シチュエーションドラマが多数の世界線へと誘います

レビューアーも知っています。図書館では静かにしましょう。ですが、本に囲まれた静謐な空間で会話をするなら、何を語るでしょうか。

同じシチュエーションが連なる、それぞれの短編に登場するのは、他の小説の登場人物たち。それぞれに会話の内容が異なります。当然です。キャラが違うのですから。それにしても、なんとバリエーションが多いことか。

同じシチュエーションに放り込まれても全く違う振る舞いをするキャラクター達。その背景には、それぞれが生きる世界線を描いた小説があります。

シチュエーションドラマが多数の世界線へと誘います。世界を渡り歩きませんか。