接触をおれがゆるすこたぁねェがなァ」
「父ではありません。ただの同じ村の人です」
「無関係ならなおさらだバカやろがァ!!」
ひぃ、ひぃぃぃと激痛でうずくまるゲス
ゲス
「さて、この嬢ちゃんがイケニエか
「は、はいぃぃそうですじゃ」
「ガハハ、こいつぁちょうどいい! よし、おめェら祭壇の準備だ!」
そうして命じられた野盗どもと、へこへこしたおババさまの協力のもと、おヒメは『ぷらいべーとぞーん』への接触をたくみに回避されつつ丸太に縛りつけられた。
そうして肉体へのタッチの話とイケニエの話は別腹とでもいうように、エッホエッホと砂浜へ運ばれる
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