切なすぎて虹の橋なんて壊れたらいいと思う
- ★★★ Excellent!!!
なんとも言えない切ない気持ちになりました。
作者様は愛犬トニーとの別れを通して、死と向き合う痛みと、感情の複雑さを静かに、しかし深く綴られたのがわかります。
涙の出ない自分に戸惑いながらも、確かに存在した命を思い出し、喪失を実感していく過程が胸を打ちます。泣くから悲しい、泣かないから悲しくないわけではない、その気持ちわかります。
泣く=悲しい なら、亡き女と言う商売は存在しませんから。
トニーへの恋慕とどうしようもない無力さが、胸に残ります。
でもね、きっとまた、トニーは容れ物を変えて帰ってきますよ。本当です。