「ゼロの焦点」と「日航機墜落事故」 V.3.1
@MasatoHiraguri
第1話 第0話 偶像崇拝への挑戦
野村芳太郎監督「ゼロの焦点」1961年では、鵜原禎子(うはら・ていこ)という一介の主婦が、警察やマスコミという権威・権力による(勝手な)想像・(一方的な)思い込みによる事件解決(冤罪の一要因)という「偶像」を打ち破り、女性らしい粘り強さと根気、丁寧できめ細かな(捜査・アプローチ)によって問題の核心に迫り、遂に事件の真実を解明します。
この映画のテーマとは、公的権威・権力の乱用によって、か弱い女性たち(国民)を不幸に陥れた者の末路であり、真の悪党とは誰か・真の被害者は誰であったのか、を問いかけている映画(偶像崇拝癖の日本人必見の名画)といえます。
ここ1ヶ月ほど、この映画に填まり(夢中になり)30回以上も観ていた折り、「日航機墜落事故・自衛隊関与説の著者「科学的証拠で論証している」 (産経新聞) 2025 年 8 月 18 日http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/894.html」
のニュースに触れ、40年前の会社員時代の記憶が甦りました。
日航機の御巣鷹山墜落事故があった当時、私は毎週1・2回は東京から関西方面(名古屋・京都・天理・大阪・伊丹)へ出張していたので、この事件は人ごとではなかったのです。
事故後の調査では「ロッキード社の不適切な修理による機体後部隔壁の破壊が原因」ということでしたが、私自身は「18時に墜落した現場がわからず、翌朝、日の出と共に捜査を再開した」というニュースに驚きました。
50センチ程度の模型飛行機ではない、ジャンボジェット機が日本列島のど真ん中に墜落したというのに、自衛隊もアメリカ軍のレーダーもそれを捕捉できない、なんてことがあるはずがない。それでは、外国の爆撃機が夜間空襲に来たら何もできない、ということではないか。
自衛隊・アメリカ軍・日本政府という権威が「墜落地点が不明」と言っているため、警察も含めた彼ら権力者(捜査責任者たち)は、12時間も「何もしなかった」、墜落現場付近の地元の消防団員にも何もさせなかった、というのです。
私はこの一点において「絶対におかしい(変だ・あやしい)。何かが隠されている」と確信しましたが、当時、社内では「24時間営業の吉野家」と呼ばれるほど忙しい毎日でしたので、取りあえず出張に飛行機は使わないことにして、この事件のことは忘却の彼方へ消えてしまいました。
御巣高山の日航機墜落事故では、元日航客室乗務員の青山透子(あおやま・ とうこ)という女性が、40年間にもわたる粘り強い科学調査・懇切丁寧な聞き取り調査により「ゼロの焦点」と同じく、自衛隊や政府という権威に眩惑(目がくらみ惑うこと)されることなく、問題の核心を突き当て、真実に迫りました。青山透子著「日航123便墜落事件 四十年の真実」。
か弱い女性がたった一人で、その知性と(女性特有というべき)粘り強さ・根気によって、政府や自衛隊・警察という権威・権力が隠している問題の核心に迫り、真実を明らかにする。その科学的捜査手法・アプローチはもとより、彼女の精神(力)、つまりは「女性としての存在感」に、今回あらためて私は感動しました。
世に、きれい・可愛い女性はいくらでもいるでしょうが、女性としての(優れた)特性・人性(人の本然の性・人の性質)を、その行動・著書で表現できる(存在感を実感させてくれる)人というのは稀です。
源氏物語とは、単に宮廷生活に於ける(くだらない)色恋沙汰をダラダラと述べたにすぎない。枕草子にしても同じく、なんの苦労もない・なんの努力も要らない宮廷生活の思い出を、情意生活(色恋の話)中心に綴ったというだけのこと。人間の生死・怒りや苦しみなど知らない世界、という意味では「偶像」でしかない。
(真の)女性が描かれた小説というなら、モーパッサンの「女の一生」1883年の方がまだ、人間存在の根本を教えてくれる。(この小説は、芥川龍之介の愛読書のひとつでした。)
芥川龍之介といえば、不朽の名作「英雄の器」がありますが、
○ 警察という権威に一人静かに対峙した映画「ゼロの焦点」の鵜原禎子や、
○ 政府・自衛隊といった権威によって作り上げられた偶像を破壊し、真の事故原因・本当の経過を、辛抱強く・丹念に追う青山透子氏という孤高の女性もまた、項羽や劉邦と同じく英雄といえるでしょう。
「英雄と云うものは、天と戦うもの、・・・天命を知っても尚、戦うもの」という意味において。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/35_15166.html
<引用始め>
日航機墜落事故・自衛隊関与説の著者「科学的証拠で論証している」 (産経) 2025 年 8 月 9 日
https://www.sankei.com/article/20250809-SJHD7QCJPZOKDOMRAYSRFFM3IQ/
12日に発生から40年となる日本航空機123便墜落事故の原因について、自衛隊の関与の可能性を主張している元日航客室乗務員でノンフィクション作家、青山透子氏が産経新聞の取材に応じた。青山氏には事故を題材にした著書が複数ある。産経ニュースが5月1日に青山氏の主張に反論する自衛隊OBらによるシンポジウムなどを報じた際、青山氏は後日取材に応じる意向を示していた。
《青山氏の著書は、123便が相模湾(神奈川県沖)上空中、垂直尾翼がミサイルによって誤射された可能性を指摘する。当時、同湾で護衛艦「まつゆき」がミサイルの実験中だったとして関与を示唆する》
──まつゆきが墜落に関与したのか
「分からない。あくまでも仮説の一つだ」「乗客が機内から外を撮影した風景写真に丸い点のようなものが写り込んでいた。分析すれば、オレンジ色の飛翔体であることが判明した。ミサイルか標的機か、糸の切れたタコみたいにぶつかったのではないか。墜落直前に子供たちが『赤い飛行物体』を見たと証言している」
──まつゆきは事故当時、石川島播磨重工業(現IHI)の所有船舶で、民間人も乗り込んでいたが
「(民間人も含めて)口封じは生半可なものではなかったようだ」
《著書は123便が異変を生じた直後、F4戦闘機2機が即座に追尾し、午後6時56分の墜落を確認したとする。自衛隊の公式発表では、2機のF4が茨城県の航空自衛隊百里基地から飛び立った時間は123便の墜落直後だ》
──墜落直前にF4が追尾したという公式記録はない
「記録と目撃証言は別だ。私が発掘した昭和60年10月号の『上毛警友』(群馬県警本部発行)には、陸上自衛隊第12偵察隊(群馬県榛東村・相馬原)の一等陸曹、M・K氏の手記として『午後6時40分頃、実家(吾妻郡東村 現・東吾妻町)の上空を航空自衛隊のファントム( F4)2機が低空飛行していった』と記されている。遺族の情報開示裁判でも証拠採用された」
「子供の証言も過去の飛行機事故をめぐる裁判で採用されている。1985年・昭和60年9月30日発行の同県上野村立上野小学校の事故に関する文集には『大きい飛行機と小さいジェット飛行機2機』を目撃したと書いている。こういう子は中学校にも何人もいた。当時の校長に2014年(平成26年)6月にインタビューしたが、F4と思われるものが飛行する音を聞いていた。追尾の記録が存在しないから『ない』ということにはならない」
──著書は墜落直前に123便の機長が、追尾する2機のF4と連絡を取り合った可能性を指摘している
「空自が開示しないと分からないと、著書に書いている」
──シンポジウムではF4と民間機が直接交信できないと主張されている
「ウソだ。ならば、民間航空機に領空侵犯された場合、自衛隊機はどう呼びかけるのか。1983年・昭和58年の大韓航空機撃墜事件でソ連軍が民間機と交信した記録もある。それを傍受したのは自衛隊だ。シンポに参加した自衛隊OBに知識がなく、不都合なところがカットされて主張されている」
《著書は、墜落現場で「ガソリンとタールの混ざったような臭い」と感じたという消防団員の証言を紹介。「証拠隠滅」のために自衛隊員が火炎放射器で乗客の遺体やミサイルの痕跡を焼却した可能性を主張する》
「機体の残骸も大学で調べた。ベンゼンや硫黄、クロロフォルムまで入っていた。これらは火炎放射器の燃料に含まれる。科学的思考からすれば、湿度70%超の夏の山にほうり出された遺体が完全に炭化するわけがない。カバンやぬいぐるみはそのままの形で残ったが遺体には二度焼きした痕跡も確認された。他の航空機事故の遺体も調べたが、空に面した方は焦げていても、地面に面した方は生焼きだった」
──自衛隊OBは、火炎放射器を取り出す手続きは簡単ではないと話している
「一方的な意見だ。それをチェックする人はいない。群馬県警察医も『ジェット燃料であんなにも炭化するのかね』と言っている。当時、燃料を作る作業は最低1時間で使用可能だという論文もあった」
◇
《著書は、自衛隊員は事故現場で機長の遺体を真っ先に発見し、目印のため棒で突き刺し、ヘリコプターの移動中、不都合なものを取り除くため制服などを外したと示唆する》
──事故当時、現場指揮に当たった岡部俊哉元陸上幕僚長は「現地は多くの数の人が作業していた。機長の制服を身に着けた遺体が発見されれば、マスコミの写真に写っている」と話す
「真っ赤なウソだ。遺体収容をめぐっては、陸自ヘリコプターによる輸送中、機長の制服をはぎ取った可能性は否定できないと書いている。マスコミや警察がいたという『現地』とは別だ」
──機長の遺体は事故から半月後の8月29日に発見された
「当局の発表で新聞はそう書く。ただ、独自に入手した群馬県の検視資料には機長の遺体は14日に収容されたと記されていた。さらに、看護師は追悼文集に『14日に機長の遺体を検視した』と書いていた。看護師本人にも話を聞いたが、看護師は当時から報道内容に疑問を持っていたが緘口令が敷かれていた。新聞報道は誰かに何かを配慮したとしか思えない」
◇
《著書では事故直後、自衛隊のヘリが山頂でサーチライトを照らしながら、何かを上げたり下げたり、作業していたという上野村の子供たちの目撃証言を挙げて、事故直後に事故現場に入った自衛隊員について「人命よりも優先させた何かがあったのならば」と推測している》
──大型のサーチライトは配備されていなかったようだ
「それは彼らの言い分でしょう」「昭和60年12月に自衛隊内で公式発表された事故原因を疑問視する人たちがグループを結成し、私もインタビューしている。事故当日の午後6時40分に出動が発令されたが、エンジンを切らされ、結局、朝まで待たされていた。彼らは出動ができなかったことに憤りを感じている」
──シンポを主催した「JAL123便事故究明の会」と対話する考えは
「応じない。知識に差がある。教授に対して小学生が対等に話せるわけがない」「自衛隊内部の人はトップクラスも含めて私にメールをくれる。岡部氏のような意見は恣意(しい)的なので聞く必要はない」
──自民党の佐藤正久参院議員(当時)は青山氏の著書が「全国学校図書館協議会選定図書」に選ばれていたことを国会で問題視した
「私がこれだけのものを書いているのは科学的証拠に基づいてきちんと論証しているからだ。選定図書にふさわしくないといわれたことで、本当だったら佐藤氏を訴えたいところだ」
──乗客の遺族が日航に事故機のボイスレコーダー(操縦室音声記録装置)などのデータの開示を求めた訴訟で最高裁は上告を棄却した。
「和解したから聞かせる必要ないという不当判決だった。しかし、文字で公表されているボイスレコーダーには、機長の発言も含め事故発生直後の3分12秒の空白がある。さらに遺族は、平成25年になって事故調が公表した相模湾上空で垂直尾翼に外から11トンの力が加わり破壊されたことや、機体残骸が海底に沈められたまま放置されていることへの再調査の必要性も訴えた」
「いずれにしろ全てボイスレコーダーを出せば、岡部氏の主張も佐藤氏の主張も私たちの主張もクリアになる」(聞き手 奥原慎平)
■ 自衛隊関与説は「全くのデマ」 「JAL123便事故究明の会」会長の岡部俊哉元陸幕長
事故当時、現場で生存者捜索に当たった自衛隊OBらでつくる「JAL123便事故究明の会」会長の岡部俊哉元陸上幕僚長は、陸自第1空挺団の小隊長として生存者の救助、ヘリポートの造成などの指揮を執った。岡部氏が7月28日に国会内で開かれた同会シンポジウムで語った内容は以下の通り。
◇
──123便の墜落直後、自衛隊が秘密裏に現場に駆け付け、火炎放射器で遺体を含めて証拠隠滅したと指摘されることについて
「放射器は全体で31キロの重さ。棒状に火炎を放射するもので、面を焼き払うには大量の燃料を要する。証拠隠滅するための面積は『3・3ヘクタール』と書かれているが、燃料はドラム缶にして16、17缶必要だ。資器材を秘密裏に準備し、搬入、焼却、撤収は不可能だ」
──機長の遺体発見は8月29日ではなく「14日」との説や、自衛隊員が目印のため棒で突き刺した上、ヘリコプターの移動中に制服などを外したという指摘がある
「全くのデマ。遺体は警察の検証が終わった後にわれわれに上がってくる。制服を着た機長がいれば分かる。自衛隊の部隊、マスコミ、消防、ものすごい数の人がいた。密室でやることはあり得ない。ヘリの中も(遺体が)びっちりで足の踏み場もない状態だった」
──会を立ち上げたのは
「子供たちが読む図書館の選定図書に、デタラメな本がノンフィクションとして選定されていると知ったからだ。自衛隊を取り巻く安全保障環境が厳しい中にあって、これでいいのか。(放置したら)子供たちが誤った認識を持ってしまいかねないと危惧している」
■ 日本航空機墜落事故
1985年・昭和60年8月12日、羽田発伊丹行き日航機123便(ボーイング747型機)が、群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」と呼ばれる山に墜落し、乗客乗員520人が犠牲になった単独機として世界最悪の航空機事故。運輸省事故調査委員会は、後部圧力隔壁の不適切な修理によって隔壁が破裂し、それが操縦系統の損壊を招いたと結論付けた。
<引用終わり>
2025年08月25日(月)
V.1.1
平栗雅人
第1話 心をゼロにして
英語ではfocus zero。focusを動詞と考えれば、「先ずゼロに焦点を合わせろ、注意を集中しろ」 → 権威や肩書きに惑わされず、擬似(本物とよく似ていて区別をつけにくいこと)情報に騙されず、心をゼロに(虚心坦懐)にして真実を追究せよ、ということではないだろうか。
映画「ゼロの焦点」の鵜原禎子は、「夫がなぜ自殺をしたのか」という自分自身の心の原点(ゼロ)から、夫に起こったであろう様々な事象を自分の頭で再体験し・検証し、他の事象と関連付けながら、唯一無二の真実への道筋を辿った。
警察のように、始めから(自分たちの妄想や思い込みという)結果ありき、で捜査を開始し、そのまま自分たちの作った陥穽(おとしあな・人を陥れるはかりごと)にはまる、という権威者・権力者たちの悪い習癖とは全く異なる。そしてこれこそ、私たちが日常求められる様々な選択・判断をする際の良きお手本と・悪い見本といえるのではないか。
早い話が、オレオレ詐欺に代表される各種詐欺や陥穽に対し、鵜原禎子のように、地に足のついたしっかりとした信念で対応すべき、という教訓とも言えるでしょう。
第2話 女性的なる科学的精神
日航機墜落事故における青山透子氏の場合も、警察や自衛隊、政府の事故調査委員会といった権威に惑わされず、自分の足で事故現場を含む様々な場所へ行き、自分の目で見、自分の頭でよく考えるという、プリミティブ(素朴)なアプローチを辛抱強く積み重ね、40年間という長い時間をかけて彼女なりの真実に到達した。
そして、この「彼女の観た真実」が、事故関係者のみならず、多くの(真実を求める)日本人の共感を呼び、嘘や欺瞞漬けにされていた人々を覚醒させた(目をさめさせること。迷いからさめさせること)ということなのです。
東京大学の大学院で科学的知識や物理的・化学的分析法といった技術、そしてジャーナリストとしての在り方を学ぶだけでも大変なことです。
しかし、それ以上に大切なことは、彼女があくまでも自分自身の中の疑問と真実への執念を大切にしながら、客観的観測・科学的手法によって少しずつ嘘と真実を分類し、正しい道筋を見失わずに追求する「執念」というか、その道程を見失わない強固な意志である、と私は思います。
女性としての謙虚さ・物腰の柔らかさの裏に秘めた深い確執(自分の意見を固く主張して譲らないこと)という「真実へのアプローチ」こそが、科学的なものの見方・本当の知性というものなのではないでしょうか。
子供の頃読んだ、キュリー夫人(フランスの物理学者・化学者。(1867~1934))の伝記を思い出します。
科学的ものの見方・考え方を、その人性(人の本然の性。人の性質)にまで高めることができた人は「科学の条件」である再現性を発揮することができるのでしょう。
第3話 世界で最も「AI依存症」が進む日本で求められる自我覚醒と科学性
「AI依存症」とは「自分の頭で考えずに、自分の判断・行動を人任せにすること」であり、巨大な仏像や「天皇・政治屋・マスコミ屋・警察屋・戦争屋という偶像」の言うこと・指示・指図・指令をそのまま受け入れる体質のことであり、その意味では、現在多くの日本人が彼らの「操り人形・ロボット人間」と化している。
日本のAI依存症に於ける「AI」とは、在日韓国人体質(三国人体質)の天皇・政治屋・マスコミ屋・警察屋・戦争屋のことであり、本物のAIに比べて、いわば「出来損ないのAI」といえる。
40年前、世にATMが普及し始めた頃、ATM(の機械)が不足していた田舎の銀行では、銀行内に設置されたATMの中に行員が隠れ、人力でATM業務を行っていた、なんていう都市伝説(現代の都市で語り継がれているという根拠の無い噂話)が流布されていましたが、日本の「AI」とはそのレベルのこと。
「韓国脳AI」とは、頭の良さではコンピューターAIの100万分の1だが、国民を騙すテクニックに関してはコンピューターもAIも遠く及ばない、恐ろしい洗脳凶器なのです。
コロナ・ワクチンを3年間で国民の8割が打ったという事実は、もはや日本人が自分の頭で考えず、権威に盲従(是非・善悪の分別なく、ただ言われるままに従うこと)・権力に盲判(文書の内容を吟味せずに承認の判を捺(お)すこと。広辞苑 第七版 (C)2018 株式会社岩波書店)、即ち、精神的に堕落してしまった証、と言えるでしょう。
猥雑(下品な感じがすること。げびて、みだらなこと)な雑誌を見ることは、個人における自然の本能ですが、「権威・権力への盲従」とは、自分や家族・友人をも巻き込む大惨事を引き起こす。80年前、私たち在来種純粋日本人は、外来種偽日本人(弥生人)による権威や権力(者)に騙され(盲判を押させられ)、300万人もの健康で頑健・優秀な若者が無意味な戦争へ駆り立てられ、戦死したのですから。
「オレオレ詐欺」天国の日本
政府(役人)やマスコミ、医者や警察・軍人といった日本の支配層が、「権威への盲従」を奨励しているのですから、巷に「詐欺犯罪」が無くなるわけがない。むしろ、日々あの手この手の詐欺事件が頻発・増加している。
求む「ミニ鵜原禎子・青山透子氏に続く者」
そんな今、在来種純粋日本人が権威や権力者に騙されず、自分自身で日々直面する様々な問題を解決する、自分の目と足と頭を使って解決しようという意志を涵養すること。これこそが、「オレオレ詐欺」に代表される、「権威・権力者による、命や全財産まで奪う詐欺」に対処する唯一の防御策といえます。
外国人に騙されるとか、オレオレ詐欺の被害に遭うのは、まだ自分一人・その時の金銭のことだけですが、政府に騙されると、他国への干渉・侵略(かつての中国侵略)や虐殺(731部隊・南京大虐殺)に関与させられて、一生悔いが残ります。
反政府・反体制ということではなく、政府(公務員)とか医者に騙されないように、ということなのです。
「天皇だの首相だの警視庁長官が偉い」なんていう、虚構・偶像・妄想に騙されないようにする。自分の子供を守るとは、そういうしっかりとした自我を持つ子供に育てることではないのでしょうか。
そんな道へのひとつの指針・一例ではありますが、青山透子氏の著作を読み、子供にも読ませて「科学的な思考法・ものごとの追求の仕方」を学ばせるのは、最も現実的で実用的であると思います。
「日航123便墜落事件 四十年の真実」書評抜粋
○ 真実を知りたい方々には必読の1冊。
○ 文章が各種データを基に論理的に展開されている。
○ 他のどのような関連書籍より具体的且つ客観的に調査・記述されている。
○ この事件に興味を持つ人だけで無く、人文系、社会科学系の特に修士論文、博士論文を書いている院生さんが、日本語文章の書き方としての「論文の書き方」を学ぶ上で参考になる書物。
○ 幾多の妨害に遭いながらも、細かな資料にまで目を通し、真実を導き出そうとする青山さんの熱意、行動力、分析力に、敬服するばかり。
第4話 「終わりの始まり」これからの「日航機墜落事故」
40年間を費やした青山通子氏の労作論説によって、すでに政府・自衛隊・JALは「詰(つ)んでいる(将棋で、駒の逃げ場がなくなる。また、王将の逃げ場がなくなり負ける)」
あとは、
○ 相模湾海底160メートルに取り残された尾翼の回収(タイタニックを引き上げるよりずっと簡単らしい)
「タイタニックとFR(連邦貯蓄銀行)の陰謀」
Stop the New World Orderさんのサイトより
https://blogs.yahoo.co.jp/sayonarakkk_0627/34882413.ht
ベンジャミン・グッゲンハイム、イジドー・ストラウス(メーシーズ百貨店の社長)、ジョン・ジェイコブ・アスター4世 - 世界で1番でなくとも、最も裕福だった男の1人。
彼らは、この船が沈没した時に死亡した。
この3人は、連邦貯蓄銀行の設立に反対していた主要人物だった。1912年までに、連邦貯蓄銀行に対する反対派はすべて抹殺されていた。
○ 日航機ボイスレコーダーの全文公開
○ 自衛隊機ボイスレコーダーの公開(「蟻の兵隊」で明らかになった防衛省の証拠隠滅体質からすれば、すべての証拠・証人は焼却・処分されているでしょうが)
のみ。
これが「終わりの始まり」となる。
第5話 青山透子氏著作リスト(ウイッキペディアより)
<引用始め>
①·『天空の星たちへ:日航123便 あの日の記憶』2010年4月29日、マガジンランド ISBN 4-94410-190-2
②·『日航123便 墜落の新事実:目撃証言から真相に迫る』2017年7月30日、河出書房新社 ISBN 978-4-309-02594-0 - 全国学校図書館協議会選定図書
③·『日航123便墜落 疑惑のはじまり:天空の星たちへ』2018年5月28日、河出書房新社 ISBN 978-4-309-02702-9
④·『日航123便墜落 遺物は真相を語る』2018年7月21日、河出書房新社 ISBN 978-4-309-02711-1 - 全国学校図書館協議会選定図書
⑤·『日航123便 墜落の波紋:そして法廷へ』2019年7月12日、河出書房新社 ISBN 978-4-309-02812-5 - 全国学校図書館協議会選定図書
⑥·『日航123便墜落:圧力隔壁説をくつがえす』2020年7月21日、河出書房新社 ISBN 978-4-309-02906-1
⑦·『日航123便墜落事件 JAL裁判』2022年12月2日、河出書房新社 ISBN 978-4-309-03052-4
⑧·『日航123便墜落事件 隠された遺体』2024年8月13日、河出書房新社 ISBN 978-4-309-03202-3
⑨ 「日航123便墜落事件 四十年の真実」2025年7月4日、河出書房新社
ISBN 978-4-309-03973-2
<引用終わり>
先の大戦中より、政府や大日本帝国軍部の「科学的思考の欠如」を(戦争中は言えなかったが)強く訴えていたのが、かの寺田寅彦博士の弟子であった中谷宇吉郎博士でした。
中谷宇吉郎(物理学者。石川県生れ。東大卒。北大教授。雪の結晶・人工雪を研究し、氷雪学を拓いた。随筆家としても知られる。著「雪」「冬の華」など。(1900~1962))
https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1569.html
2025年08月26日(火)
V.2.1
2025年08月27日(水)
V.3.1
2025年08月28日(木)
V.3.2
平栗雅人
「ゼロの焦点」と「日航機墜落事故」 V.3.1 @MasatoHiraguri
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。「ゼロの焦点」と「日航機墜落事故」 V.3.1の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます