第3話
いろいろ、「時間のスケール」?、そういうことに思いを巡らせていると、ふと、普通には、今のような世の中が連綿とずっと以前から続いているように錯覚しているが、? オレの父が生きていると100才くらいで、昭和の初めの生まれ。 たぶん、電車もバスも、この辺りにはな~んにもなかったに違いない。 徒歩で遠い町の学校に行って、家に帰れるのは年に数回、がやっとだったと思う。
この100年のうちの進歩や変化もめまぐるしいですが、ある時に、「その100年前は?」と考えると、だからおじいさんの時代には、「江戸時代」で、1825年だと、明治維新まで50年も前なのです!
なんだか愕然とするような感じがあった。
今の日常の、テレビやスマホや自動車や、を、当たり前のことに思っていて、ありがたいとか奇跡みたいとも思わないですが? ほとんどこういうことは一種の奇跡、神の恩寵、そういうように感謝すべきと思います。
「生きているだけで丸儲け」という、某タレントのギャグがあるが、本間にそうも思える。 別に脳天気なわけではなくて、曲がりなりにも、この世に生を享けて、生きながらえてきて、で、技術革新の恩恵を享受できている。
対して重い障害でもないし、たくさんにいろいろと気遣ってくれる方がおられる。
野蛮人でしかなかった過去が、人類にもあり、どんなにかそれは過酷なん日常だっただろうか。
ご飯に何日もありつけないということもしょっちゅうだっただろう。 が、それが当然であれば、現実には適応していくしかしょうがなかった…
そういうことは重々承知している。骨の髄までわかっているつもりである。
が、それでも思うことがある。 ミジンコみたいなものに生まれて、5秒くらいで死んだほうが、どんなにか楽だったかもしれないな?、と。
ホンマ、罰当たりなおっさんである。
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