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概要
政略と陰謀の果て。小さく咲いた女の徒花。
トラーパニの港で、キエッリーニ家の当主代行アウグスタは赤い獅子の封印と霊核をみつける。14年前の夫の死が甦る中、息子オルトと義姉の子ルカが絆を深める。
霊獣の襲撃に立ち向かう家族だが、遅刻の騎士アントニオの登場で危機一髪! 赤い獅子の陰謀が港を揺らし、家族の未来は――?
母として、当主代行の立場として、そして、女として。
いじましく、持てる全てで何もかもを叶えようと望んだ女の物語。
改稿しました。
ハーメルン様、小説家になろう様にも投稿しております。
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