呼び出されて、奇想作家の秘密の物語に会いにゆく

丁寧な描写で、自分も時代がかった建物の階段をゆっくり上っているような気分になる。

若い編集者に披露される、作家の物語の源泉。

かくして彼は作家の物語の中に飲み込まれていく。

個人的には、全てを無駄なく余さず使いきるところが効率的でしっかりしてるなあ、と感心した。
勿論、使い終わったごみは出るのだが、処分の工程も確立されているのだろう。

永遠に物語は生み出され続けるのだろうか。

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