絶望的な呪いを解くための仮初に結ばれた二人。身分違いの恋の行方は?

めっちゃ好みの話でした。
呪われて死を待つだけの姫のもとに、「命を賭して守る」という出自不明の男が現れる。もう、これだけで三杯飯がいける勢いです。

蛇妖が宣告した日が迫る中、まるでそれが嘘のように、二人の距離が縮んでいきます。
呪いという緊迫した状況と恋という高揚した関係が、物語の中で絶妙に絡み合い、どきどきはらはらしながら読み進められました。

硬派な男が大好きな方は、ぜひぜひ読んでください!