若き恋を見守る愛猫の優しさと、水面の様に煌めく青春の輝きが胸に沁みる

純文学の巨匠からの引用で始まったとは思えない読みやすさ。

若き作者の温かな文脈がホットミルクの様に優しく心に広がります。

実はあまりこういったテイストの作品は読まないのですが、思わず読みきってしまいました。

やはり現役の力は凄い。
文そのものに若々しさが溢れ出ています。
もう私にはこの若々しさは表現出来ません…

今後、歳を重ね経験値が増えていく中で、このフレッシュさがどの様に変化していくのか、作者の成長も気になるところです。

是非皆様、ご覧になってみてください。

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