〜それは、薄幸乙女の濃い(恋)焦がれ非日常譚〜
運命は
かくも
数奇で
残酷で
美しい。
主人公の境遇は
過去も『今』も
過酷な環境にあります。
変えられないモノを変えるため
かけがえのないモノを守るため
彼女は全てを受け入れて
『未来』を掴み進みます。
非リアルの中に紡がれる
リアルな描写
描かれる情景は
誰しも思い浮かび得る光景となり
世界観を確立させます。
人生という旅の途中
まずは『お立ち寄り』くださいませ
きっと貴方も
頑張る彼女の背中を『おし』たくなります。
あ
何度繰り返しても私のアタマから散っていったものはもとに戻らないのですが
そんなことは些細事だと
この作品は教えてくれたので
泣いてなんかいません。
乙女ゲームの世界へ転生する──
その聞き慣れたはずの導入が
この作品ではとても穏やかで
どこか切実な光を帯びています。
主人公が大切にしてきた〝推し〟たちが
現実となって息づく世界で
彼らの言葉や仕草に触れたときの
胸の高鳴りが⋯⋯
とても丁寧に、温かな筆致で
描かれております。
けれどその甘やかさのすぐ裏側には──
封鎖された村や祠に残された幼い声など
物語を静かに揺らす不穏が息づいています。
乙女ゲームらしいときめきと
日常の柔らかい空気
そしてどこか底知れない気配が
ゆるやかに混ざり合い⋯⋯
まるで自分も転移したかのように
読者を自然と物語の世界観へ
惹き込んでくれます!!
仲間たちの優しさや信頼も心地よく
彼らと共に
〝攻略〟ではなく〝生きる〟ために
歩んでいくその過程が
温かく胸に残ります。
乙女ゲームの世界にいながら
その枠をそっと越えていくような
余韻のある作品です!!
「薔薇と鏡の王国《rewrite》」は、“乙女ゲーム”の世界に転移した38歳のモブOL・遥の静かな勇気と葛藤が心に響く物語です。
モブとして生きる孤独や無力感、そして自分の居場所を探す遥の姿には、現実に生きる私たちの影が映ります。彼女は特別な力も主人公補正も持たず、ただ“誰かを救いたい”という小さな想いから一歩を踏み出します。登場人物たちの過去や村の罪、儀式の真実が織りなすドラマは、読む者の心に問いを投げかけます。
ページをめくるたび、あなたもきっと「自分の選択」に少しだけ誇りを持ちたくなるはずです。「何者でもない」存在が小さな勇気で未来を変える、その美しさをぜひ味わってみてください。
38歳のOLだった主人公は乙女ゲームの世界に転生します。
そこにはゲームで攻略対象だった推しが!
彼女を中心におかしな魔力の流れを感知し、護衛や監視として彼女の側にいるようになる推しキャラ達。
でも、この世界、ゲームとは少し違うようで……。
主人公を守るために推しの一人が命を落としたとき、彼女は時を遡っていたのでした。
いわゆるループものですが、自らの死では無く、推しの死がトリガーとなるループものは珍しいのでは無いでしょうか。そしてそのループも無条件とはいかない。
乙女ゲームの世界で推しのイケメンと絆を深めるという胸がキュンとする甘さと、推しの死を回避するための主人公の謎解きと努力。
是非読んでいただきたい作品です。
ヒロインは38歳のOLだった。乙女ゲーム「薔薇と鏡の王国」の世界に、15、6歳くらいの少女として転生する。
ヒロインを取り巻くは、それぞれ魅力的なイケメンたち。
乙女ゲームにそっくりだけど、同じじゃない。
不器用で優しさを秘めた騎士や、研究者肌で繊細な心を隠したイケメン、笑っているけど、本心を見せない謎めいたイケメン。
イケメンがた〜くさん!
ヒロインの戸惑いと、攻略対象のイケメンたちの間で揺れる心が無理なく描かれていて、きっと、読者も共感を覚えるはず。
何より、この世界の謎や、死に戻りの謎がおもしろくって、ぐいぐい先を読みたくなる物語です。
おすすめですよ!
正直、最初は「38歳の主人公?」と思ったけど、これが大正解。10代20代にはない大人の視点と、それでいて推しに対する純粋な愛が絶妙にマッチしてる。
「推しが死ぐと巻き戻る」という設定も秀逸。ただのチート能力じゃなくて、愛する人を失う絶望と、それでも諦めない強さが描かれてて胸が熱くなる。
オタク心理の描写がリアルすぎて、推しに会った時の動揺っぷりには思わず「わかるー!」って。大人になっても変わらない乙女心と、でも経験を積んだからこその行動力のバランスが絶妙。
ライエル、ノア、ゼフィル…どの攻略キャラも魅力的で、主人公と一緒にドキドキしてしまう。特に濡れ髪ライエルのシーンは破壊力抜群。
続きが気になって仕方ない作品です!