そういう所だよ!でもそこが好き♡
悠斗の、この世界の男の事を知って、まさか暴走していたのが俺の方だったのか?となった。
悠斗の言う通り女の子の常識も勉強しないといけないと思った。
先生に一時間目の授業を俺の為の時間にしてもらい、女の子の勉強をする事となった。
俺の思っている事やらなにやら話して、そこで他の男とズレている所を指摘してもらう。
「それじゃあ聞きたい、俺が最初の命令で『お互い全裸で抱きしめ合いたい』と言っていたらどうしてた?」
「「「そんなの決まってる♡脱ぐわ♡」」」
「「「そういう命令を期待してたの」」」
やっぱりそうなんだ…
「今から私達を裸にして陽太君との相性確かめてみる?順位を付けてその順番に自習室に誘ってくれてもいいのよ?」
栞は委員長だけあってこういう時、率先して話を進めてくれる。
「そんなのダメだろ」
「何がダメなの?」
「そんなの最後まで残った子の事を考えたら出来ないよ」
「「「そういう所だよ!」」」
なにが?
「普通の性欲ある男子はそんな風に女の子の事を思いやらないの!もっと傲慢でワガママなの。こいつが好き、こいつは嫌い。女を下に見ているの」
うん、悠斗がそんな感じだった。
「俺もそうしないと変なのかな?」
「「「そのままが良い!そんな陽太君が好き♡」」」
「陽太は私の腕枕を受け入れてくれた。あれだって最初は陽太が腕枕しようとしてくれたよね?」
「うん、するだろ普通。それに腕枕を受け入れるとか何だ?」
「事が終わって女の腕に抱かれてくれるなんて女にとって最高の瞬間だ♡私の身体が良かったって事だから♡男性が腕枕してくるのなんて離したくないもっとしたいって事だから…恥ずかしくなって腕枕してしまった。今思えばしてもらえば良かったな」
そんな意味があったから腕枕の写真で盛り上がってたのか。
もっとしたいとは思ってるから次はしてあげたい。
「そういう事なのか。知らなかったけど、まあ次は腕枕させてよ」
「「「そういう所だよ!」」」
「何が?」
「二回目なんて無いの普通は!一回シたら気持ちなんて離れていくの。二回目以降があるのは妻だけ、それも義務で妻が妊娠したら終わり。男性はそういうもの」
「あれ?亜実とはもう二回したけど…」
「「「え?」」」
「ふん♡昨日が二回目だな。陽太が私の中で果てた回数で言えば三回目だな♡私が逝かされた回数なんて数えられないくらいだ♡って何て事言わせるんだ」
「「「勝手に言ってるんじゃない!」」」
「「「なによ二回目って聞いて無い!」」」
あらら、言って無かったのかよ。
「陽太君が頭撫でてくれるでしょ?あれも普通の男性はやらないわ」
「そうなの?」
「あんなのエロ漫画の導入でしか無い事なの!あんなに気持ちいいだなんて知らなかった♡替えの下着が足りないしエロ漫画の主人公に感情移入しちゃって捗り過ぎて困る♡」
「「「わかるぅ~♡」」」
先生までウンウンと頷いてるよ。
栞も皆もそういうの読むんだな。
まあ健全な女子高生だからな。
「じゃあ次は女の子の考えるハーレムについても聞きたい。俺の中ではこのクラス全員とイチャイチャして、高校卒業くらいに全員と結婚したいなんて考えてるけど」
「「「え?」」」
え?ってなによ。
責任持ってイチャイチャしてるのよこっちは。
なになに、そうなの?
「じゃあ、俺とイチャイチャたい人は手を上げて。全員か、先生もなの!?それから子供も欲しい人は?これも全員」
先生もなのか。まあ全然抱けるけど。
こんな考えはこっちの男性みたいで嫌だな。
「では結婚したい人は?え?これだけ?」
手を上げているのは…
メガネ委員長の栞。
最高のうなじの怜奈。
目隠れ女子で最高のデコルテの千春。
最高の太ももの亜実だけ。
「これは陽太君が嫌いという訳では無くて結婚という概念が無かったの。陽太君とイチャイチャして子種を貰って、産まれてきた子供にたまに顔を見せてくれたらそれでいい。これが私達の考えるハーレムなの」
これが女の子の常識という事なのか。
俺が一夫多妻の話をするまで栞も結婚なんて考えた事も無かったそうだ。
彼女達の母親も結婚していないし父親の顔も知らない。子供にはパパの顔を見せてあげたいと思っているようだ。
「で、陽太君は誰を自習室に誘ってくれるの?」
えぇ?ここで俺が決められる訳無いだろ!
「この流れで決められる訳無いよ。じゃあ、いつもの席順にしようか?キスマーク付けた順番で」
「無理無理!私無理だよ~!私なんて糞雑魚ナメクジ処女だょ!キスマークだけで逝く女なの!エッチなんて考えただけで♡あん♡」
「どうしようか?それともあれは?皆は無いのかな?理想のエッチのシチュエーション!自習室なんて言わないでさ。俺の理想は夜景の見えるレストランで食事して、ホテル取ってあるんだ、なんて言って、そのままキスする二人、うわっ♡エッチじゃない?」
「「「そういう所だよ♡好き♡」」」
どういう所だ?
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