忘れかけていた「青春」を思い出す

計画なんてない、目的もはっきりしていない。
ただ、何か大きなことを成し遂げたいという、今にもあふれ出しそうな衝動と熱量はある。

コロナ禍という時代背景も描きつつ、あてもなく迷走する若さのエネルギーが、勢いそのままの荒削りな文体で書かれていて好感が持てます。

短編の良さを活かした、瞬発力のある作品でした。

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Get Greedy!!