一度は考えたこと、ありませんか?
――もしストーカーが、めちゃくちゃ可愛かったら(かっこよかったら)って。
そんな“あり得ない妄想”に、現実味を与えてくるのがこの作品です。
元ストーカーの彼女と始まる、逃げ場のない同棲生活。
甘くて(?)、怖くて、どこか笑えてしまう――そんな毎日が描かれます。
“愛が重い”の一言では片づかない。
可憐な外見×タール並みに黒い内面の彼女と、情けなくも等身大な「俺」。
「もしも」が現実になったら、きっとこうなる。
そう、この物語こそ――その妄想へのアンサーなのかもしれません。