ダウナー系女子はダンジョンある世界で...
@haya1488
第1話 それは突然に
はぁ〜
『...疲れたなぁ』
私の名前は天瀬綾乃、女子高生だはっきり言うと私はあまり喋るのが好きじゃなかったりする
なぜこんなにも怠そうにしてる理由は友達がおしゃべり好きの陽キャだからだ理由はそれだけで十分だろう
今日も家まで40分近くかけて歩いて帰る途中だ
『ん?地震かな?』
歩いていると震度2くらいの地震が発生した
スマホを取り出しニュース記事を見る
そこには...『全世界で一斉に地震?』
ふと思うこれは何かの予兆なのかと、
良くも悪くもその考えは現実に変わる事になる
『まぁ何か進展があれば明日になれば分かるだろう』
そんな軽い気持ちで家に帰り疲労もあったせいかすぐに眠りについた。
『チリチリチリ』
目覚まし時計が鳴った
『ふぁー眠い』
今日も一日頑張りますか...
そういつもと同じように学校に向かう準備をしていると着信音が鳴った
『もしもしどうしたの?』
『綾乃!テレビ、テレビ見て!』
親友の日向が興奮気味に電話をかけてきた
ポチ
『今私は東京の上空ヘリよりお伝えしています。全世界の首都上空に巨大なカウントダウンが出現して約8時間が経過しました!残り時間は1時間です一体このカウントダウンが0になるとなにが起こるのか!なんであろうと私はこの映像を止めない事を約束いたします』
なぁにこれ?
『なんだか面白い事になったね!』
『なんでそんなに嬉しそうなのよ』
『ところでいつからカウントダウン出たの?』
『綾乃って地震あった1時間後くらいに寝たよね?』
『うん』
『じゃあ寝た後すぐに出た感じだよーん』
『そう言えばなんで連絡してきたの?』
『そりゃ一緒にカウントダウンの真下まで行こうよ!』
『日向は行動力の化身か!』
『そんな褒められても困るよ〜』
『はぁ〜』
『分かった行くから少し待ってて』
…………………30分後………………
『あーやーのー!いたいた〜』
私の親友日向が手を振りながらジャンプしてこっちを見てはしゃいでいた
『……ん来たよ』
人が多すぎて緊張していつもみたいに喋れない...
『で!カウントダウンどう!』
なんで日向がどやってるのか頭の中でツッコミながら答えた
『デカデカ』
『びっくり』
あーやっぱりだめだー緊張で喋れなーい
『そうだよね!やばいよね!』
また頭の中でなんでどやってるのかツッコミながら答えた
『あともう少しで0』
『なにが起こるかなーワクワク』
本当になんでこんなにもポジティブなのか不思議だ
そう思ってると残り10秒になった
すると周りから声が上がった
「「「「「「「10!」」」」」」
「「「「「「「9!」」」」」」」
「「「「「「「8!」」」」」」」
「「「「「「「7!」」」」」」」
「「「「「「「6!」」」」」」」
「「「「「「「5!」」」」」」」
「「「「「「「4!」」」」」」」
「「「「「「「3!」」」」」」」
「「「「「「「2!」」」」」」」
「「「「「「「1!」」」」」」」
「「「「「「「0!」」」」」」」
その時ノイズが走った
『これよりこの世界の管理者からの声を伝えます』
『ども地球の管理者神です』
『なぜ私が出てきたのかと言うとこれから起こるアップデートの説明の為にこうしてわざわざカウントダウンまでしてお知らせしました。』
アップデート???
私の頭の中はなにがなんだかもうわからない
『まぁ簡潔に言うと地球はファンタジーな世界になります』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます