第1節 市長ピンチ!?
とある一室、そこは様々な書類や機材そして作業用のデスクその後ろは壁ではなく一面のガラス張りの窓。
そして中間に位置するのは成人男性すら覆い隠す程に大きい椅子。
普段なら程よくリラックスして作業にでも励んでいるだろうと思われたが、椅子は窓の外を向いている。
そこにデスクの前に立つ女性その1人の声が静かにその一室に響く。
「……結局のところバーチャルシティ計画は延期する事にしました。」
「……」
「内々で解決はしてくれたようですがやはり既存のポータルを利用するのは危険と判断されました。」
「……よって延期によって代替企画を行う事を緊急付けられました。」
ショート薄水色髪の女性は続ける。
「現在は正式な発表はしていませんが専用ポータルの準備や代替企画の案がまとめられ次第各部署に通達の予定です。」
椅子が軋む音「……」
「それもこれも貴方が招いた事ですので早急な対応をお願いしますね!!!」
そのまま書類や空白の企画書を置き彼女は立ち去る服装スーツに更に1枚ジャケットのような物を羽織り下はズボンだ。
理由として以前の所属していた場所が良く動く所なので動き易さ優先だと言う。
彼女が立ち去った後、椅子が軋み回転する。
そこに現れたのは特徴的な仮面を付けた男だった。
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最後の最後で現れる仮面の男
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