駅にて、母親が迎えに来るのを待つテンのもとに、怪しい男が近づいてくる。
男は独りぼっちのテンに、身の上話を聞かせ始めるのだが……。
不気味な雰囲気から幕を開ける本作、怪しげな男の言葉にびくびくしながら読み進めましたが、徐々に変わっていく男の印象に、すごく不思議な気分になります。
そして最後、思わず声を上げてしまうような結末が!
すべてを読み終わった後、前半の怪しげな男の言動の意味がようやく分かりました!
字数のかなり短い物語ですが、そこから受け取る感動は、とてつもなく大きなものでした!
ぞわっとさせながらも、どこか切なく、そして優しい気持ちにさせてくれる物語、是非ともご一読を!