雪の日本海を背に描かれる、人間ドラマ

雪の日本海を舞台に、25年間逃げ続けたひとりの女の独白。

逃亡者の視点と、彼女を追う刑事たちの視点が切り替わる構成は、とてもスリリング。
読み進めるうちに両者の足取りが近づいていく緊張感がたまりません……。

読み終えて思わず納得。
「事実は小説より奇なり」って、こういうことかもしれません。


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