なんという、素敵すぎるシチュエーションなのか。
アイスクリームデート。まさに「夏休み」だからこそ出来るコンセプト。
主人公はある日、橋の上で泣いている少女を見つけて声をかける。
そんな彼女を励ますためにも、一緒にアイスクリームを食べることに。その日からは彼女と「アイスクリーム友達」のような関係になり、二人で会ってはアイスを共に食べる時間を送ることになる。
この感じがとても爽やかなのです。夏場に食べるアイスクリーム。その「ご褒美」としか言いようのないもの。そして「夏だからこそ味わえる感動」がある。
更に、登場するアイスの選択がとてもセンスがいい。
「スイカ味をしたアイス」、「ひと口サイズで食べられるアイス」、「ソーダ味で棒に刺さっているアイス」
誰もが一度は目にし、一度は口にしたことのある馴染みの品々。「そうそう、夏はやっぱり一度はこれを食べておかないとね!」と登場する度に「うんうん」と激しい共感を覚えさせられます。
アイスを一緒に食べながら、少女と仲を深めていく日々。
スウィートで、ポップで、そして爽やかな時間。間違いなく「理想のデート」のシチュエーションの一つと言っても過言ではありません。
読めばアイスが食べたくなる。そして、こんなデートがしてみたい、と思わされること間違いなし。最高のデートシチュエーションを楽しめる一作です。