第13話植物とグリーン・フィンガース〜natral cut-up and fold-in〜

植物は動かないので痛みを感じない。今日も水をやり、日光浴させる。植物は喋らない為コミニケーションはテレパシーが使われる。

それは自然の言語。カットアップ・フォールドインされた言語。緑は少しくすんだ緑。向日葵はテレパシーを神に伝える役目をずっとして来た。アイリスの青は禁断症状中に全てが青く見えるのと同じ青。ユーカリチンキを吸飲。オレンジの皮のチンキ。臭覚は脳の一番古い部分にあり、香りは直接に脳を刺激する。火星年代記…この星は死んでいた。もう何度も死と生を繰り返している植物は育たない。地球が唯一の植物の生きられる星だ。人間は神の植物を瓶詰めにして独占し、売り飛ばした。芥子に大麻を。紀元前にも邪悪は存在した。「この痛み、苦しみが続くなら死んだ方がましだ。」裏でモルヒネ30グレーン(三十グレーンは0.69g)注射。「あぁ毎回春の様な気分になる」芥子は喋らない。滲み出る樹脂(アヘン)がカットアップされた言語。1日3回。植物的思考は人生を自然にする。匂い立つ薔薇が咲き乱れ、ポピー畑でグリーン・フィンガーがカットアップ会話をする。ウッドストックの森は豊かに風を運ぶ。ウッドストックには女も男もグレーン・フィンガーが多い。彼は神童だった。街は彼を街の代表として神学校へ送った。神学校は腐っている。暴力、同性愛、神への不信…

神童はノイローゼになり学校を退学。街に戻り、悪い連中は彼に酒と女を与える。神童は自由を感じながら死んでしまった。「車輪の話しさ。彼も緑、植物と会話していれば…」

何万種の植物達が今日も話す。植物が居なくなれば、動物(人間)は死ぬ。この痛みと飢えと悲しみと戦争やテロリズムでの金儲け。

人間獣は一人残らず死にハイブリッドが生まれる。それは植物だ。グリーン・フィンガースの思いは植物を通して愛が連鎖する。

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