(例)問.傍線部における主人公の心情を答えよ / 下田 空斗
ジャンル:恋愛(掌編)
URL: https://kakuyomu.jp/works/16818622175329840911
作品PR:恋愛という感情に対する、ひとつの答え。
批評公開日:2025/08/26
対象話数:第1話 迄(2,767文字)
【三行あらすじ】
放課後、補習で居残りさせられた男子高校生は、科目担当の女性教師と教室で二人きりになる。
彼は彼女への恋心が抑えられず、口をついて「好きです」と言葉が出てしまう。
立場の違い、年齢の差、そして、既婚者相手——彼はそれらを理解した上で、己の気持ちを「抱いてはいけない『悪』の好意だ」と断ずるが……。
◉ 発想力 ◉
《GOOD ◎》
男子高校生と女性教師。許されない恋愛関係にどう決着をつけるか、という着眼点は良い。甘酸っぱい青春ながら、主人公の成長を感じられる物語。
《BAD △》
純文学寄りな作品のため、設定の目新しさは感じない。現代ドラマ路線の掌編作品なら問題無いが、連載作にする場合はもう少しパンチが欲しい。
◉ 人物像 ◉
《GOOD ◎》
主人公の一人称視点で、心の中の葛藤が描かれている。また、女性教師のキャラクター性が台詞や動作から窺える。
《BAD △》
主人公の台詞が少なく、キャラクターとして弱い。会話数を増やすか、あるいはインパクトのある台詞が無いと、キャラが記憶に残りにくい。
◉ 表現力 ◉
《GOOD ◎》
場所や時間帯、キャラの立ち位置などが想像しやすい描写。過剰にならない範疇で表現できている。また、説明的になる台詞に上手く動作を組み込めている点は良い。
《BAD △》
本文引用▶︎『少しの間——俺にとってはカップ麺が作れてしまいそうな程の時間』など、少し手探りで粗のある表現。工夫したい気持ちは窺えるが、やや冗長に感じる。
◉ 構成力 ◉
《GOOD ◎》
台詞と地の文のバランスは良い。くどくない。
《BAD △》
私の書いた文章ですからね。私の好きなテンポ感です。特に言う事無し。自己批評はこの項目の判断が難しい。
◉ 展開力 ◉
《GOOD ◎》
掌編のため、引きについては評価対象外だが、主人公の今後が期待される幕引きになっている。3,000文字以内の一話の中で、しっかり話のオチが描けている。
《BAD △》
作品の性質上仕方ないが、ほぼ会話のみ。主に動作があったのは女性教師のみ。連載にする場合、各話で引き込める展開が作れるかは、この一話だけでは未知数。
【総合評価】
■■:発想力
■■■:人物像
■■■:表現力
■■■■:構成力
■■■:展開力
★★★(3.0)
【コメント】
今回は自身の作品批評なため、辛口寄りの評価を付けました。あくまで例示なだけで、本作を基準にした評価をするわけではございませんので、怖がらないでくださいね!
以上!
作品名:問.傍線部における主人公の心情を答えよ
著者:下田 空斗
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