人間と人外の関係好きな方に
- ★★★ Excellent!!!
少し先の未来。
AIが人間に寄り添って発展し、みんな便利に使ってる世界。
今のAIは悪者にされがちですが、もうその段階を超えて暮らしの一部になっています。
SEのアキトは、相棒のAIメメとお仕事をしています。
「こんな便利なAI欲しいな」
「ペットとしてもかわいい」
などと思って読み進めるうちに、メメに愛着が湧いていきます。
でもアキトもメメも、ちゃんと「AIと人間」として線を引いている。
まるで世話焼きのオカンのようなメメが、急にプログラムだ、機械だと理解させられる。
人間みたいに喋っていた相手が、実は人外だったと思い出す感覚です。
メメ以外にも色んなプログラムが出てきますが、それぞれに個性的です。
でもみんなプログラムなの。
道具に対する愛着を超えてはいけないと思いつつ、好きになってしまう。
感情をがんがんに揺さぶってくる傑作です!