某乙女ゲーム制作会社様が食いついてくださるのを今か今かと待ち焦がれたくなる作品です。
個人的に「アンジェリーク」を思い出してやったー!いっぱいイケメン落としてウハウハだぜなんて思っていた甘い私を殴りたい。
物語はゲームの世界に転生したごく普通の社畜女性。設定も年齢も非常にリアルなのでここから没入感MAX。え、でも転生したキャラはモブのかわいい少女。この作品のヒロイン的立ち位置じゃないの!?と思いきや、そこは想像を絶する展開が目白押し。
モブからヒロインになるわけではない。
しかし、モブでありつつただのモブで終わらない。
親密度アップイベント、CG,これは記念スチル決定ですよね!?と思えるニヤニヤMAXイベントを多種ご用意された設定。
伏線のちりばめ方と世界観が丁寧に描かれているのと、序盤からこの作品はこういう世界観です、という詳細な設定資料集もおいてくださっているので、迷子になったらここに戻るとなるほど、こういうことかと納得しかない。
推しのライエル様ルートは序盤から始まってしまったので、あれ、もう終わりかくううと嘆く間に次にノア様ルート突入。
イケメンパラダイスの中で、彼らが何を考え何を選び、そしてモブに転生した彼女に対してどういう態度をとっていくのか。主人公の心理面が深堀りされており、とっても読みやすいので気が付いたらスルスル進んでおります。萌えの補充に是非。お勧めです。
いつでも私はモブだった。
誰にも気に留められず、使い古されておしまいの脇役。きらきらとした表舞台には躍り出られない。
何かが起こるたび、あなたは命を落とす。巻き戻った時間の中、考えて考えて最悪な運命を避け続けて、ようやくここまで辿り着いた。
初めは『推し』で攻略対象だったあなたが、いつの間にか生身の人間となって目の前に現れていた。
その時気づいたの。私の人生は私のものだって。どんな世界にいようと、私の決断が私の道になる。
あなたを知りたい。画面の向こうで見知った表面上のあなたじゃなく、複雑な心を。人間臭くて、気高くて、時に独りよがりな『あなた自身』を。
私が護りたい。
そう思った時、物語は私が主人公になった。
私が決める。誰に左右されることなく。護られる側でも選ばれる側でもない。自分の足で進むんだ。
その先にいるあなたの手を掴めたら。
世界はきっと鮮やかに花開くだろう。
〜それは、薄幸乙女の濃い(恋)焦がれ非日常譚〜
運命は
かくも
数奇で
残酷で
美しい。
主人公の境遇は
過去も『今』も
過酷な環境にあります。
変えられないモノを変えるため
かけがえのないモノを守るため
彼女は全てを受け入れて
『未来』を掴み進みます。
非リアルの中に紡がれる
リアルな描写
描かれる情景は
誰しも思い浮かび得る光景となり
世界観を確立させます。
人生という旅の途中
まずは『お立ち寄り』くださいませ
きっと貴方も
頑張る彼女の背中を『おし』たくなります。
あ
何度繰り返しても私のアタマから散っていったものはもとに戻らないのですが
そんなことは些細事だと
この作品は教えてくれたので
泣いてなんかいません。
乙女ゲームの世界へ転生する──
その聞き慣れたはずの導入が
この作品ではとても穏やかで
どこか切実な光を帯びています。
主人公が大切にしてきた〝推し〟たちが
現実となって息づく世界で
彼らの言葉や仕草に触れたときの
胸の高鳴りが⋯⋯
とても丁寧に、温かな筆致で
描かれております。
けれどその甘やかさのすぐ裏側には──
封鎖された村や祠に残された幼い声など
物語を静かに揺らす不穏が息づいています。
乙女ゲームらしいときめきと
日常の柔らかい空気
そしてどこか底知れない気配が
ゆるやかに混ざり合い⋯⋯
まるで自分も転移したかのように
読者を自然と物語の世界観へ
惹き込んでくれます!!
仲間たちの優しさや信頼も心地よく
彼らと共に
〝攻略〟ではなく〝生きる〟ために
歩んでいくその過程が
温かく胸に残ります。
乙女ゲームの世界にいながら
その枠をそっと越えていくような
余韻のある作品です!!
「薔薇と鏡の王国《rewrite》」は、“乙女ゲーム”の世界に転移した38歳のモブOL・遥の静かな勇気と葛藤が心に響く物語です。
モブとして生きる孤独や無力感、そして自分の居場所を探す遥の姿には、現実に生きる私たちの影が映ります。彼女は特別な力も主人公補正も持たず、ただ“誰かを救いたい”という小さな想いから一歩を踏み出します。登場人物たちの過去や村の罪、儀式の真実が織りなすドラマは、読む者の心に問いを投げかけます。
ページをめくるたび、あなたもきっと「自分の選択」に少しだけ誇りを持ちたくなるはずです。「何者でもない」存在が小さな勇気で未来を変える、その美しさをぜひ味わってみてください。
38歳のOLだった主人公は乙女ゲームの世界に転生します。
そこにはゲームで攻略対象だった推しが!
彼女を中心におかしな魔力の流れを感知し、護衛や監視として彼女の側にいるようになる推しキャラ達。
でも、この世界、ゲームとは少し違うようで……。
主人公を守るために推しの一人が命を落としたとき、彼女は時を遡っていたのでした。
いわゆるループものですが、自らの死では無く、推しの死がトリガーとなるループものは珍しいのでは無いでしょうか。そしてそのループも無条件とはいかない。
乙女ゲームの世界で推しのイケメンと絆を深めるという胸がキュンとする甘さと、推しの死を回避するための主人公の謎解きと努力。
是非読んでいただきたい作品です。
ヒロインは38歳のOLだった。乙女ゲーム「薔薇と鏡の王国」の世界に、15、6歳くらいの少女として転生する。
ヒロインを取り巻くは、それぞれ魅力的なイケメンたち。
乙女ゲームにそっくりだけど、同じじゃない。
不器用で優しさを秘めた騎士や、研究者肌で繊細な心を隠したイケメン、笑っているけど、本心を見せない謎めいたイケメン。
イケメンがた〜くさん!
ヒロインの戸惑いと、攻略対象のイケメンたちの間で揺れる心が無理なく描かれていて、きっと、読者も共感を覚えるはず。
何より、この世界の謎や、死に戻りの謎がおもしろくって、ぐいぐい先を読みたくなる物語です。
おすすめですよ!
目覚めからの違和感と徐々に広がる不安の描写が秀逸。
ラストの一言で一気に世界が動き出す、完成度の高い導入でした。
※まだ少しして読んでいないので深く読んでいったら本文も直しますw
追加
圧倒的な戦力差、揺らぐ信頼、追い詰められた状況――それでもなお折れない人々の姿が胸を打つ物語です。戦闘描写の緊張感と、仲間同士の信頼や葛藤が丁寧に描かれていて、ただのバトル作品では終わりません。
特に魅力的なのは、敵味方問わずキャラクターに「信念」や「美学」があること。単純な善悪ではなく、それぞれの立場で選び、背負い、戦っている。その重みが物語に深みを与えています。
そして戦いの合間に描かれる日常や絆の描写が、緊迫した展開をより強く引き立てる。守りたいものがあるからこそ戦う――その覚悟が伝わる作品です。
王道でありながら、人物の心理描写が濃く、読後に余韻が残る一作。
シリアスな群像劇や、信念を貫く物語が好きな人におすすめです。
正直、最初は「38歳の主人公?」と思ったけど、これが大正解。10代20代にはない大人の視点と、それでいて推しに対する純粋な愛が絶妙にマッチしてる。
「推しが死ぐと巻き戻る」という設定も秀逸。ただのチート能力じゃなくて、愛する人を失う絶望と、それでも諦めない強さが描かれてて胸が熱くなる。
オタク心理の描写がリアルすぎて、推しに会った時の動揺っぷりには思わず「わかるー!」って。大人になっても変わらない乙女心と、でも経験を積んだからこその行動力のバランスが絶妙。
ライエル、ノア、ゼフィル…どの攻略キャラも魅力的で、主人公と一緒にドキドキしてしまう。特に濡れ髪ライエルのシーンは破壊力抜群。
続きが気になって仕方ない作品です!